危ない投資?ソーシャルレンディングのリスクや損しないためのポイントなど解説

PR 投稿日:2023.07.26 更新日:2024.03.27
ソーシャルレンディング危ない

「ソーシャルレンディングは危ない投資なの?」

「ソーシャルレンディングのメリットやデメリットを知りたい!」

このように思っている方もいらっしゃるでしょう。

ソーシャルレンディングは高利回りを期待できる資産運用方法ですが、リスク管理は必須です。

当記事では、ソーシャルレンディングについて詳しく知りたい方に向けて、以下の情報を解説します。

  • ソーシャルレンディングに伴うリスク
  • メリット・デメリット
  • ソーシャルレンディングで損しないための注意点

またおすすめソーシャルレンディング会社などについても解説していますので、ぜひ最後までお読みください!

ソーシャルレンディングは危ない投資って本当?

ソーシャルレンディングに、リスクの高い危ない投資という面があるのは事実です。

投資元本がなくなってしまったり、想定よりも利益が減ってしまったりする可能性があるからです。

ただ運用方法や投資金額を工夫することによって、リスクは軽減できます。

また以下のようなメリットがあり、多少のリスクを負ってでも大きな利益を上げたい方におすすめな投資方法と言えるでしょう。

  • 利益率が高め
  • 少額から投資できる
  • 運用の手間がかからない

次項より、ソーシャルレンディングのリスクについて、わかりやすく解説していきます。

知らないと危ない!ソーシャルレンディングに伴う3つのリスク

ソーシャルレンディングでの投資に伴う主なリスクは、以下の3つです。

  • 貸し倒れリスク
  • 流動性リスク
  • 破綻リスク

ソーシャルレンディングは仕組上、大きな損失を被る可能性もあるため、リスクの把握は非常に重要です。

次項より、それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。

1.貸し倒れリスク

ソーシャルレンディングには、デフォルトとも言われる貸し倒れのリスクがあり、最悪の場合、投資元本をすべて失う危険性もあるため注意が必要です。

ソーシャルレンディングでは、出資者から集めた資金をファンドへ貸し付けて、それによって得た利息を投資家へ分配しています。

そのため万が一、融資先ファンドが倒産するなどして完済されなかった場合、出資金が返還されず損失を負う恐れがあります。

2.流動性リスク

ソーシャルレンディングは融資期間が終わるまで、投資家による途中解約は原則できません

株式投資や投資信託などのように自分の意志で現金化できず、流動性は非常に低いため注意が必要です。

ソーシャルレンディングの融資期間中に大きな出費がないかを確認し、必ず余剰資金の範囲内で投資しましょう

融資期間が終わるまで現金化できない点に不安を感じる方は、融資期間が短かったり分割返済が可能だったりするファンドを選ぶのがおすすめです。

3.破綻リスク

可能性は比較的低めですが、不正取引や虚偽の表示などにより、ソーシャルレンディング運営会社そのものが破綻するリスクにも注意が必要です。

実際、金融大手のSBIホールディングスの子会社であるSBIソーシャルレンディングは、融資先の不正が原因で行政処分を受け、2021年5月に撤退しています。

SBIホールディングスがソーシャルレンディング事業撤退

引用:日本経済新聞 | SBIホールディングス、ソーシャルレンディング事業からの撤退を発表

また金融庁の公式サイトでも注意喚起されており、以下のような指摘事例が挙げられています。

  • グループ会社の増資資金に出資金が充当されている状況
  • ウェブサイトに記載した事業自体が実在しない虚偽の表示
  • ファンド資金が流出しており、事業実態の確認や資金使途を把握するための管理態勢を構築していない状況

ソーシャルレンディング会社を選ぶ際は、上場企業など信頼できる運営会社を選びましょう

危ない理由を解説!ソーシャルレンディングの5つのデメリット

ソーシャルレンディングの主なデメリットは、以下の5つです。

  • 元本保証はない
  • 運用期間中は資金化できない
  • 想定より利益が減る場合もある
  • 投資ファンドの数に限りがある
  • 悪質な業者も存在する

ソーシャルレンディングが危ないと言われる理由は、これらのデメリットにあります。

意図しない損失を避けるために、デメリットを理解しておきましょう。

次項より、ひとつずつ解説していきます。

1.元本保証はない

前述したように、ソーシャルレンディングでは投資金が元本保証されません

融資先ファンドが倒産したり運営会社が破綻したりした場合、投資金が回収不可能になる可能性が高く、元本割れのリスクを伴います。

そのためひとつのファンドや運営会社にまとめて投資するのは避けて、なるべく分散させるのがおすすめです。

なおソーシャルレンディング会社によっては、融資先が返済不可能となったときのために、担保が用意されている事業者もあります。

できる限りリスクを抑えたい方は、担保の有無を基準に選ぶとよいでしょう。

2.運用期間中は資金化できない

ソーシャルレンディングは、運用期間が終わるまで資金化できません

株式投資や投資信託などのように希望したタイミングでの現金化ができないため、投資金額には注意しましょう。

投資する際は、運用期間中に大きな出費の予定がないかを確認し、余剰資金でのみ運用するのがおすすめです。

なお次項で詳しく解説しますが、貸付先ファンドからの繰り上げ返済があった場合は、融資期間が終わる前に投資金が返還されます。

3.想定より利益が減る場合もある

ソーシャルレンディングでは融資先ファンドが予定日よりも早く返済する、早期償還となるケースもあるという点は、把握しておきましょう。

早期償還されると融資期間が短くなり、利息の総額が減少するため、得られる利益が想定よりも低くなる可能性があります。

定期預金や国債投資などと異なり、利益額が小さくなる可能性もあるという点には注意が必要です。

4.投資ファンドの数に限りがある

ソーシャルレンディングでは、投資できるファンドの数や目標募集金額に限りがあります。

運営会社にもよりますが基本的に先着での募集なため、募集期間が終わる前に自分が投資したいファンドの枠が埋まってしまう可能性もあるという点は、把握しておきましょう。

なおファンドによっては、抽選式で募集している場合もあります。

好条件のファンドは高倍率になりがちですが、時間の都合が合わず先着式への応募が難しい方は、抽選式のファンドに応募するのがおすすめです。

5.悪質な業者も存在する

ソーシャルレンディング会社の中には、ごくまれに悪質な業者が存在するという点は把握しておきましょう。

ソーシャルレンディング事業を行うには、第二種金融商品取引業の登録を受けなければなりません。

登録を受けていない会社が事業を行うのは違法であり、詐欺の被害に遭う恐れがあるため取引は避けてください。

なおソーシャルレンディング会社を選ぶ際は、以下のような大手の運営会社がおすすめです。

  • Bankers(バンカーズ)
  • クラウドバンク
  • Funds(ファンズ)
  • OwnersBook(オーナーズブック)

当記事の後半でおすすめの運営会社を9社紹介しておりますので、ぜひお読みください。

危ないだけじゃない!ソーシャルレンディングの4つのメリット

ソーシャルレンディングには4つのメリットがあります。

  • 高利回りが期待できる
  • 運用の手間がかからない
  • 少額から投資できる
  • 元本の価値は下がらない

投資リスクが高めというデメリットはありますが、他にはないメリットがあるのもソーシャルレンディングの特徴です。

次項から、メリットについてそれぞれ解説していきます。

1.高利回りが期待できる

ソーシャルレンディングは株式投資や投資信託に比べて、高利回りが期待できます

株式会社東京証券取引所の資料によると、株式投資の平均利回りは約2~3%ほどです。

それに比べてソーシャルレンディングの平均利回りは約4~5%なため、より多くの利益を得られる可能性があります。

実際、大手ソーシャルレンディング会社のBankersでは、以下のような高利回りのファンドが運用されています。

ファンド名 予定分配率
不動産賃貸事業支援ファンド第1号 5.00%
サービサー事業支援ファンド第1-6号 4.00%
フリーランス事業支援ファンド第1-2号 5.33%

ただ高利回りではあるもののリスクが高めなため、適切なリスク管理を怠らないように注意しましょう。

2.運用の手間がかからない

ソーシャルレンディングでは、運用の手間をかけずに利益を得られます。

基本的に投資後は放置したままでよく、利息や返済金を受け取るだけです。

株式投資や為替取引などと異なり、利益を得るために売買取引をする必要がありません。

株価や為替の値動きをなるべく気にしたくない方に、おすすめの投資方法と言えるでしょう。

また資産運用に興味があるものの、仕事や家事で投資に時間を割けない方にもおすすめです。

3.少額から投資できる

ソーシャルレンディングは1万円ほどの少額からでも投資できため、余剰資金が少なめな方でも利用可能です。

ハイリスクハイリターンの投資を少額からできるのは、リスクを抑えられるという面からも利点と言えるでしょう。

少額投資ができるソーシャルレンディング会社の例を、4つ紹介します。

運営会社 最低投資額
Bankers
(バンカーズ)
1万円
クラウドバンク 1万円
OwnersBook
(オーナーズブック)
1万円
Funds
(ファンズ)
1円

なお投資先のファンドごとに、個別で最低投資額が指定されている場合もあります。

ファンドによっては、運営会社が設定した最低投資額以上の資金が必要という点は、把握しておきましょう。

4.元本の価値は下がらない

ソーシャルレンディングは、ファンドへの貸付けによって利息を得る投資方法なため、投資金はそのまま融資に利用されます。

株式や外貨などを購入して運用するわけではないため、投資期間中は元本の価値が変動しません

そのため融資期間の終了時に、投資金と同額の返還を受けられます。

ただ元本の価値は下がらないものの、ファンドの倒産や運営会社の破綻などが原因で、貸し倒れとなる可能性はあります

最悪の場合、投資金をすべて失ってしまう恐れもあるため、利回りが高すぎないファンドを選んだり余剰資金で投資したりするなどして、リスク管理するのが非常に重要です。

ソーシャルレンディングで危ない投資をしないための5つのポイント

ソーシャルレンディングにおいてリスクの高い投資を避けるために、以下の5つのポイントに注意しましょう。

  • 分散投資する
  • 余剰資金で投資する
  • 高利回りすぎるファンドは避ける
  • 運用期間が短いファンドを選ぶ
  • 信頼できる事業者を選ぶ

上記のポイントを徹底することで、万が一事業者の破綻や貸し倒れなどが起きた場合でも、損失を最低限に抑えられるでしょう。

次項より一つずつ詳しく解説していきます。

1.分散投資する

リスクを軽減するために分散投資は非常に有効です。

ひとつのファンドや運営会社にまとめて投資してしまうと、貸し倒れになった際にすべての投資金を失ってしまう恐れがあります。

しかし投資額は同じでも、複数のファンドや運営会社に分けて投資すれば、万が一の事態が起きたときに損失を抑えられます。

たとえば投資額が100万円だとすると、5つの運営会社に20万円ずつ投資するような形です。

なるべくリスクを抑えて、大きな金額を投資したい方におすすめの投資方法です。

2.余剰資金で投資する

ソーシャルレンディングでは運用期間中の解約による現金化はできないため、余剰資金での運用は鉄則と言えます。

利益を得るための資産運用で、生活が苦しくなってしまっては意味がありませんよね。

また生活が苦しくなるほどのお金を投資に費やすと、冷静な判断をしにくくなり、思わぬ失敗をしてしまう恐れもあります。

運用期間中の出費予定を確認し、余剰資金の範囲内で投資資金を決めましょう。

3.高利回りすぎるファンドは避ける

高利回りのファンドは魅力的ですが、安全に投資したい方は避けた方がよいでしょう。

資産運用において、リスクとリターンは表裏一体の関係です。

リターンが大きければ大きいほどリスクも高くなる傾向にあるため、利回りが高すぎるファンドへの投資は、慎重に検討するのをおすすめします。

また以下のソーシャルレンディング会社では、完済された割合を示す正常償還率が100%に達しています。

  • Bankers(バンカーズ)
  • Funds(ファンズ)
  • Alterna Bank(オルタナバンク)

利回りの高いファンドに投資する際は、上記のような貸し倒れとなる可能性が低い運営会社を利用するのがおすすめです。

4.運用期間が短いファンドを選ぶ

ソーシャルレンディングのリスクを軽減するには、運用期間が短いファンドを選ぶのも効果的です。

運用期間が長期になればなるほど、景気の変動や自然災害などといった不測の事態が起こったり、ファンドの経営不振によって事業が撤退したりする可能性が高まります。

その結果、貸し倒れや延滞となる可能性も高まるため、リスクを抑えたい方は運用期間が短めな半年から1年ほどのファンドに投資するのがおすすめです。

ただ運用期間が短いファンドでは、得られる利益が少なかったり、融資先ファンドを選ぶ手間が増えたりするなどのデメリットもあります。

5.信頼できる事業者を選ぶ

リスクを軽減するためには、信頼できるソーシャルレンディング会社を選ぶのも重要です。

ソーシャルレンディング会社の中には、ごくまれに許可を得ずに事業を行っている悪質業者も存在します。

悪質業者と知らずに投資してしまうと、資金をすべて失うという事態にもなりかねません

そのような事態を避けるために、運営会社の累計運用額や総分配額などを確認し、実績のある事業者かどうかを必ず確認しましょう。

実績のある大手ソーシャルレンディング会社を4社紹介します。

会社名 累計運用額
※2023年6月27日時点
Bankers
(バンカーズ)
約219億円
クラウドバンク 約2,322億円
OwnersBook
(オーナーズブック)
約389億円
Funds
(ファンズ)
約391億円

また貸し倒れが起きた際にも投資家へ資金を返還できるように、担保を設けている運営会社もあります。

実績やサービス内容などを比較して、もっとも安全性の高いソーシャルレンディング会社で投資しましょう。

ソーシャルレンディング会社を選ぶ際に見るべき3つのポイント

ソーシャルレンディング会社を選ぶ際には、以下の3つのポイントを比較するのがおすすめです。

  • 企業の規模や実績
  • リスク対策の有無
  • 取り扱いファンド数

ソーシャルレンディングは比較的歴史の浅い投資商品ですが、運営会社は豊富にあります。

それぞれを比較して、自分に最適なソーシャルレンディング会社を選びましょう。

次項より、上記にポイントを見るべき理由について解説していきます。

1.企業の規模や実績

ソーシャルレンディング会社の規模や実績は、信頼性を測るうえで重要なポイントです。

大手企業が運営していたり、運用金額が他社に比べて大きかったりする運営会社は、信頼性が高いと言えるでしょう。

投資家向けに運用状況を公開している運営会社もあり、たとえば大手のBankersでは、以下のような項目を公式サイトに公開しています。

  • 運用総額(累計)
  • 償還済み元本(累計)
  • 分配金総額
  • 正常償還率
  • 平均運用期間(実績)

運用実績に関する情報を公開している企業は信頼できますよね。

なおソーシャルレンディング会社によっては、運用実績を大々的には公開していない場合もあります。

実績がわからない場合は、口コミや評判などを調べて判断するのがおすすめです。

2.リスク対策の有無

ソーシャルレンディング会社を選ぶ際には、ファンドの貸し倒れや延滞などといったリスクに対して、対策しているかどうかも確認しましょう。

リスク対策としては不動産や債券を担保とするのが一般的です。

たとえばOwnersBookでは、すべての投資案件に不動産担保が付いており、貸し倒れとなった際の損失額を軽減できます。

ただ担保があることによって元本が保証されるわけではなく、投資した全額が返還されない可能性もあるため注意が必要です。

また運営会社によって担保の有無や内容は異なるため、投資を申し込む前に必ず確認するのがおすすめです。

3.取り扱いファンド数

取り扱いファンド数も、ソーシャルレンディング会社を選ぶ際に重要な比較ポイントです。

当然ではありますが、取り扱いファンド数が多ければ多いほど、好条件の案件が見つかりやすいと言えます。

また多くのファンド募集が先着方式なため、取り扱い数が少ないと、そもそも投資先が見つからないという事態にもなりかねません。

なおクラウドバンクでは、2023年6月27日時点での累計取り扱いファンド数が5千件を超えており、他社に比べて圧倒的に多くの案件が取り扱われています。

ソーシャルレンディング会社を選ぶ際には、累計投資額や完済率だけでなく、取り扱いファンド数も考慮して検討しましょう。

危ない業者を避けたい方へ!おすすめソーシャルレンディング9選

なるべくリスクを低くソーシャルレンディングで投資したい方には、以下のソーシャルレンディング業者がおすすめです。

  • Bankers(バンカーズ)
  • クラウドバンク
  • Funds(ファンズ)
  • OwnersBook(オーナーズブック)
  • AGクラウドファンディング
  • Alterna Bank(オルタナバンク)
  • COMMOSUS(コモサス)
  • Funvest(ファンベスト)
  • LENDEX(レンデックス)

それぞれの基本情報や特徴について、次項より解説していきます。

1.Bankers(バンカーズ)

Bankersは2020年12月にサービスを開始した新しめの企業にもかかわらず、業界最速で累計出資額200億円を達成しており、利用者満足度の高いソーシャルレンディング会社です。

平均運用期間は約6.9ヶ月とやや短めかつ、完済率を示す正常償還率は100%となっており、貸し倒れリスクは低いと言えるでしょう。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約219億7千万円
成立ファンド数 162件
最低投資金額 1万円
資本金 4億円

※2023年6月27日時点

Bankersではセイムボート出資という形式を採っており、運営会社も投資家と同じファンドへ出資しています。

投資家側と運営会社側の利害が一致するため、信頼性は高いと言えます。

また実績に関する多くの情報を公開しており、事業の透明性が高いのも特徴です。

2.クラウドバンク

クラウドバンクは累計応募額が2千億円と、圧倒的な実績の多さが特徴です。

また2023年3月末までの3年間に、運用が終了したファンドの平均利回りは5.87%となっており、利益率が高いという利点もあります。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約2,322億6千万円
成立ファンド数 5,467件
最低投資金額 1万円
資本金 1億円
(2019年3月31日現在)

※2023年6月27日時点

クラウドバンクでは、Crowd Bank Hackという独自メディアを運営しています。

投資初心者向けの資産運用に関する知識やノウハウだけでなく、専門家のインタビューなどの記事も掲載しており、経験者にとっても有益な情報を得られます

投資しつつ、資産運用の勉強もしたい方におすすめのソーシャルレンディング会社です。

3.Funds(ファンズ)

Fundsは、以下のような大手の証券会社や金融機関から出資を受けていたり、サービス開始時から100%の正常償還率を維持していたりするなど、信用度の高さが特徴です。

  • 三井住友信託銀行
  • 三菱UFJキャピタル株式会社
  • auカブコム証券
  • 楽天証券

またファンドにもよりますが1円から投資ができるため、ソーシャルレンディングを少額から試してみたい方にもおすすめの運営会社と言えます。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約396億5千万円
成立ファンド数 321件
最低投資金額 1円
資本金 1億円

※2023年6月27日時点

Fundsでは、一部のファンドについて抽選での申し込みが可能です。

ファンドの募集開始時間を気にしなくてよいため、仕事などで都合を合わせられない方にとって大きな利点と言えるでしょう。

4.OwnersBook(オーナーズブック)

OwnersBookは不動産投資型クラウドファンディングを行っており、2021年6月に実施された調査において、以下の3項目で1位を獲得しています。

  • 累計募集額
  • 信頼度
  • 支持率

さらに親会社が上場企業のロードスターキャピタル株式会社であるという点からも、信用できるソーシャルレンディング会社と言えるでしょう。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約389億5千万円
成立ファンド数 270件
最低投資金額 1万円
資本金 8千万円

※2023年6月27日時点

OwnersBookは定期的に無料オンラインセミナーを開催しており、不動産投資のメリットや見るべきポイント、Web画面の操作方法などについて説明を受けられます。

不動産投資について独学で学ぶのは難易度が高いため、専門家に質問できたりアドバイスを受けられたりするのは嬉しいポイントです。

なお無料オンラインセミナーは、OwnersBookに会員登録をしていない方でも受講可能です。

5.AGクラウドファンディング

AGクラウドファンディングは、大手消費者金融として有名なアイフルグループが運営する、貸付型クラウドファンディングです。

50年以上にも渡る貸金業の経験を活かしてファンドを審査しており、独自の強みを持ったソーシャルレンディング会社と言えます。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 情報開示なし
成立ファンド数 41件
最低投資金額 1円
資本金 2億5千万円

※2023年6月27日時点

AGクラウドファンディングでは、親会社であるアイフルへ貸付けをする、アイフルファンドという案件を取り扱っています。

利回りは1%前後と比較的低めではあるものの、グループ会社内での融資なためリスクは非常に低いと言えるでしょう。

また最低投資額が1円に設定されており、投資額の面からリスクを抑えやすいというのも、ひとつの利点です。

6.Alterna Bank(オルタナバンク)

Alterna Bankは2022年5月に行われたイメージ調査において、オルタナティブ投資プラットフォームの人気No.1に選ばれています。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約156億3千万円
成立ファンド数 287件
最低投資金額 1万円
資本金 約2億4千万円

※2023年6月27日時点

2022年4月から2023年3月までに募集したファンドの利回りが4~12%と比較的高めかつ、元本償還率が100%なため、リスクを抑えて利益を上げたい方におすすめです。

7.COMMOSUS(コモサス)

COMMOSUSは融資先の多様性を重視しており、高利回りのファンドだけでなく、さまざまな業界や融資目的の案件に投資可能です。

以下に取り扱いファンドの一例を紹介します。

ファンド名 予定利回り 予定運用期間
アートプラン不動産ファンド 5% 12ヶ月
埼玉県川口一棟マンション 6% 5ヶ月
外貨両替事業ファンド 4.5% 11ヶ月

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 情報開示なし
成立ファンド数 73件
最低投資金額 1万円
資本金 1億6千万円

※2023年6月27日時点

予定利回りが3~7%のファンドを多く取り扱っており、低利率でリスクを抑えたい方におすすめと言えるでしょう。

8.Funvest(ファンベスト)

Funvestは、大和証券グループおよびクレディセゾングループに所属する、ソーシャルレンディングサービスです。

大手金融機関のグループ力を活用し、さまざまな案件に投資できるという強みがあります。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 情報開示なし
成立ファンド数 42件
最低投資金額 10万円
資本金 24億1千万円

※2023年6月27日時点

日本国内だけでなく海外のファンドも取り扱われており、不動産系が多くを占めています。

また利回りは3~4%ほど、運用期間は半年から1年ほどの案件が多いため、なるべくリスクを抑えて安定性のある投資をしたい方におすすめです。

9.LENDEX(レンデックス)

LENDEXは、1年以内の短期ファンドを中心に取り扱っているソーシャルレンディング会社です。

成立ファンド数が他社に比べて多いのが特徴で、2023年6月時点で900件以上の貸付けを達成しています。

主な実績などについては以下をご覧ください。

項目 数値
累計募集額 約333億7千万円
成立ファンド数 910件
最低投資金額 2万円
資本金 約1億9千万円

※2023年6月27日時点

LENDEXでは不動産担保ローンファンドも扱っており、融資先企業が貸し倒れとなった場合の損失額を軽減できます。

また融資によって得られた利息は毎月分配されるため、投資の実感を得やすいのも嬉しいポイントです。

ソーシャルレンディングは危ないだけじゃなくメリットもある!ただリスク管理は必須

当記事で解説した、ソーシャルレンディングについての情報をおさらいします。

リスク
  • 貸し倒れリスク
  • 流動性リスク
  • 破綻リスク
メリット
  • 元本保証はない
  • 運用期間中は資金化できない
  • 想定より利益が減る場合もある
  • 投資ファンドの数に限りがある
  • 悪質な業者も存在する
デメリット
  • 高利回りが期待できる
  • 運用の手間がかからない
  • 少額から投資できる
  • 元本の価値は下がらない

ソーシャルレンディングは想定利回りの高い投資方法ですが、元本保証がなく、最悪の場合、投資額をすべて失う恐れもあります

そのため投資額を少なめにしたり、利回りが高すぎる案件は避けたりするなどのリスク対策は必須です。

またソーシャルレンディング会社を選ぶ際は、実績の多さや運用会社の規模などを比較して、もっとも信用できる企業を選びましょう。