JCBカードWの審査難易度は低い？アンケート結果と審査通過のポイントを徹底解説！

JCBカードWの基本情報

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
JCBカードWは、18歳〜39歳以下の方限定で申し込める年会費無料のクレジットカードです。

1度発行してしまえば、40歳以降もそのまま年会費が無料で使い続けられます。

またポイント還元率が1.00％～10.50％と高還元率である点も魅力の1つです。

JCBのパートナー店舗で利用すると、ポイントがいつでも2倍還元されるので、コスパの高いクレジットカードと言えます。

JCBカードWの位置づけ

JCBカードWは、JCBが発行するクレジットカードのなかで、もっともグレードの低いクレジットカードです。

以下の階層に照らし合わせると、ピンク色の一般クレジットカードに該当します。

JCBカードWは審査からカード発行まで最短3営業日

JCBカードWの審査からカード発行までの時間は、最短3営業日です。

ただし本人確認方法によって、カード発行までの期間が異なります。

以下の表に、本人確認方法別にカード発行までの期間をまとめたので、見ていきましょう。

JCBカードWの審査対象は18歳以上39歳以下

JCBカードWの審査基準は、公式で公表されていません。

審査基準をたとえるなら、テストの解答用紙です。

解答用紙に答えが書かれていれば、まったく勉強していなくても100点が取れてしまいますよね。

上記のように、審査基準を公表してしまうと、審査基準に沿った申込内容を記載して、あらゆる対策をとって不正利用されるリスクがあります。

そのためJCBカードWに限らず、クレジットカードの審査基準は公表されていません。

しかし申込対象は、公式サイトで以下のように明記されているため、入会に厳しい条件が設けられていないと判断できます。

申込時の年齢が、18歳以上39歳以下であれば、社会人・学生に関わらず審査対象となります。

JCBカードW審査通過するための注意点

JCBカードWの審査を通過するためには、以下4つの項目に注目してください。

それぞれ順番に解説していきます。

申込内容に不備がないか

どのクレジットカードを申し込むときにも共通していますが、申込内容に不備がないようにするのは、審査落ちを避ける重要な項目です。

クレジットカードを申し込むときは、自身の住所だけでなく勤め先の情報など、入力項目が多いです。

またパソコンやスマホの操作が苦手な場合、入力ミスをしてしまうかもしれません。

上記のような入力ミスがあると、審査担当者から申込内容と事実が異なると判断されるため、審査に悪影響を与えてしまいます。

申込内容に不備があると審査がスムーズに進まなくなり、カード発行までに時間がかかってしまうので、不備がないか確認してから申し込んでください。

虚偽の申告をしない

JCBカードWの申込内容に、虚偽の申告をしないという点も心得ておきましょう。

たとえば借金があったり、過去に支払遅延したりした経験があると、「審査に落ちるのではないか」という不安がありますよね。

しかし虚偽申告が発覚してしまうと、カード発行できないだけでなく、今後申し込みできなくなってしまう恐れがあります。

たとえば以下のような項目は自分を大きく見せてしまいたくなりますが、正直に入力して申し込みしてください。

もし収入に自信がなくても、審査に大きな不安を抱える必要はありません。
前述したとおり、年収200万円未満の方でも審査通過した実績があるので、収入の少ない方であっても問題ないでしょう。

キャッシング枠は設定しない

JCBカードWの審査に通過するために、キャッシング枠は設定しないようにしてください。

クレジットカードの利用枠には、以下2つの枠が設けられています。

キャッシング枠は、クレジットカードをとおして、お金を借りられる枠のことを言います。

いわゆる借金なので、カード会社側もお金を貸す立場として、慎重な審査が必要になってくるのです。

そのためキャッシング枠を申請すると、審査に通過する確率がグッと下がってしまいます。

多重申込は避ける

短期間の間に、複数のクレジットカードを申し込むと、多重申込と判断されてJCBカードWの審査に通過しにくくなります。

なぜ多重申込がカード会社から敬遠されるのかというと、以下2つの理由があるからです。

クレジットカードの支払いは、締め日まで利用した分が、約1ヶ月後に請求されます。
そのため極論、手元に現金がなくてもショッピングを楽しめたり、さまざまな支払いに利用できたりします。

便利であるがゆえ、複数枚同時に申し込んでいると、以下のような疑念を抱かれかねません。
「いま相当お金に困っているのかな？」
「ちゃんと支払ってくれるのかな」

クレジットカード会社もリスクを回避するために、審査落ちというジャッジを下す可能性があるため、多重申込は避けてください。

なおクレジットカードの申込情報は、信用情報に登録される内容です。

JCBが加盟している信用情報機関は、CICとJICCです。

そのため上記2社に、申込情報が6ヶ月間登録されます。

たとえば1ヶ月間にクレジットカードを3枚申し込んだら、多重申込という記録が、6ヶ月間記録が残り続けます。

そのため多重申込に心当たりがあるなら、6ヶ月後が1番審査通過の確率が高いタイミングです。

すぐにカードが必要という状況であっても、信用情報に要らぬ記録を残さないために、多重申込は避けてください。

FP / 飯田

クレジットカードを絶対に欲しい、何が何でも審査に通過したいなら、キャッシング枠を無しにして申し込むことです。

また、同時に複数のカードに申し込んでしまうと、お金に困っている人という印象を与えてしまい、審査に通りにくくなる可能性が高くなります。

もちろん申込書は正確に記入する、虚偽申請はしないということは、大前提です。

JCBカードWの審査～カード発行までの期

JCBカードWは、申し込んでから審査を経て、カードが手元に届くまでの期間を、以下のように公開しています。

※9：00から20：00（受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い） 顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）

上記のモバ即というのは、モバイル即時入会サービスという入会方法です。

カード到着の前に、一足先にカード情報を確認して、カードを利用できるサービスとなっています。

ではモバ即についてさらに詳しく解説していきます。

モバ即ならJCBカードWを最短5分で発行

前述したとおり、モバ即で申し込むと、JCBカードWが最短5分で発行できます。

カードが手元にないのにどういうこと？

なぜ最短5分発行が可能なのかというと、JCBカードWが以下の電子決済に対応しているからです。

上記の電子決済を可能としているため、物理カードがなくても、スマホにカード情報さえあれば利用できるという仕組みです。

モバ即で入会するには、以下の条件を満たす必要があるので、確認しておきましょう。

モバ即が利用できるのは20歳からです。

そのため18歳以上という、申込条件を満たしているからといって、モバ即が利用できるわけではありません。

18歳・19歳の方は、通常申込でカード到着を待って、カードを利用しましょう。

なおカメラ機能搭載のスマホが必要な理由は、モバ即で申し込む際に、顔写真付きの本人確認書類を提出する必要があるからです。

FP / 飯田

JCBカードWの最短カード発行時間は、わずか5分。申し込みをして、ちょっと別のことをしていたら審査に通ってカードが発行されてしまったというくらいにあっと言う間です。

ただし5分で発行できるのは【モバ即】と言って、モバイル即時入会サービスで申し込んだ場合のみ。通常の申し込み方法では1週間程度時間がかかります。

急いでいるなら、モバ即を選ぶのがベストです。なおモバ即が20歳以上のみですので注意して下さい。

JCBカードWの審査結果を確認する方法

JCBカードWの審査結果は、入会メッセージボックスという、専用のカード判定状況ページから確認できます。

なお入会メッセージボックスへログインするには、以下2つの項目の入力が必要です。

ログイン後、入会状況のステータスは以下表に記載したメッセージが表示されます。

上記のうちNo.2は、申込内容に確認事項がなければ表示されません。

逆にNo.2が表示されると、申込情報に不備があり、審査に時間がかかっていると判断できます。

JCBからなんらかのメールが来ているかもしれないので、電話・SMSやメールなどをチェックしてください。

JCBカードWの審査に落ちても理由は教えてくれない

もしJCBカードWの審査に落ちた場合、JCBカードに問い合わせたとしても、どういった理由で審査に落ちたか回答してもらえません。

なぜ回答できないかは、JCBカード公式サイトで、以下のように公開されています。

要するに審査落ちの理由を知るには、「自身で情報開示して理由を探ってください」という内容です。

前述したとおり、JCBが加盟している信用情報機関はCICとJICCです。

どちらかで情報開示を行えば、以下サンプルのような開示報告書を確認できます。

なおピンクで囲った返済状況という箇所に、【異動】の文字が記載されていると、事故情報として取り扱われています。

CICが事故情報として、【異動】と記載する基準は、返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延（延滞）があるものまたはあったものです。

FP /飯田

5分で発行できると言っても気になるのは審査に通るかどうか。審査結果は入会メッセージボックスで確認できますよ。

審査状況は、No.1～5で表示され、特に注意すべきはNo.2。確認事項ありとなっており、場合によってはこちらで対処しなければならないことがありますので注意して下さい。

万一、審査に通らなかったときには、理由は教えてもらえませんが、各種支払で滞納や延滞があるときには、審査は通りにくくなっています。

JCBカードWの審査関連口コミを紹介！

クレワンでは2023年6月9日（金）～6月16日（金）で、JCBカードWの満足度調査を行いました。

ここからは実際にJCBカードW利用経験者の口コミを見ていきましょう。

なおアンケート内容は以下のとおりです。

20代前半女性　大学生 / 大学院生

30代前半男性　会社員

JCBカードWの審査に落ちてしまったら他社カードを検討

もしJCBカードWの審査に落ちてしまっても、若年層におすすめのコスパに優れたカードは多くあります。

なかでも以下2つのカードは、年会費無料で利用できるためおすすめです。

年会費無料のカード

• JCB CARD EXTAGE
• ライフカード

各カードの基本情報

	JCB CARD EXTAGE	ライフカード
カードフェイス
申込資格	18歳以上29歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上29歳以下で学生の方。	日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方。
年会費	1,375円（税込）	無料
家族カード年会費	440円（税込）	無料
限度額	非公開	上限200万円
還元率	0.5％～5.0％	1.5％※初年度のみ
海外旅行傷害保険	最高2,000万円（利用付帯）	なし
国内旅行傷害保険	なし	なし
空港ラウンジサービス	なし	なし
ショッピング保険	海外：最高100万円 国内：なし	なし
電子マネー	Apple Pay Google Pay™ QUICPay	Apple Pay Google Pay™
国際ブランド	JCB	Visa Mastercard® JCB
特長	学生や10代・20代をターゲットにしたカード 独自のボーナスポイント制度あり	誕生日月は還元率3.0％ 最短2営業日でカード発行 新規入会で10,000円相当のポイントプレゼント
詳細	公式サイト	公式サイト

それぞれカードの基本情報を解説するとともに、特徴を紹介していきます。

JCB CARD EXTAGE

JCB CARD EXTAGEは、JCBカードのなかでも、学生や10代・20代をターゲットにしたカードです。
そのため収入面で審査に不安のある学生にとって、申し込みやすいクレジットカードの1つです。
また大きな特徴として、JCBカードWとスペックが同じという点が魅力の1つ。
ただし次項で解説している注意点をしっかり把握したうえで、検討してみてください。

JCB CARD EXTAGEの注意点

JCB CARD EXTAGEは、学生や10代・20代をターゲットにしているため、JCBカードWよりも申し込みやすいというメリットがあります。
いっぽうで以下2つのデメリットがあるため、事前に把握しておきましょう。

JCB CARD EXTAGEのデメリット

• 5年後の更新時には、1,375円（税込）の年会費が発生する
• 更新時までに退会すると発行手数料2,000円を取られる

JCB CARD EXTAGEは、上記に記載したとおり、5年後の更新時には年会費が発生してしまいます。
くわえて年会費が発生してしまう前にカード解約すると、発行手数料として2,000円取られます。
つまり1度所持すると、年会費か発行手数料のどちらかで、お金を払う必要があるのです。
JCBカードWは特別な条件なく、年会費がずっと無料なので、大きな差に感じるかもしれません。
とはいえ年会費1,375円（税込）は、月単位で割ると約115円です。
月に1度コンビニでジュースを買うくらいの負担なので、大きな負担にはなりにくいでしょう。
JCBカードWと同等スペックのクレジットカードを、月115円で所持できるなら、安い金額かもしれませんね。

またJCB CARD EXTAGEは、信用情報が真っ白な若年層にとって、信用情報を積むためにもつカードとしてもおすすめです。

JCB CARD EXTAGEの申し込みはこちら

ライフカード

ライフカードは、幅広い年齢層に向けたクレジットカードです。
申込対象を見てみると、【日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方】とシンプルな条件です。
つまり「18歳以上の成人であれば、誰でも申し込みできますよ」というカードと言えます。
年会費も永年無料であるため、カード所持による負担がないのも選びやすいポイントです。
上記のようなシンプルなクレジットカードですが、以下のような特徴があります。

ライフカードの特徴

• 入会初年度は還元率1.5％
• 誕生日月は還元率3.0％
• 最短2営業日でカード発行
• 条件達成で最大10,000円キャッシュバック※

※ご利用可能枠3万円超えのカードがプログラム対象

最短2営業日のスピード発行に対応しています。

くわえて初年度は還元率1.5％なので、コスパに優れた1枚と言えるでしょう。

なかでも注目は、新規入会限定で最大10,000円キャッシュバックのプログラムです。

どのような条件なのか詳しい内容を次項で解説していきます。

【新規入会限定】最大10,000円キャッシュバックの条件

ライフカード新規入会による、最大10,000円キャッシュバックには、以下3つの条件があります。

キャッシュバックを受けるための条件

• アプリログイン
• ショッピング利用
• 水道光熱費の支払い

なおそれぞれの条件達成ごとに、キャッシュバックされる金額が異なります。

達成条件とキャッシュバックされる金額

アプリログイン	1,000円キャッシュバック
ショッピング利用	6,000円キャッシュバック
水道光熱費の支払い※	最大3,000円キャッシュバック

※1,000円以上のご利用明細が対象です。
※特典進呈時に引落金額がキャッシュバック金額以上である必要があります。

なおポイント進呈は入会から5ヶ月後に進呈されるので、すぐにキャッシュバックが受けられるわけではありません。

以上の内容をふまえたうえで、使ってみたい方は申し込みに進んでください。

つづいてライフカードの審査難易度について解説していきます。

ライフカードは消費者金融系カードだから審査難易度が低い

ライフカードは、アイフル株式会社の子会社である、ライフカード株式会社が発行するクレジットカードです。

そのため銀行や信販会社が発行するクレジットカードに比べて、審査がゆるい傾向にあります。
たとえば信販会社なら、さまざまなローンの立て替えを行っています。

いっぽうで消費者金融は個人の小口融資がメイン事業です。

独自の審査基準を設けており、特典や付帯保険などが、ほかのカード発行会社と比べて少ないです。

そのため消費者金融系のクレジットカードは、審査難易度が低いとされています。

クレジットカードのカード発行会社ごとの、審査難易度は以下の表を参考にしてください。

カード発行会社ごとの審査難易度

銀行系	高
交通系	高
信販系	中
流通系	中
消費者金融系	低

どのような審査を行っているかは公表されていませんが、審査難易度が低いとされている消費者金融系のクレジットカードは、独自の審査方式を採用しています。

とはいえ審査が甘いという訳ではないので、確実に審査に通るわけではありません。

しかし申し込みやすさだけでいえば、JCBカードWよりはハードルが低いでしょう。

ライフカードの申し込みはこちら

FP / 飯田

JCBカードWの審査に落ちてしまった場合には、新たなカードを検討してみましょう。

カード会社にはさまざまな種類がありますが、比較的に審査が通りやすいのが消費者金融系や流通系などです。反対に、銀行系のハードルは高めに設定されています。

とはいえ、他のカードの審査に落ちた理由が信用情報の事故が原因で、滞納や延滞の記録があるときには、カードの発行そのものが難しいのが現状です。

まとめ

JCBカードWは、年齢制限以外に細かな条件が設定されていません。

くわえてJCBが発行するカードのなかでも、グレードが一番下のカードであるため、審査のハードルは低いと言えるでしょう。

年齢さえクリアしていれば、年収など気にする必要はないので、学生や主婦も申し込みやすいカードです。

また一般申し込みなら審査期間が最短3営業日、モバ即を利用すれば最短5分※でカード利用できる手軽さが魅力です。

※9：00から20：00（受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い） 顔写真付き本人確認書類による本人確認。（運転免許証／マイナンバーカード／在留カード）

申し込む際は、この記事で紹介した以下4つの注意点を守って、審査通過の可能性を上げましょう。