女子旅の温泉旅行にいくら使う?温泉旅行に求めることお金の優先順位についてもご紹介!

更新日:2024.09.06 投稿日:2024.06.13
【FV】女子旅の温泉旅行にいくら使う?

女子旅の目的の一つとして人気のある温泉。

リフレッシュや癒しを求める温泉旅行、観光スポット巡りのゴールに温泉宿を選んでいる人もいるでしょう。

温泉旅行の目的はほかにもさまざまありますよね。

しかし、数ある温泉地や宿から行きたいところを選ぶのに迷った経験はありませんか?

そこでフィンクル編集部では女子旅の温泉旅行に行ったことのある524名に、女子旅の温泉旅行の費用に関するアンケートを取りました。

本記事では、温泉旅行に求めること、お金の優先順位や予算についてランキングでご紹介します。

この記事の執筆者フィンクル編集部(プラスワン)
株式会社プラスワン
株式会社プラスワン内に発足した、フィンクル編集部。 ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持つメンバーや、これまで5年以上金融メディアに携わってきたメンバーが在籍。 フィンクルならで...

温泉旅行の宿泊費は平均20,909円!

【アンケート】費用の内訳

  • 宿泊費
  • 食費
  • 交通費
  • 観光やお土産代など

お金を費やしたいと思う優先順位

温泉旅行の費用でもっとも重要視されているのは宿泊費です。

旅館での夕食や朝食が含まれている宿泊プランを選ぶ方は286人(54.58%)となっています。

お金を費やしたい順位に関するアンケート結果

 

宿泊費

もっとも割合が多いのは、10,000~15,000円で、169人となりました。

次に15,000~20,000円で151人です。

食事付きプランや露天風呂の有無など、選ぶ条件によって宿泊費にも違いが出てきます。

【年齢別】宿泊費用の統計データ

20代の宿泊費用は、15,000~20,000円がもっとも多く、10,000~15,000円は2番目でした。

いっぽう30代・40代でもっとも多かったのは、10,000~15,000円です。

続いて15,000~20,000円となりました。

20代と30代・40代では予算に変化があるとわかります。

20代 30代 40代
1位 15,000~20,000円(31%) 10,000~15,000(34%) 10,000~15,000円(33%)

ちなみに筆者は宿泊費の予算を、15,000~18,000円に設定し、友人と温泉旅行に行く機会が多いです。

理由は、食事付き(夕食・朝食)と露天風呂の有無を重要視しているからです。

食費

旅館での夕食や朝食が含まれている宿泊プランを選ぶ方は286人です。

お昼は温泉街の食べ歩きを堪能して、宿に帰って夕食を取る方が多いのではないでしょうか。

食費に関するアンケート結果

食事付きの宿泊プラン以外にかかった食費は以下のとおりです。

食事付きの宿泊プラン以外の費用に関するアンケート結果

【年齢別】食費用の統計データ

20代・30代でもっとも多かったのは、5,000~8,000円でした。

いっぽう40代でもっとも多かったのは、8,000~10,000円です。

40代の宿泊費は20代・30代よりも低かった分、食費にかける費用が高くなりました。

20代 30代 40代
1位 5,000~8,000円(37%) 5,000~8,000円(31%) 8,000~10,000円(30%)

交通費

もっとも割合が多いのは、5,000~10,000円で、200人となりました。

次に5,000円以下で、158人です。

交通費に関するアンケート結果

行きたい温泉地の場所によりアクセスの手段は異なります。

駅から近い場合は、電車や新幹線などの公共交通機関を使ってのんびり行くのもよいでしょう。

筆者は電車を利用して有馬温泉に行きました。

神戸三ノ宮駅から有馬温泉駅までは、電車で約30分です。

駅前のロータリーには旅館の送迎バスが行き来しており、温泉街も徒歩すぐのところにありました。

【年齢別】交通費用の統計データ

なお年齢別にしてみても費用に大きな差はありません。

お金を費やしたいと思う順位の中でも交通費はもっとも低い結果となりました。

20代 30代 40代
1位 5,000~10,000円(39%) 5,000~10,000円(39%) 5,000~10,000円(36%)

観光やお土産代

もっとも割合が多かったのは、5,000円以下で、約半数の270人となりました。

温泉街で食べ歩きを堪能して、気に入ったものを自宅用、または知人に向けて買って帰るのもいいですね。

観光とお土産費用に関するアンケート結果

【年齢別】観光・お土産費用の統計データ

20代~40代で、年齢別にしてみても金額に変化はありませんでした。

20代 30代 40代
1位 5,000円以下(47%) 5,000円以下(56%) 5,000円以下(40%)

温泉旅行に求めるもの

温泉旅行といっても、目的はさまざまありますよね。

アンケートの結果、温泉旅行に求めるものTOP3が以下のようになりました。

温泉旅行に求めるものTOP3に関するアンケート結果

温泉旅行に求めるものは、旅館の雰囲気を重視するという結果が圧倒的に多かったです。

なお本アンケートでは、18歳から68歳の女性から回答がありました。

しかし、温泉旅行に求めるものについて、年齢による大きな差はありませんでした。

そのため温泉旅行の行き先を決める際に悩むところは、皆さん同じようです。

もし複数人で温泉地へ女子旅に行くとき、上記の結果を参考にして候補地を決めてみてはいかがでしょうか。

なおTOP3以外では重要視される項目にばらつきがみられました。

次項で詳しい内容を紹介していきます。

<トップ3以外で重視される項目!

温泉旅行で重要視する項目に関するアンケート結果

20代の多くは、温泉(種類・露天風呂の有無)よりも、【口コミ】や【観光スポットが近い】などを選ぶ傾向があります。

いっぽうで、40代の多くは、口コミよりも【宿の部屋の良さ】や【アクセスの良さ】を選ぶ傾向があります。

たとえば母娘で旅行に行く際、意見がわかれそうですね。

両方を満たす温泉地選びができれば、みんなが楽しめる女子旅になるのではないでしょうか。

【職業別】温泉旅行に求めるもの

ここからは職業別に温泉旅行に求めるものを紹介していきます。

温泉旅行に求めるものについて職業別で見てみると  TOP3で大きな差がみられました。

アルバイト・パートと会社員では、価格よりも【旅館の雰囲気】や【料理のおいしさ】などが重視されています。

いっぽうで専業主婦の場合、旅館の雰囲気や料理のおいしさよりも【価格】を重視する結果となっています。

アルバイト・パート 専業主婦 会社員
1位 旅館の雰囲気  価格  旅館の雰囲気
2位 料理がおいしい  旅館の雰囲気・料理がおいしい 料理がおいしい
3位 価格  口コミ  価格

おすすめの温泉地

524名に聞いたおすすめの温泉地を紹介していきます。

524名を対象におすすめの温泉地に関するアンケート結果

1位 草津温泉

草津温泉

アイコン_30代女性

アクセスが良く、観光スポットのため。

【30歳|正社員|10月に一泊二日】
宿泊費 10,000~15,000円(食事付き)
食費 5,000円以下
交通費 5,000円以下
観光・お土産代 5,000円以下
50代女性のアイコン

酸性のお湯に入りたかったのと、一度「湯もみ」をみてみたかった。

【52歳|契約社員|11月に一泊二日】
宿泊費 30,000円以上(食事付き)
食費 5,000円~8,000円
交通費 5,000~10,000円
観光・お土産代 5,000円以下

2位 箱根温泉

箱根温泉

アイコン_30代女性

アクセスが良いし、車がなくてもいろいろな観光スポットを回れるから。

【33歳|正社員|11月に一泊二日】
宿泊費 15,000~20,000円(食事付き)
食費 5,000円以下
交通費 10,000~15,000円
観光・お土産代 5,000円以下
50代女性のアイコン

東京から近くアクセスしやすい。温泉だけではなく彫刻の森美術館にも足を運んでみたいから。

【50歳|アルバイト|9月に一泊二日】
宿泊費 10,000~15,000円(食事付き)
食費 5,000~8,000円
交通費 5,000円以下
観光・お土産代 10,000~15,000円

3位 下呂温泉

下呂温泉

アイコン_30代女性

温泉街があって楽しそうだから。白川郷などの観光地にも行きやすいから。

【33歳|専業主婦|10月に一泊二日】
宿泊費 15,000~20,000円(食事付き)
食費 5,000円以下
交通費 5,000~10,000円
観光・お土産代 5,000~10,000円
アイコン_20代女性

街並みといい雰囲気が好きだから。

【27歳|アルバイト|4月に一泊二日】
宿泊費 10,000~15,000円(食事付き)
食費 5,000~10,000円
交通費 5,000~10,000円
観光・お土産代 5,000~10,000円

4位 有馬温泉

有馬温泉

アイコン_20代女性

電車で行けるから。

【20歳|大学生|4月に一泊二日】
宿泊費 15,000~20,000円(食事付き)
食費 使っていない
交通費 5,000円以下
観光・お土産代 5,000円以下
アイコン_30代女性

アクセスが便利で、有名な温泉地だから。

【34歳|正社員|12月に一泊二日】
宿泊費 10,000~15,000円(食事付き)
食費 5,000円以下
交通費 5,000円以下
観光・お土産代 5,000円以下

5位 城崎温泉

城崎温泉

アイコン_30代女性

兵庫県随一の泉質で有名だったから。風情あふれる街並みを歩いてみたかった。

【39歳|無職|1月に二泊三日】
宿泊費 20,000~25,000円(食事付き)
食費 8,000~10,000円
交通費 5,000円以下
観光・お土産代 5,000~10,000円
アイコン_20代女性

温泉街で食べ歩きをしたり、いろんな温泉に入ってリフレッシュしたかったから。

【28歳|専業主婦|9月に一泊二日】
宿泊費 10,000~15,000円(食事付き)
食費 5,000円以下
交通費 5,000~10,000円
観光・お土産代 5,000円以下

まとめ

本記事では、アンケート結果をもとに女子旅の温泉旅行ではどのくらいのお金が必要かを紹介しました。

もっともお金を費やしたいと思う優先順位の第一位は、宿泊費という結果になりました。

約半数の方は、夕食や朝食が含まれている宿泊プランを選ばれており、お昼に温泉街の食べ歩きを堪能されているようですね。

また、温泉旅行に求めるものについては、20代と30代で少し意見がわかれました

母娘や友人らと旅行に行く際は、ぜひ本記事を参考にして、両方を満たす温泉地を選んでくださると嬉しいです。