【524名に調査】甥・姪に渡すお年玉の相場はいくら?使い道についてもご紹介!
年が明けて、お正月になるともらえていたお年玉。
甥っ子姪っ子ができて、いつの間にか自分がお年玉を渡すようになった方もいらっしゃいますよね。
上記のように、甥っ子・姪っ子のお年玉の金額の相場が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこでフィンクル編集部では、甥っ子姪っ子がいる524人に、『甥っ子姪っ子へのお年玉』についてアンケートを実施しました。
ご回答いただいた524名のみなさま、ありがとうございました。
本記事ではアンケートをもとに、以下の内容をご紹介します!
甥っ子・姪っ子へのお年玉の相場金額
甥っ子・姪っ子へのお年玉の相場金額といっても、一概に◯円とは言えないですよね。
お年玉の金額を決めるにあたって、自身の収入や相手の年齢、会う頻度も判断基準になります。
そのため本見出しでは、以下の内容に沿ってご紹介します。
【相手の年齢別】お年玉の金額相場
筆者がお年玉を貰っていたときもそうでしたが、年齢が高くなるほど、お年玉の金額が高くなることが多いですよね。
相手が甥っ子や姪っ子の場合も金額は同じように上がるのでしょうか。
また甥っ子や姪っ子の年齢によって、どれくらいの金額にすべきなのでしょうか。
甥っ子・姪っ子の年齢別で、アンケートをもとに調査したところ、お年玉の金額相場は以下のとおりでした。
相手の年齢 | 金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000円・5,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 10,000円 |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
それ以上の年齢 | 5,000円 |
アンケート結果をもとに、以下の年齢ごとに分けて、お年玉の金額相場をランキング形式でご紹介します!
【アンケート】甥っ子・姪っ子の年齢の割合
未就学児へ渡した方は524名中182名の34.7%と回答がもっとも多かったです。
つぎに多かったのが132名の小学生(低学年)でした。
では年齢ごとに、お年玉の金額相場を見ていきましょう。
未就学児の場合
まずは未就学児に渡したお年玉の金額について、未就学児へ渡した182名によるアンケート結果をご紹介します。
以下の結果は未就学児へ渡したお年玉で、同じ金額がもっとも多かったものを1位、少なかったものを最下位にしています。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 1,000円 | 82人 |
2位 | 3,000円 | 37人 |
3位 | 500円 | 27人 |
4位 | 2,000円 | 21人 |
5位 | 5,000円 | 8人 |
6位 | 10,000円 | 7人 |
今回のアンケート結果では、未就学児へのお年玉の金額は、1,000円がもっとも多いです。
次に3,000円、500円と続いています。
まだ相手が未就学児であること、未就学児にとってお金の概念があまりないこと、1,000円という準備しやすい金額であることが、今回の結果の理由ではないでしょうか。
小学生(低学年)の場合
つぎに小学校へ上がったばかりの1年生から3年生までの小学校低学年の甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
小学生(低学年)に渡した方、132名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 3,000円 | 48人 |
2位 | 2,000円 | 32人 |
3位 | 1,000円 | 27人 |
4位 | 5,000円 | 21人 |
5位(同率) | 500円 | 2人 |
5位(同率) | 10,000円 | 2人 |
今回のアンケート結果では、小学生(低学年)へのお年玉の金額は、3,000円がもっとも多いです。
次に2,000円、1,000円と続いています。
未就学児のアンケート結果と比べると、相手が小学校に上がるとともに金額をあげることがわかります。
お年玉は奇数額のイメージが強いこともあって、3,000円が選ばれる理由となったのではないでしょうか。
小学生(高学年)の場合
つぎに小学校4年生から小学校最後の6年生までの小学校高学年の甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
小学生(高学年)に渡した方、63名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位(同率) | 3,000円 | 26人 |
1位(同率) | 5,000円 | 26人 |
3位 | 2,000円 | 4人 |
4位(同率) | 1,000円 | 3人 |
4位(同率) | 10,000円 | 3人 |
6位 | 4,000円 | 1人 |
今回のアンケート結果では、小学生(高学年)へのお年玉の金額は、3,000円・もしくは5,000円がもっとも多いです。
次に2,000円、1,000円、10,000円と続いています。
小学生(低学年)のアンケート結果と比べると、相手が小学生の内は3,000円と決めている方と、高学年に上がるとともに金額をあげる方に分かれていることがわかります。
3位以降は格段に回答者数が下がっているため、3,000円もしくは5,000円が、小学生(高学年)のお年玉金額の相場であるといえるでしょう。
中学生の場合
つぎに中学生に上がった甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
中学生に渡した方、56名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 5,000円 | 26人 |
2位 | 10,000円 | 18人 |
3位 | 3,000円 | 9人 |
4位(同率) | 1,000円 | 1人 |
4位(同率) | 6,000円 | 1人 |
4位(同率) | 7,000円 | 1人 |
今回のアンケート結果では、中学生へのお年玉の金額は、5,000円がもっとも多いです。
次に10,000円が続いています。
小学生(高学年)のアンケート結果と比べると、以下の3パターンにわけられると考えられます。
- 小学生(高学年)のころと変えずに、5,000円のままお年玉を渡した方
- 小学生の時に渡していた3,000円から中学生に上がるタイミングで5,000円に金額を上げた方
- 小学生(高学年)のときに渡していた5,000円から倍額の10,000円に増額した方
4位以降の金額を答えた方が少ないことから、金額が半端であるとお年玉として渡さない傾向にあることがわかります。
新札を準備するのも大変であることも理由の一つなのではないでしょうか。
高校生の場合
つぎに高校生に上がった甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
高校生に渡した方、61名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 10,000円 | 32人 |
2位 | 5,000円 | 24人 |
3位 | 7,000円 | 2人 |
4位(同率) | 1,000円 | 1人 |
4位(同率) | 15,000円 | 1人 |
4位(同率) | 20,000円以上 | 1人 |
今回のアンケート結果では、高校生へのお年玉の金額は、10,000円がもっとも多いです。
次に5,000円が続いています。
アンケート結果によると、高校生にあがると金額を上げる方が多いと感じます。
いっぽう、中学生〜高校生の間は5,000円と決めている方も多いように見えますね。
大学生・大学院生の場合
つぎに大学・大学院に上がった甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
大学生・大学院生に渡した方、25名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 10,000円 | 20人 |
2位 | 5,000円 | 2人 |
3位(同率) | 500円 | 1人 |
4位(同率) | 1,000円 | 1人 |
4位(同率) | 20,000円 | 1人 |
今回のアンケート結果では、大学生・大学院生へのお年玉の金額は、10,000円がもっとも多いです。
その次に5,000円が続いています。
アンケート結果の順位だけで見ると、高校生のアンケート結果と変わらないように見えますが、回答者の割合を見ると圧倒的に10,000円にする方が多いとわかります。
中学生~高校生の間は5,000円、大学生・大学院生の間は10,000円と決めている方、もしくは高校生から大学生・大学院生まで10,000円と決めている方が多いと感じました。
それ以上の年齢の場合
最後に大学・大学院を卒業後の甥っ子・姪っ子に渡したお年玉の金額についてご紹介します。
大学・大学院を卒業後の甥っ子・姪っ子に渡した方、5名によるアンケート結果は以下のとおりです。
順位 | 金額 | 回答者数 |
---|---|---|
1位 | 5,000円 | 4人 |
2位 | 10,000円 | 1人 |
今回のアンケート結果では、大学・大学院を卒業後の甥っ子・姪っ子へのお年玉の金額は、5,000円がもっとも多いです。
これまで年齢が上がるにつれて同じようにお年玉の金額も上がっていましたが、社会人になると同時に金額が下がっていることがわかります。
甥っ子や姪っ子も自分で収入を得られたり、年齢問わず甥っ子・姪っ子には5,000円と決めていたりするのが理由で、5,000円という結果になったのではないでしょうか。
ここでは相手の年齢別でのお年玉の金額相場を紹介しました。
金額をあげるタイミングは、以下のパターンが多いです。
- 未就学児から小学生に上がる段階
- 小学生(高学年)に上がる段階、あるいは中学生に上がる段階
- 高校生に上がる段階、あるいは大学生に上がる段階
つぎに、お年玉を渡す自身の雇用形態別でお年玉の金額相場を見てみましょう。
【自身の雇用形態別】お年玉の金額相場
筆者がお年玉を渡すようになって悩むことが、自身の収入とお年玉の金額の兼ね合いです。
自身の収入によっては、たとえ渡す相手が大きくなっても、お年玉の金額をあげることは難しいですよね。
そのためお年玉を渡す方自身の雇用形態別で、未就学児から大学生までのお年玉の金額を確認してみましょう。
※今回のアンケートで多かった3つの雇用形態(正社員・公務員、パート・アルバイト、専業主婦)
※もっとも同じ金額が多かった回答を代表として採用しています
※あくまで本アンケート結果による相場です
正社員・公務員の場合(回答数:208人)
今回のアンケートでもっとも多かった雇用形態である正社員・公務員の場合から見ていきましょう。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000円・5,000円 |
中学生 | 10,000円(1人の僅差で5,000円) |
高校生 | 10,000円 |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
正社員・公務員の場合、収入は今回とりあげる3つの雇用形態の中ではもっとも多いと考えられます。
アンケート結果を見てみると、中学生から10,000円に金額をあげるなど、経済的なゆとりがわかります。しかし、お年玉の金額を5,000円にする方も僅差だったため、【相手の年齢別】お年玉の金額相場とほぼ同じであるといえるでしょう。
パート・アルバイトの場合(回答数:107人)
今回のアンケートでつぎに多かった雇用形態であるパート・アルバイトの場合から見ていきましょう。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 5,000円 |
大学生・大学院生 | 5,000・10,000円(同率) |
パート・アルバイトの場合、非正規雇用に当たるので、収入は正社員・公務員よりも少ないと考えられます。
アンケート結果からも、小学生の間は3,000円、中学生から高校生の間は5,000円など正社員・公務員の方に比べると金額が低めに設定されていることがわかります。
専業主婦の場合(回答数:97人)
今回のアンケートで3番目に多かった雇用形態である専業主婦の場合から見ていきましょう。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 500円 |
小学生(低学年) | 2,000円・5,000円(同率) |
小学生(高学年) | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 10,000円(1人の僅差で5,000円) |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
専業主婦の場合、自身の収入はないに等しいと考えられます。
しかし専業主婦の場合、家庭を支える配偶者の方がいるため、収入が全くないということではありません。
ただお年玉をポケットマネーから出しているのか、家族からということで渡しているかによりますよね。
アンケート結果からはパート・アルバイトの方と大差なく、金額が低めに設定されていることがわかります。
そのため専業主婦の方でお年玉の金額に悩んでいるのであれば、家族に相談するか、自分のポケットマネーから出せる金額を考えてみてくださいね。
【相手と会う頻度別】お年玉の金額相場
相手と会う頻度のアンケート結果は以下のとおりでした。
上記のお年玉を渡す相手との会う頻度別で、未就学児から大学生までのお年玉の金額を確認してみましょう。
以下の4つの場合に分けてご紹介します。
もっとも同じ金額が多かった回答を代表として採用していますので、参考にしてみてくださいね。
月に1回以上会う場合
月に1回以上会う場合、姪っ子や甥っ子と会う頻度が非常に高く、ほぼ家族のように慕い・慕われているといえます。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 5,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 5,000円 |
大学生・大学院生 | 回答なし |
だからといって、金額があまりにも高いわけではないようです。
会う頻度が高く、会ったときに何かを買ってあげる・遊んであげるなどしているため、お年玉の金額を高くしなくても良いと考える方が多いのかもしれませんね。
2・3ヶ月に1回会う場合
2・3ヶ月に1回会う場合、姪っ子や甥っ子と会う頻度が適度に高く、友人のように慕い・慕われているといえます。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000円 |
中学生 | 3,000円・5,000円(同率) |
高校生 | 5,000円 |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
月に1回以上会う方よりも、お年玉の相場金額はやや低い印象です。
会う頻度も、少しは関係しているのかもしれませんね。
年に2回程度会う場合
年に2回程度会う場合、姪っ子や甥っ子と会う機会が少なく、たまに会うことのできる親戚程度に慕っているといえます。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 10,000円 |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
しかし月に1回以上会う方よりも、お年玉の相場金額が高くなっていますね。
仕事の都合などであまり会えないからこそ、お年玉の金額を高めに設定していると考えられます。
お年玉を渡すときにだけ会う場合
お年玉を渡すときにだけ会う場合、姪っ子や甥っ子と会う頻度が非常に少なく、お年玉を渡すだけの仲のようです。
相手の年齢 | 主な金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学生(低学年) | 3,000円 |
小学生(高学年) | 5,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 10,000円 |
大学生・大学院生 | 10,000円 |
どの会う頻度よりもお年玉の金額が高くなっています。
お年玉を渡すときにだけ会う場合、月に1回以上会う方より仲が良いとは言えないだろうと考えていましたが、的外れの結果となりました。
なかなか会えないからこそ、お年玉の金額を上げているのかもしれませんね。
自身の子供と甥っ子・姪っ子とのお年玉の金額に差をつける?
上記のように自分の子供と甥っ子や姪っ子とのお年玉の金額の差を気にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回、アンケートにて以下の質問をしてみました!
お年玉をわたした相手と同じ年齢の、自分の子どもがいるとします。お年玉をいくらわたしますか?
上記の質問に対する回答は、以下のようでした!
低くする | 44人 |
---|---|
同じにする | 413人 |
高くする | 67人 |
自分の子どもと甥っ子・姪っ子とのお年玉の金額は変えない方が大半でした。
しかし、我が子だからこそ高くする方も67名いらっしゃいました。
また反対に、我が子には金額を低くする方も44名いらっしゃいます。
上記の理由として、普段からお小遣い制で子どもに渡していることや、子どもに必要なものは親が購入しているなどが考えられます。
「お年玉の金額」について悩むなら、家族や親戚間で意見を合わせてみてもいいかも!
上記のように、ただ相場を知るだけでは不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回、アンケートにて「お年玉の金額」について家族や親戚間で意見を合わせたことがあるかを聞いてみました!
上記の質問に対する回答は、以下のようでした。
意見を合わせたことがあるという方が半数以上を占めており、意外にも多いことがわかります。
「お年玉の金額」について悩んだり、不安に思うのであれば、思い切って家族や親せきに相談してみることも一つの方法かもしれませんよ。
甥っ子姪っ子へのお年玉はいつまで渡すのか
甥っ子や姪っ子に限らずですが、お年玉をいつまで渡すか気になりますよね。
筆者は大学卒業後はお年玉をもらうことがなくなりましたが、「大学生までだよ」と予告を毎年受けていたので、それほど悲しみはありませんでした(笑)
しかし私の姉は、高校卒業を機に就職したので、高校生までのお年玉でした。
そのため筆者の家庭の場合、自分に収入ができるまでだったのだと思います。
しかし前例がないと、お年玉を渡す期間のルールを作るのは難しいですよね。
お年玉をいつまで渡すかについてアンケートをとったので、統計をご紹介します。
やはり【学生終了まで】という回答がもっとも多く、約75%を占めていますね。
また、約20%を占める【20歳まで】という回答も次に多かったです。
筆者の家庭のように、甥っ子・姪っ子に兄弟がいる場合は【高卒】【大卒】あるいは【大学院卒】でお年玉をもらえる年数に差が出てしまうこともあるので、統一してあげたいと思うのであれば、お年玉を渡す年齢を決めてあげるといいかもしれませんね。
また少数ではありますが【結婚するまで】【子供を持つまで】という回答もありました。
姪っ子・甥っ子に限らずですが、自分のできる範囲で、渡してあげたいと思うときまで渡すことが一番です。
お年玉の代わりのプレゼント
上記のように考える方もいらっしゃいますよね。
もちろん甥っ子・姪っ子がまだ小さくても、お年玉は気持ちですから、お金であげることも良い方法だと思います。
しかし、「実際に甥っ子・姪っ子が使えるものをあげたい」「喜んでいる顔が見たい」という方は、本アンケート結果をぜひご覧ください。
アンケート結果
お年玉以外渡したことがないという方が約58%と半数以上を占めていましたが、お年玉の代わりにプレゼントを渡している方がいらっしゃいます。
中でも、人気なプレゼントをランキングにしてみました。
結果は以下のとおりです。
第1位 お菓子などの食べ物
食べ物であれば選択肢が多く選びやすいですし、甥っ子や姪っ子の好みを押さえておけば、とても喜んでもらえるでしょう。
甥っ子や姪っ子の大好きなお菓子の詰め合わせや、いつもは食べないようなお菓子や食べ物までなんでもOKです!
第2位 おもちゃやゲーム
未就学児には知育系のおもちゃ、小中学生には流行のゲームなど、渡す相手の年齢によって選択肢は幅広いです。
おもちゃやゲームは、子供にとって自分の力で手に入れられないアイテムなので、きっと喜ばれるでしょう。
ただし、ゲームなどは子供への悪影響を考える親御さんもいらっしゃるので、姪っ子・甥っ子のお母さんに相談してから購入することをおすすめします。
第3位 図書カード
筆者も図書カードをよく貰っていましたが、子供ながらに「魔法のカードだ!」ととても喜んでいました。
ずっと読みたかった本や、ほしかった文房具、大きな本屋さんに行けばお菓子まで購入できます。
ただし「知識や教養を身につけさせたい」「語彙力を豊かにしてあげたい」という思いで図書カードを贈るなら注意が必要です。
筆者のように漫画本やにおい付きの消しゴム、甘いお菓子などに交換される危険性がありますよ(笑)
第4位 絵本や本
未就学児、小学校低学年の姪っ子・甥っ子には絵本、それ以上の年齢の子にはおすすめの本などを贈れば、きっと喜ばれるでしょう。
甥っ子や姪っ子の知識や教養にもつながりますし、思考力や想像力が豊かになりますよ。
ただし、甥っ子や姪っ子の好みや読解力に合わせた本選びは少し難しいかもしれません。
本選びが不安な方は、あらかじめ読みたい本などをリサーチすることをおすすめします。
第5位 Amazonギフトカード
時代を感じる結果となりました。
昔ならなかった選択肢ですね。
しかしネットショッピングは好きな時になんでも購入できるので、非常に便利ですし、とてもいい方法です。
ネットが使える世代の甥っ子や姪っ子に贈るのも良いですし、甥っ子や姪っ子の親御さんに渡して、贈るものをゆだねてもいいと思います。
以上、お年玉の代わりのプレゼントでした。
お年玉のキャッシュレス化も!
甥っ子や姪っ子と一緒に住んでいる方や、近くに住んでいる方はお年玉を渡すことが簡単ですが、遠くに住んでいる方もいらっしゃいますよね。
それこそ年に1回、お年玉を渡すために会うなんて人も一定数います。
しかし現代であればPayPayなどキャッシュレスで、お金を送金できるシステムがあります。
PayPayであれば使えるところも非常に多く、わざわざ現金を持ち歩かなくても好きなものを購入でき、とても画期的です。
そこで遠くに住む甥っ子や姪っ子に、キャッシュレスでお年玉をあげる選択はありかなしか聞いてみました!
回答としては、なし派の方が約66%を占めていましたが、実際にキャッシュレスでお年玉を渡した経験がある方が約4.5%、キャッシュレスでお年玉を渡した経験はないがあり派の方が約30%でした。
なぜそのような回答をしたのか、一部抜粋してご紹介します。
まずはなし派の方の意見です。
(20代・女性) |
普段会えないからこそ、お年玉をあげる時は顔を見るタイミングとして現金で直接渡したいなと思ってます。 |
(30代・女性) |
まだ小さくてスマホを持っていないから検討していないし実際にもらったほうが嬉しいと思うから。 |
(30代・女性) |
お年玉のありがたみが薄れるような気がするし、直接コミュニケーションをとる機会がなくなるから。 |
普段会えないからこそ、直接会って話せる現金での手渡しを大切にしている方が多いように感じました。
また、まだ相手がケータイをもっていない・キャッシュレスを使えない年齢の場合はキャッシュレスは難しいかもしれません。
つぎにキャッシュレスでお年玉を渡した経験はないがあり派の方の意見です。
(40代・女性) |
ポチ袋を用意する手間もないですし、今の時代ならありのように思うからです。 |
(30代・女性) |
感染症などで直接会えないこともあるので、PayPayであげられたら安全に楽にあげられていいなと思った。 |
(30代・女性) |
キャッシュレスだとお年玉を銀行に貯蓄しておくというようなことはできないが、だからこそ当人がほしいものを買うのに使ってもらうことができそうだから。 |
最後に、実際にキャッシュレスでお年玉を渡した経験がある方の意見です。
(50代・女性) |
コロナ渦で移動を控えていたのでキャッシュレスにしました。 |
(20代・女性) |
仕事の都合などで、中々実家へ帰れなくても気持ちを伝えることができるからです。 |
(40代・女性) |
現金の用意がめんどくさいのとポチ袋がエコじゃないから、やめた方が良いと感じる。 |
キャッシュレスあり派の方からは、感染症の影響や、キャッシュレス化の流行、またエコへの配慮が意見として挙げられました。
また貯金ではなくほしいものに使ってほしいという気持ちがあるならば、キャッシュレスの方が使われやすいという意見もあったため、おすすめです。
以上、お年玉のキャッシュレス化に関するアンケート結果をご紹介しました。
上記の結果や意見を聞いて、来年からキャッシュレスにしてみようというきっかけになれば幸いです。
お年玉の使い道とは
甥っ子や姪っ子に限らずですが、お年玉をどうやって使っているのか気になりますよね。
筆者の場合は、図書カード以外は貰ったらそのまま親に渡して、大学や自動車学校に通う際に使わせてもらいました。
家庭によって、使い道はさまざまです。
自身が子供の時にどうしていたか、そして親になったら子供にどうさせるか、アンケートを取ってみました。
自身が親になったときにも、非常に参考になると思うので、気になる方はご覧ください。
アンケート結果
まずは自分が子供の時、お年玉をもらったらどうしていたかです。
約半数の46.6%の方は、筆者と同じく親に預けて貯金してもらっていました。
また20.6%の方も、自分自身での貯金だったので、貯金が大多数であることがわかります。
しかし21.8%の方は、普段買えない大きな買い物をしており、10.9%の方はお小遣いの足しにして普段の買い物に利用していました。
では自身が親の立場になったとき子供にどうさせるのでしょうか。アンケート結果は以下のとおりです。
大きな変化はありませんが、【投資させる】という回答が約4%ありました。
自身が子供の時にしていた使い道と異なる使い道を回答した方の理由を一部抜粋します。
(40代・男性) |
小さい頃から少額でも投資をすれば自分が大人になったとき複利で増える可能性が高く、そのときに投資額との差額を見せれば投資教育にもなるから。 |
(40代・女性) |
これからの時代、子供のうちから投資について学んでおいたほうが円の価値が変化したとしても国際社会で生きていける可能性が高くなると感じたからです。 |
(30代・男性) |
子どもの頃から投資を通じて経済や世の中の動きを学んで欲しいと思うため。 |
以上のように、投資によって経済の流れやお金の価値などを学ぶ教育の一環として投資させたいという意見や、複利による投資額の増加を見込んで投資させたいという意見が多かったです。
今の時代、貯金してもお金は増えませんし、さらにお年玉を子どもの学びにつなげられるのであれば、使い道の一つとして子どもに提案してもいいかもしれませんね。
まとめ
アンケート結果をもとに、相手の年代だけでなく、相手と会う頻度、お年玉を渡す自身の状況によって、お年玉の相場が変化することを紹介しました。
どの基準でお年玉の金額を決めるのかは、皆さん次第ですが、お年玉は気持ちです。
絶対に渡さなければいけないものと考えずに、相手を少し喜ばせたいなと思ったら、自分のできる範囲で渡してみてくださいね。
それが、現金でもプレゼントでも、キャッシュレスでも、相手は気持ちを受け取ってきっと喜んでくれると思います。
年明けに、皆さんが晴れやかな気持ちでお年玉を渡せますように!