カードローン審査に関するアンケート調査の結果

更新日:2024.09.06 投稿日:2024.06.13
カードローン審査に関するアンケート調査

フィンクル編集部では、カードローンの審査に申し込んだことがある方400名を対象に、カードローン審査に関する調査を実施いたしました。

この記事では、アンケート調査の結果をもとに、カードローン審査に通過するためのポイントを解説します。

アンケート概要
調査目的 カードローンの審査に不安を感じている方へ、カードローン審査を受けたことのある人の声を届ける
調査対象 過去3年以内にカードローン審査に申し込んだ経験がある人
調査方法 クラウドワークス
調査対象人数 400人
調査実施期間 2021年4月12日(月)~4月26日(月)
調査対象地域 日本
調査主体 フィンクル編集部(株式会社プラスワン)
母集団 20代~50代で、過去3年以内にカードローン審査に申し込んだ経験があるインターネット利用者
この記事の執筆者フィンクル編集部(プラスワン)
株式会社プラスワン
株式会社プラスワン内に発足した、フィンクル編集部。 ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持つメンバーや、これまで5年以上金融メディアに携わってきたメンバーが在籍。 フィンクルならで...

銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも審査が厳しい

今回のフィンクルの調査は、消費者金融カードローンに申し込んだ214人と銀行カードローンに申し込んだ186人に回答いただきました。

その結果、銀行カードローンのほうが消費者金融カードローンよりも審査が厳しいことが判明したのです。

カードローンの種類別審査通過率

少しでも審査に通過する可能性を高めたいなら、消費者金融カードローンから申し込むべきでしょう。

カードローン審査に年齢は影響しない

年齢別のカードローン審査通過率

フィンクル編集部のアンケート調査では、カードローンの審査通過に年齢は影響しないことがわかりました。

カードローン審査に年齢は影響しない

各カードローンの利用条件に記されている対象年齢から外れていなければ、年齢によって審査結果が変わることはなさそうです。

居住形態は審査通過にほぼ影響しない

居住形態別の審査通過率

申込者の居住形態がカードローン審査にどう影響するのか調査した結果、居住形態の違いによって審査の可否が変わることはほとんどないとわかりました。

カードローン審査に居住形態はほぼ影響しない

「持ち家があるほうが少し有利かも」くらいの認識で問題なさそうです。

雇用形態を比較するとアルバイト・パートの審査通過率が低い結果に

雇用形態別の審査通過率

続いてカードローン審査に申し込んだ人の雇用形態を比較。

するとアルバイトやパートで生計を立てている人の審査通過率が、その他の雇用形態と比較して低いことがわかりました。

アルバイト・パートはカードローン審査の審査通過率が低かった

とはいえフィンクル編集部の調査では、アルバイト・パートの人でも3人中2人はカードローン審査に通過していることが判明しています。

アルバイト・パートも3人中2人は審査通過している

他の雇用形態と比較すると審査通過率が低いのは事実ですが、けして審査に通過しないわけではないので安心してください。

勤続年数が短いほど審査通過率も低くなる

勤続年数別の審査通過率

次に比較したのは、勤続年数です。

調査結果によると、勤続年数が短いほうがカードローンの審査通過率も低いことが判明しました。

勤続年数が短いほどカードローンの審査通過率が低かった

とくに勤続年数1年未満の方は、1年以上の方と比べて審査通過率が低くなっています。

とはいえ勤続年数が1年未満の方でも、3人中2人は審査に通過できているのも事実。

勤続年数1年未満も3人中2人は審査通過している

実際フィンクル編集部の高山と黒木も、フィンクル編集部に所属して1年もしないうちにカードローンに申し込み、審査に通過しているので安心してください。

年収が低いほど審査通過率も低い

年収別の審査通過率

続いてはカードローン審査でもっともチェックされるであろう年収についてです。

カードローン各社の貸付条件には、必ずといっていいほど、安定した収入のある方と書かれています。

実際に調査してみたところ、確かに年収が低い人のほうが、審査通過率も低いとわかりました。

年収が低いほどカードローン審査の審査通過率が低かった

とくに年収200万円未満の方の審査通過率が低い結果になっています。

年収200万円未満の方には消費者金融カードローンがおすすめ

年収が200万円未満の方は、消費者金融カードローンから申し込みしてみてください。

実は年収200万円未満の方の審査通過率を詳しく見てみると、消費者金融カードローンに申し込んだ人の審査通過率は74.4%で平均値以上だったのです。

年収が低くても消費者金融カードローンなら審査通過率は高い

いっぽうで銀行カードローンでは、年収300万円を超えるまで、審査通過率がかなり厳しい数字になっています。

年収とカードローンの種類別の審査通過率年収が300万円を超えると銀行カードローンの審査通過率も上がる

審査通過の可能性を高めたいのなら、消費者金融カードローンから申し込みましょう。

年収が低くても他者借入がなければ審査通過の可能性大

また年収が低い方でも、カードローンの申込がはじめての方なら、審査通過できる可能性が充分にあります。

年収200万円未満の方の審査通過率を見ると、他者借入がない方の審査通過率は78.0%だったのです。

年数が低くても他者借入がなければ審査通過率は高い

では他社からの借入は、どれくらいカードローン審査に影響を与えるのでしょうか。

他者借入が3社を超えると審査通過率が低下

他者借入件数別の審査通過率

フィンクル編集部のアンケート調査では、他者借入が3社以上ある場合、カードローン審査に通過できる可能性が一気に低くなることがわかりました。

3社以上から借入があるとカードローン審査の審査通過が難しい

また審査に影響するのは借入件数だけではありません。

借入金額も大きく影響します。

借入金額が100万円を超えると審査通過が難しい

他者借入金額別の審査通過率

他社借入金額と審査通過率の関係を調査したところ、他者借入金額が100万円を超えると、審査通過率が一気に低くなることが明らかに。

カードローンは、年収に応じた貸付額の制限(総量規制)を設けていることから、年収に対する他者借入額は厳しくチェックされることが予想されます。

他社から借入している方は、別のカードローンに申し込む前に、現在借りているカードローンを整理できないか検討してみてください。