2022年から始めるインターネット広告!おすすめの集客方法をご紹介
「ネットを使った集客をしてみたいけど、やり方がよくわからない」
「ネットの広告って種類が多すぎて、よくわからないんだよな」
「チラシの効果がなくなってきたから、新しい集客の方法を探している」
上記の悩みを持っている人のために、本記事は以下の内容を解説します。
- インターネット広告とはなにか
- どの広告を使うのが一番いいのか
- 広告にはどのくらいのお金がかかるのか
インターネットを使って効率よく集客をしていきたい人は、ぜひご覧ください。
インターネット広告とは
インターネット広告は、名前のとおり、インターネットを使って集客をするための広告です。
ひとことでインターネット広告と言っても、さまざまな種類の広告があります。
集客の手段として使われている主な広告は、以下のとおりです。
広告の種類 | どんな広告か |
---|---|
リスティング広告 | Googleなどの検索エンジンに表示される広告 |
ディスプレイ広告 | WEBサイト上に表示される広告 |
SNS広告 | InstagramやTwitterなどのSNSに表示される広告 |
動画広告 | テレビやYouTubeなどの動画を利用した広告 |
アフィリエイト広告 | ブログや比較サイトなどを通して、ユーザーがリンクをクリックする広告 |
いろいろな広告がありますが、はじめてインターネットで集客をする人におすすめなのはリスティング広告です。
リスティング広告
Googleなどの検索エンジンで、出稿する広告をリスティング広告といいます。
検索をしたときに一番上に表示されるのがリスティング広告、その次にあるのが自然検索です。
またリスティング広告の場合は、左上に小さく広告の文字があるので、その有無で広告かどうかを判断できます。
上記の写真をご覧いただくとわかるとおり、リスティング広告は特定のキーワードで検索されたときに上のほうに表示できます。
ただし検索画面の上のほうに表示するには、広告費を高く設定することが必要です。
広告の順位が決まる方法と広告の順位を高くする方法を知りたい人は、『リスティング広告とは』の記事をご覧ください
リスティング広告のメリット・デメリット
リスティング広告は、インターネット広告での集客がはじめての人には、とくにおすすめの方法です。
ただしリスティング広告にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
ここではリスティング広告のメリットとデメリットを解説していきます。
メリット |
デメリット |
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リスティング広告のメリット
リスティング広告には、以下のメリットがあります。
- 費用対効果の高い広告を打てる
- 短い期間で成果がわかる
- 地域を限定して広告を出せる
費用対効果の高い広告を打てる
リスティング広告の1つ目のメリットは、費用対効果の高い広告を打てることです。
その理由はキーワードを指定して、広告の配信をできるからです。
たとえば”美容院 京都駅”というキーワードで広告を出稿するとします。
このキーワードで検索するのは、京都駅の近くにある美容院を探している人でしょう。
さらにリスティング広告では、表示したくないキーワードには広告を出さないという設定もできます。
たとえば”バイト”や”給料”などを除外キーワードとして設定すると、そのキーワードでは広告が表示されなくなるのです。
そうすると美容院で働きたいと考える人にかかる広告は少なくなり、美容院でサービスを受けたい人により多く広告を表示できます。
また広告運用を開始したときは、どんなキーワードでどんな広告文を設定すれば、広告の効果が高くなるのかがわからないと思います。
しかし運用を続けて、集客効果の高いキーワードや広告文を見つけて配信することで、広告の集客効果を高めていくことができるのです。
短い期間で成果がわかる
リスティング広告の2つ目のメリットは、短い期間で成果がわかることです。
リスティング広告を配信すると、開始したその日から広告の表示ができます。
そして広告運用の状況も管理画面からみえるので、広告に効果があったのか、それとも効果がなかったのかの確認もできます。
リスティング広告と比較されやすい自然検索では、検索結果の上位に表示されるまでに数ケ月、もしくは数年単位の時間がかかるのです。
そのため「短い期間で成果を出したい」、「いますぐ集客をしたい」という人には、リスティング広告がおすすめです。
地域を限定して広告を出せる
リスティング広告の3つ目のメリットは、地域を限定して広告を出せることです。
たとえば京都で店舗運営をしているなら、東京や北海道の人に広告が表示されても意味がありません。
「京都府の人だけに広告を表示したい」もしくは「京都市の人だけに広告を表示したい」といった要望があるはずです。
リスティング広告なら「京都市の人だけに広告を配信する」や「京都府と大阪府の人だけに広告を配信する」といった設定ができます。
ほかには「自分が運営している店舗から半径10km以内の人にだけに広告を配信する」という設定もできます。
このように配信する地域を絞ることで、あなたの見込み客になる人にピンポイントに広告を表示できるのです。
リスティング広告のデメリット
メリットが多いリスティング広告ですが、同時にデメリットもあります。
デメリットは以下の3つです。
- 広告の運用には知識が必要
- 知識がなければ大赤字の可能性がある
- 広告の配信をやめると集客ができなくなる
広告の運用には知識が必要
リスティング広告の1つ目のデメリットは、広告の運用には知識が必要だということです。
広告を運用するためには、運用方法を勉強しなければなりません。
運用の方法を学ばなければ、広告を開始することも難しいでしょう。
下の画像をご覧ください。
上記は広告の管理画面です。
これを見て「え、これどうするの?」と思う人もいるでしょう。
広告を運用していくには、この管理画面を操作していく必要があるのです。
知識なく広告を打てば大赤字の可能性がある
リスティング広告の2つ目のデメリットは、大きな赤字になる可能性があることです。
Googleで調べたり、本を読んだりして管理画面の操作をできる人はいるでしょう。
しかし知識のない状態で広告を配信すると、大赤字になる可能性があります。
たとえば予算の設定を間違えると、1ケ月の広告予算が1日でなくなったりします。
ほかには大阪で店舗運営しているのに「東京や北海道の人に広告を出してしまい、まったく来店に繋がらなかった」なんて可能性もあります。
広告の配信をやめると集客ができなくなる
リスティング広告の3つ目のデメリットは、配信をやめると集客ができなくなることです。
リスティング広告は、開始した日から広告で集客ができますが、広告の配信を止めると集客ができなくなってしまいます。
あなたがリスティング広告だけで集客をしている場合は、広告の配信を止める。
もしくは広告が出稿できなくなったときに、新規の集客が0になってしまいます。
このリスクを避けるためには、自社サイトを作って自然検索で上位表示を狙うことが有効です。
自然検索は100件のアクセスでも10万件のアクセスでも、必要なお金はドメイン代とサーバー代だけです。
さらに上位表示してしまえば、リスティング広告以上の費用対効果が見込めるのも自社サイトを作るメリットです。
ただし自然検索で上位表示できる自社サイトを作るには、予算(月に数十万円から数百万円)と時間(数ケ月から数年)が必要です。
自社サイトの構築は成功すれば大きなメリットもあるので、予算と時間を確保できる人は自然検索で上位表示を狙うのもいいでしょう。
もしくは短期的には広告運用で集客を行い、その利益を使って自社サイトを構築して、自然検索で上位表示を狙う方法もおすすめです。
リスティング広告の費用
リスティング広告は、あなたの広告がクリックされたタイミングで費用が発生します。
つまり広告がクリックされなければ、費用は発生しないということです。
下の写真は、広告がクリックされたときとクリックされなかったときの違いを比較しています。
見ていただくとわかるように、リスティング広告は表示されただけではお金はかからず、クリックされたときだけお金がかかるのです。
チラシなど紙媒体の広告では、こんなことはできません。
ここでは、あなたが京都駅の近くで美容院を経営していたとしましょう。
あなたの店舗から半径3kmに住んでいる人10,000人にチラシを配ったとします。
この10,000人で、あなたの美容院に興味を持ってくれる人はどのくらいでしょうか。
日本ポスティングセンターによると、チラシの反応率は0.01〜0.3%となっています。
つまりチラシを配られた人の99.7%以上は、あなたの美容院には来てくれませんし、興味もない人です。
しかしチラシは印刷して配るのにお金がかかるので、興味のない99.7%の人も同じようにお金がかかります。
いっぽうでリスティング広告なら、あなたの店舗に興味を持って広告をクリックした人にだけ、広告費が発生するのです。
リスティング広告の予算
リスティング広告の予算を決める基準は、あなたがどのくらいの成果が欲しいのかによって変わります。
リスティング広告の予算は、1人集客するために使えるお金と獲得したい顧客数で計算ができます。
たとえば1人集客するのに1,000円の広告費を使えて、集客したい人数が50人のときの広告予算は50,000円となります。
“自分で運用”と”広告代理店が運用”の違い
広告の予算を決めたら、自分で広告を運用するのか、それとも代理店に運用を依頼するのかを決めましょう。
自分で運用すれば代理店に支払う手数料は必要ありませんが、ゼロから広告の勉強をする必要があります。
いっぽうで代理店に広告の運用を依頼する場合、自分で運用するよりも早く広告の効果がでやすいです。
ただし代理店に手数料を支払う必要があり、その費用は負担しなければなりません。
自分で運用するのか、それとも代理店に運用を依頼するほうがいいのかは、用意できる予算で変わります。
ここでは自分で広告を運用する場合と、代理店に運用を依頼する場合で、それぞれ必要な予算をご紹介します。
1ケ月あたりに最低限必要な予算 | |
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自分で運用する | 1,000円 |
代理店に運用を依頼する | 10万円 内訳→広告費:7万円、運用手数料:3万円 |
自分で広告運用をする場合
あなた自身がリスティング広告をスタートするなら、1,000円から広告を出稿できます。
この1,000円というのは、Googleが提示している最低出稿金額です。
(Yahoo!広告は、最低3,000円から広告を出稿できます)
Googleに入金する金額が1,000円未満だと、広告をだせないので注意しましょう。
自分でリスティング広告を試してみたいなら、Google広告のHPかYahoo!広告のHPから広告を開始してみてくださいね。
広告代理店が運用する場合
リスティング広告を代理店に依頼するなら、月に10万円以上の予算を用意するのがおすすめです。
それは広告に使える予算が月10万円未満になると、運用代行を依頼することが難しいからです。
世の中には「5万円(運用手数料込み)で運用代行しますよ」という代理店も存在します。
しかし実際に広告を運用している立場からすると、運用手数料込みで5万円では広告の効果を出せません。
それは代理店が運用手数料を受け取ったあとに、広告運用に使えるお金がとても少なくなるからです。
たとえば5万円で運用代行を依頼して、運用手数料が1ケ月3万円だとすると実際に広告に使用するのは2万円となります。
(運用手数料は、代理店の社員に支払われる人件費です)
そのため広告で利益を上げるために、代理店に依頼するなら月10万円以上の予算を用意するのがおすすめです。
リスティング広告を開始する前に検討すること
ここでは、リスティング広告を開始する前に検討することをご紹介します。
検討することは以下の3つです。
- サービスや商品がインターネットで購入されるか
- 目標に対する予算を確保できるか
- ライフタイムバリューを予測できるか
サービスや商品がインターネットで購入されるか
まずは、あなたが提供するサービスや商品がインターネットで購入(予約)されるかを考えましょう。
インターネットで買われる商品と買われない商品の大きな違いは商品単価です。
商品が高額になればなるほど、インターネットでは買われにくくなります。
インターネットで買われにくい商品の代表は、車と不動産です。
新しく家を建てる場合には、写真のように相談して決めます。
インターネットで家の購入を決める人はほとんどいないでしょう。
そのため、車や不動産などの高額商品を提供している場合は、来店してもらうことをゴールとして運用をしましょう。
目標に対する予算を確保できるか
あなたが求めている成果に対して、適切な予算を確保できるかどうかは、広告を運用するうえで大切なポイントです。
たとえば美容院に50人を集客したいと考えたときに、10,000円しか予算を確保できないと難しいです。
集客したい人数と集客にかけられるお金を考えて、目標が達成できる予算を確保しましょう。
ライフタイムバリューを予測できるか
リスティング広告を行うときは、ライフタイムバリューで考えることが大切です。
たとえば美容院が新規顧客を獲得するために、広告費として5,000円使うこともあります。
その顧客が初回のみの来店で顧客単価が4,000円であれば、1,000円の赤字になります。
しかし顧客が5回リピートしてくれたら、合計の売り上げは20,000円になり、1回あたりの広告費は1,000円なので全体では黒字です。
同じ金額を広告費として使う美容院であっても、ライフタイムバリューを考えた場合と考えなかった場合で、使えるお金が変わってしまいます。
リスティング広告は、できるだけ高いクリック単価を設定した業者のほうが上位表示されるので、ライフタイムバリューで考えなければ競合の美容院に顧客を奪われてしまうのです。
広告を検討するときに確認すべきことを詳しく知りたい人は『リスティング広告を検討するときに確認すべきこと』をご覧ください。
まとめ
本記事では以下の内容を解説してきました。
- インターネット広告とはなにか
- リスティング広告とはなにか
- どの広告を使うのが一番いいのか
- 広告のメリットとデメリットはなにか
- 広告にはどのくらいのお金がかかるのか
今回紹介したリスティング広告は短い期間で集客をできるというメリットがあります。
いっぽう知識のない状態で運用をすれば、大きな赤字になってしまうこともあります。
そのため、はじめてインターネットの広告を使う人は、広告代理店に運用を依頼するのがおすすめです。
「意味のない赤字は嫌だな」や「インターネットでの集客がはじめてで不安だ」、「どこに運用を頼んだらいいのかわからない」と感じている人は、一度プラスワンにご相談ください。
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記事の投稿者 Y.A
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