クレジットカード支払いを待ってもらうってできる?払えないリスクと対策を解説
クレジットカードの支払い期日が迫るなか、クレカの支払いにあてるお金が足りない状況に気づいて、焦ってしまうことってありますよね。
「支払い日をあと2〜3日待ってくれれば払えるのに・・・」と考える気持ちもわかります。
ただ残念ながら、クレジットカードの支払いを待ってもらうことはできません。
クレジットカード会社に相談して、「〇〇日までにお支払いいただければ大丈夫です」と言われることがあっても、支払い期日を過ぎてしまったことは記録に残るのです。
この記事では、クレカの支払いができないとどうなるのか、待ってもらえないならどのように対策すればいいのかを解説します。
- クレカの支払いをノーリスクで待ってもらうことはできない
- クレカ代を払えないと利用停止・強制解約・ブラックリスト入りなどのリスクがある
- クレカの支払いを待ってもらえないときの対策5選
- クレカの支払いが待ってもらえないときのNG行為
結論、もっともリスクの少ない対策は、少額短期の無利息ローンを活用する方法です。最大30日間の無利息サービスを利用すれば、クレカの支払いに遅れることも、ローン返済で利息が発生することもありません。
まずはクレカの支払いが待ってもらえないのはなぜなのか、詳しく解説します。
【結論】クレカの支払いをノーリスクで待ってもらうことはできない
クレジットカードの支払いは、支払い期日を1日でも過ぎると、遅延損害金や利用停止などのペナルティが発生します。
そのため、クレジットカードの支払いを、ノーリスクで待ってもらうことは不可能です。
カード会社に相談すれば次の支払い日を設定してもらえる
という方も多いでしょう。
支払い期日の2〜3日後には支払えるという場合、クレジットカード会社に相談すれば、次の支払い日や引き落とし日を設定してくれる場合があります。
クレジットカードの支払いを待ってもらいたいときは、まずクレジットカード会社に問い合わせてみてください。
ただし、新しい支払い日に支払った場合でも、支払い遅れの事実は変わりません。
カード会社の顧客情報には、支払い遅れの記録が登録され、信用情報にも未入金の記録が残ります。
- 信用情報とは?
- クレジットカードやローンなどの信用取引の履歴をまとめた個人情報のこと。CICやJICCといった個人信用情報機関に記録されていて、クレジットカード審査やローン審査で参照することが義務付けられている。
田中
ただし、支払い期日にクレカ代が支払えないことをカード会社に伝えることには、未払いのリスクを最小限に抑えるメリットがあります。
続いては、クレカ代が払えないとどうなるのかを解説します。
クレカ代が払えない!未払いだとどうなる?
クレカ代が払えない未払い状態には、以下のリスクがあります。
- 1日でも遅れると【利用停止】になる
- 【遅延損害金・手数料】が発生する
- 【督促状・催告書】が届く
- 約3ヶ月の未払い・遅延で【強制解約】になる
- 信用情報が傷つき【ブラックリスト入り】
- 【財産の差し押さえ】の可能性もある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1日でも遅れると【利用停止】になる
クレジットカードの利用代金を支払い期日に支払えなかった場合、支払い期日の翌日から、クレジットカードが利用停止になることがあります。
たとえばイオンカードでは、支払い期日に支払いが確認できなかった場合に、即利用停止になることが公式サイトに記されています。
お引き落としができなかった場合、カードのご利用を制限させていただいております。
ご請求金額をお引落とし日(毎月2日 ※金融機関休業日は翌営業日)以降に、お振込みにてお支払いいただいた場合、利用可能額に反映するまで2〜3営業日ほど時間がかかります。
なおクレカ代の未払いからカード利用停止までの期間は、クレジットカード会社によって異なり、明確な期間は公表されていません。
原則として、未払い状態になると、クレジットカードが即利用できなくなると考えておきましょう。
【遅延損害金・手数料】が発生する
クレカの支払い期日に支払いが間に合わなかった場合、支払いが完了するまでの期間に応じた遅延損害金が発生します。
また引き落とし日を再設定してもらった場合には、再振替手数料や振込用紙送付手数料を請求される可能性もあります。
たとえば楽天カードだと、遅延損害金が年率14.6%、再振替手数料は220円(税込)です。
会員は、カードショッピングの支払金の支払いを遅滞したことにより当社が金融機関に再度口座振替の依頼をした場合は再振替手数料として1回につき220円(税込み)、振込用紙を送付した場合は、振込用紙送付手数料として送付回数1回につき220円(税込み)を別に支払うものとします。
楽天カードで10,000円の支払いを3日間延滞した場合の手数料
【督促状・催告書】が届く
クレジットカードの未払いが発生し、未払いを放置していると、自宅に督促状(とくそくじょう)が届きます。
督促状とは、クレジットカードの支払いを催促する書類のこと。
支払いを催促する文面と支払い期日、総支払額が記載されています。
督促状が届いてもなお未払いが続くと、こんどは催告書(さいこくしょ)が届きます。
催告書は、督促状と同じ内容が記載されているのですが、それだけではありません。
これ以上未払いが続くと法的措置を実行すると記載されています。
催告書は、クレジットカード会社からの最後通告だと覚えておきましょう。
約3ヶ月の未払い・遅延で【強制解約】になる
クレカの支払い期日から約3ヶ月が経過すると、クレジットカードが強制解約になります。
なお強制解約になるまでの期間は、カード会社によって異なり、具体的な日数は公表されていません。
ただしクレジットカード会社が登録している指定信用情報機関(CIC)では、「返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの」を信用情報に登録するとしています。
そのためクレジットカード会社でも、約3ヶ月をめどに、未払いが続く顧客を強制解約していると考えられるのです。
信用情報が傷つき【ブラックリスト入り】
先に紹介したとおり、クレジットカードの支払い期日から61日以上または3ヶ月以上の遅延があると、信用情報に滞納の履歴(異動情報)が残ります。
信用情報に異動情報が記録されることを、一般的にはブラックリスト入りと言います。
田中
信用情報に記録された異動情報は、支払い完了から5年間は抹消されません。
未払い金を払い終えたとしても5年間は、新たにクレジットカードを作ることも、ローン契約もできないと覚えておいてください。
【財産の差し押さえ】の可能性もある
カード会社からの催告書が届いてもなお未払いを続けると、裁判所を介して給与や財産の差し押さえが実行される可能性があります。
法律により、給与すべてが差し押さえられるわけではないものの、クレカ支払い以外の支払いも困難になるのは間違いありません。
最悪の事態を防ぐためにも、クレカの支払いを待ってもらえないときの対策を確認しておきましょう。
クレカの支払いを待ってもらえないときの対策5選
クレカの支払いを待ってもらうことはできません。
ただし以下の対策によって、支払い遅れそのものを防げる可能性があります!
自分に合う方法がないか、確認していきましょう。
【期日に余裕があるなら】支払い方法を変更する
支払い期日まで余裕がある方は、支払い方法を変更できないか確認してみてください。
一括払いだと支払えない請求額も、分割払いやリボ払い、ボーナス払いに変更すれば支払えるかもしれません。
代表的なクレジットカードの、変更期限をまとめてみました。
カード名 | 支払い方法の変更期限 |
---|---|
楽天カード | 支払い期日から2営業日前の前日まで(楽天銀行など) 支払い期日から3営業日前の前日まで(みずほ銀行、りそな銀行、横浜銀行など) 支払い期日から4営業日前の前日まで(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行など) 支払い期日から5営業日前の前日まで(その他、信用金庫など) |
イオンカード | 毎月19日の23時59分まで |
エポスカード | 当月17日ごろまで ※引き落とし金融機関や月により異なる |
JCBカード | 支払い期日の約1週間前の19時55分まで ※一部金融機関は約10日前まで |
ライフカード | 支払い期日の約1週間前まで(口座振替の場合) 支払い期日の前日(振込の場合) ※支払い期日が3日の方は前月の末日まで |
三井住友カード | ご利用日~翌月7日まで |
三菱UFJカード | 支払い期日の約7日前まで ※支払い月によって異なる |
また変更期限を過ぎている場合でも、電話にて直接問い合わせれば、支払い方法を変更してもらえる場合があります。
支払い期日に間に合う金額に変更できた場合、返済遅れの履歴は残りません。
【期日まであと2日あるなら】単発バイトでクレカ代を稼ぐ
支払い期日の前日に、日雇いバイトでクレカ代を稼ぐことができれば、クレカの支払いに遅れずに済みます。
たとえばスキマバイト募集サービスのタイミーは、面接や登録会など不要で、アプリをダウンロード後、すぐ日雇いバイトを探せますよ。
アルバイトを募集している仕事の中には、日給5,000円以上のアルバイトもあります。
1日だけの日雇いバイトでも、クレカ支払いに必要なお金を稼げるかもしれません。
【期日が明日なら】少額短期の無利息ローンを活用する
という人は、少額短期の無利息ローンを活用して、クレカ代を確保しましょう。
無利息期間を活用して借りたお金を返済すれば、クレカの支払いに遅れることも、借り入れに対する利息を支払うことなく、問題を解決できるからです。
田中
実は、日本には貸金業者のサービスを利用している人が、約 1,016 万人もいるんだ!これは、割合にすると20歳以上の日本人の約 10 人に 1 人が貸金業者のサービスを利用していることになるよ。
今日中にお金を借りることができれば、クレカの支払いに遅れずに済みます。
たとえばテレビCMでも有名なアイフルなら、最短18分で、クレカの支払いに必要なお金を用意できます。
※申込の時間や曜日、審査により希望に添えない場合があります
初めてアイフルを利用する場合、初回契約日翌日から最大30日間の無利息サービスがあるため、次のお給料で完済すれば利息は0円です。
当然、アイフルを利用しても信用情報は傷つかないので、安心してください。
アイフルでお金を借りるために必要なものは、本人確認書類のみ!
一度利用してもう使わないという方は、完済後すぐ解約手続きすることで、借りすぎを防げますよ。
田中
限度額 | 金利 | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|---|
最大800万円※1 | 年3.0%~18.0% | 最短18分※2 | 最短18分※2 |
学生 | パート アルバイト |
職場に 電話なし |
郵送物なし |
- アイフル
がおすすめな方 - アイフル
が不向きな方
- 無利息サービスを活用したい方
- 最短18分でお金を借りたい方
- 誰にもバレずに借りたい方
※1 当社のご利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
※2 お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合がございます。
なお、アイフルをすでに利用したことがあるという方は、アイフル以外のおすすめカードローンを紹介している以下の記事を参考にしてください。
【期日が明日なら】不用品を売る
自宅にある不用品を売れば、クレカの支払いに遅れずに済む可能性があります。
中古品買取店に持ち込めば、その場で現金を手にできるので、自宅の掃除のついでにクレカの利用代金を稼いでみるのはいかがでしょうか。
不用品を売る以外にも、至急お金を作る方法について以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
【最終手段】家族や友人を頼る
ここまでに紹介したすべての対策にどうしても踏ん切りがつかない方は、家族や友人に頼ってでも支払い遅れを防ぐことをおすすめします。
クレジットカードの未払いで信用情報が傷つくと、人生に大きな悪影響を及ぼすからです。
そのほかにも、勤務している会社の福利厚生を活用して、会社からお金を借りることができるかもしれません。
という方も多いでしょう。
どうしても家族や友人を頼れない方は、無利息ローンを活用してください。
アイフルなら、申込者の99.7%に対し、自宅や勤務先への電話連絡を実施していません。
誰とも一言も会話することなく、スマホの操作のみで、クレカの支払いに必要なお金を用意できますよ。
限度額 | 金利 | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|---|
最大800万円※1 | 年3.0%~18.0% | 最短18分※2 | 最短18分※2 |
学生 | パート アルバイト |
職場に 電話なし |
郵送物なし |
- アイフル
がおすすめな方 - アイフル
が不向きな方
- 無利息サービスを活用したい方
- 最短18分でお金を借りたい方
- 誰にもバレずに借りたい方
※1 当社のご利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。
※2 お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合がございます。
クレジットカードが払えなくても絶対やってはいけないこと
クレジットカードの利用代金が期日までに支払えず、切羽詰まっている状態だとしても、以下の対応を絶対にしてはいけません。
- カード会社に事情を伝えない
- カード会社からの連絡を無視する
- クレカのショッピング枠現金化
- 個人間融資や闇金(違法業者)の利用
上記の対応がなぜNGなのか解説します。
カード会社に事情を伝えない
クレカの支払いを待ってほしいとき、どうしても支払いが難しいとき、カード会社に事情を伝えないのは絶対にNGです。
事前の連絡がなにもないまま、支払い期日に利用代金が支払われないことが、カード会社の信用を最も下げてしまうからです。
また支払い期日を迎える前に相談すれば、カード会社から分割払いやリボ払いなど、支払い期日に支払いを間に合わせるための提案をもらえる可能性もあります。
どうしてもカード会社にバレたくない方は、単発バイトや無利息ローン、不用品を売るなどして、支払い期日までに足りない利用代金を用意しましょう。
カード会社からの連絡を無視する
「カード会社からの連絡ではじめて、口座からクレカ代が引き落とされていないことに気づいた!」という方もいますよね。
クレカの支払い期日に支払いが完了していない場合、カード会社から電話、あるいはショートメッセージ・メールが届くはずです。
カード会社からの連絡は、絶対に無視してはいけません。
とくに電話連絡は緊急性が高いため、必ず対応してください。
カード会社からの連絡や督促状、催告書を無視すると、強制解約までの期間が短くなってしまう危険があります。
田中
クレカのショッピング枠現金化
購入した商品を売却して、現金化することを目的としたクレジットカードの利用は、利用規約に違反する可能性が高いです。
クレジットカードの現金化とも呼ばれ、なかには現金化を斡旋するようなサイトも存在します。
利用規約に違反すると、即強制解約の可能性もあるため、現金化サービスの利用は絶対にやめましょう。
田中
個人間融資や闇金(違法業者)の利用
SNS上で「お金貸します」と投稿しているアカウントや、「審査なしでブラックでも貸します」とうたう業者は、確実に違法業者です。
正規の貸金業者は法律により、安易な貸付けを助長する宣伝行為を禁止されているからです。
個人的にお金を貸しますというアカウントも確実にアウト。
いわゆる闇金の手口として、問題になっています。
近年広がりを見せているヤミ金の様々な形態の取引である「#個人間融資」「後払い(ツケ払い)現金化」「先払い買取現金化」などといった手法には十分注意が必要です。安易に利用すると、法外な高金利での貸付けやしつこい取り立てなどの被害に遭う危険があります。
お金を借りてクレカの支払いを立て替えるなら、アイフルやアコムなど、正規の貸金業者を利用してください。
大手消費者金融カードローンをすでに利用しているという方は、以下の記事で掲載しているおすすめカードローンの中から、借入先を探してみましょう。
では最後に、今後のクレジットカードの支払い遅れをなくす方法を紹介します。
今後の支払い遅れをなくす方法
クレジットカードの支払い遅れは、一度遅れそうになると、なかなか根本的な改善は難しいものです。
最初から支払いが遅れそうになるとわかって、クレジットカードを利用する人はいませんし、みなさんもそうだったはず・・・。
田中
- 利用状況を毎日確認できるようにする
- 支出を見直す
- 利用限度額を減額(減枠)する
利用状況を毎日確認できるようにする
利用状況を毎日確認する習慣をつければ、カードの使い過ぎを防止できます。
そのためには、利用状況を毎日確認できるような環境・仕組みづくりがおすすめです。
たとえばみなさんは、自分が利用しているクレジットカードのアプリをスマホにダウンロードしていますか?
WEBブラウザで確認している方は、ぜひクレジットカードのアプリをダウンロードして、プッシュ通知をオンにしてください。
クレジットカードで支払いが行われるたびに、スマートフォンに通知が届くようになります。
田中
またカードによっては、利用金額が一定を超えるとお知らせしてくれる機能があるアプリもあります。
使いすぎアラート
毎月16日〜翌月15日までのカードご利用金額(キャッシング除く)の合計がお客様の指定した金額に到達したタイミングで、メールやアプリのPUSH通知でリアルタイムにお知らせするサービスです。
アプリの機能もフル活用して、毎日利用状況をチェックする習慣をつけましょう!
支出を見直す
クレジットカードの利用明細を確認する習慣が着いたら、自分が何にいくら使っているかわかってくると思います。
毎月の支払いに追われていると感じる方は、この機会にクレカ払いにしている支出を見直してみてください。
不要なサブスクリプションサービスを解約したり、毎月の外食の頻度を1回だけ減らしてみたり、それだけでも支払い額を数千円は節約できるはずです。
田中
利用限度額を減額(減枠)する
という方は、クレジットカードの利用限度額を減額(減枠)して、そもそもクレジットカードを使い過ぎない状況を作りましょう。
たとえば楽天カードなら、最低10万円まで、利用枠の減枠が可能です。
一度限度額を引き下げても、増枠審査に申し込めば、再度利用枠を増やすこともできますよ。
使い過ぎを徹底的に防ぐなら、利用限度額の減額(減枠)が最も確実な方法です。
田中
まとめ
残念ながら、クレカの支払いを待ってもらうことはできません。
カード会社に相談して、支払い日を再設定してもらうことはできても、支払い遅れの事実は変えられないのです。
また支払い期日を1日でも過ぎると、クレカが利用停止になったり、遅延損害金が発生したりと、何かしらのペナルティが発生します。
クレカの支払いを待ってもらえないときの対策は以下のとおり。
記事では上記の対策を詳しく解説しています。
クレカの支払いを待ってもらおうとするのではなく、支払い遅れそのものを防いでいきましょう。