2021.05.07 2022.10.12

独自性を出したい方におすすめ!自社EC型のメリットとデメリット

ECサイト運営
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独自性を出したい方におすすめ!自社EC型のメリットとデメリット

ネットショップを始めるにあたって、必ず検討しなければならないのがECサイトの構築方法です。
楽天やYahoo!ショッピングに代表される「モール型ECサイト」か、自社独自に運営する「自社ECサイト」の2種類に大きく分かれると思います。
ここでは自社のEC事業に適した構築方法を選定できるよう「自社EC」についてご紹介してまいります。

自社ECとは?

自社ECとは?

楽天市場やヤフーショッピングのような複数のお店が集うモール型ECとは違い、自社で独自に運営するECサイトのことを指します。モールのテナントに入らない個人商店のようなものですね。

自社EC出店のメリット

自社EC出店のメリット

デザインや機能の独自性を出せる

どんなECサイトを構築するにしてもECカートシステムは必要になります。自社EC構築で使用するシステムは一般的にデザイン・レイアウトの自由度の高い仕組みを構築することが容易ですので、デザインやレイアウトの独自性が出しやすいです。
機能面においてもさまざまなベンダーがECカートシステムを提供しているため数多くの選択肢から自分にあったものを選べます。

自社や製品のブランディングができる

独自性が出しやすいということは制約を受けることなくブランディングができるということ。
自社や製品の名前を冠した独自ドメインを設定することは当然できますし、商品点数が多ければユーザビリティに徹底的にこだわるもよし、逆にユーザビリティを多少犠牲にしてでもブランドの魅力を表現するデザインにこだわるといったことも可能です。

データ活用がしやすい

自社ECの場合は制約を受けることなく自由にデータを取得できることがメリットととしてあります。
得られたデータをもとにECサイト改善やマーケティング戦略の見直しができます。
データを解析すれば顧客ニーズの把握やクーポン発行といったリピート率を上げる施策を打つこともできます。

会員制度を構築しやすい

ECカートシステムにはお店ごとに会員制度を構築する仕組みが備わっているので、会員に対してさまざまな施策を打つことが可能になります。
新製品情報の提供や誕生月限定のクーポンを発行したり、ポイント制度を構築することも可能です。

オムニチャネル展開を行うことも可能

リアル店舗と自社ECの顧客管理、在庫管理を連携させ一元管理することで、ネットとリアルの相乗効果を狙ったオムニチャネル戦略に対応することもオプションとして可能になります。

システムを利用するためのランニングコストが低い

所謂モール型ECに該当する楽天市場を例にとると、月額:19,500円(がんばれプラン)が最低ラインですが、自社ECで利用するECカートシステムの月額費用は基本プランで3,000円程度と安く、売るだけなら決済手数料以外は必要ありません。

自社ECのデメリット

自社ECのデメリット

自力で集客をしなければならない

自社ECは作っただけでは集客できません。田舎のたんぼに1つ小屋を建ててお店を出しているようなものです。そのため、インターネット広告やSNS、ブログなどを利用してECサイトへ集客する必要があります。
自力で学んでコツコツ施策を行うか、外部委託してノウハウを身につけることが必要になります。

成果が現れるまでに時間がかかる

ECサイトの成果が目に見えてくるのは2、3年ほどかかると言われています。
サイトへの訪問者数を増やし、客単価とリピーターを増やすための施策を打つことが売上をアップすることにつながります。

自社ECはこんな方に向いている

■企業や製品の独自性をしっかり打ち出したいと考えている方
■データを活用して自由に売上向上施策に活かしていきたい方
■ECシステムのランニングコストを抑えたい方
■ネット販売や決済の仕組みだけでも構築したい方

ECサイトのスモールスタートにも向いている自社ECは成長に応じて自由にカスタマイズしていくことができます。
低予算で行う自社ECサイトの構築方法をまとめた「低予算で行う自社ECサイトの構築方法」という記事もございますのでそちらもぜひご覧くださいください。

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記事の投稿者 プラスワン編集部

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