イベント概要
<タイトル>
とりあえず来ようか~自分にとっての「種」を見つけよう~
<場所>
鴨川河川敷
<時間>
午前10時~11時
<内容>
自分の経験や考えていることについて、自由に話す
今回のイベントは、朝の鴨川で1時間ほど行いました。
非常に気持ちの良い秋晴れの日で、10月下旬の午前中にしては日差しが強かったです。
イベントに参加してくれたのは、2人の学生でした。
イベントでは来てくれた学生だけではなく僕たち学生インターンも参加して、自分の考えを自由に話し合いました。
その中で特に時間を割いて話したことは、一歩を踏み出すことについてです。
参加してくれた学生の1人は、これまで自分と真剣に向き合うことを避けていました。
各々が自分はどう向き合ってきたのか、そのためにどうしてきたのかといったことを、体験をもとに話し合いました。
その結果彼は、「小さくてもまず一歩踏み出してみる」という考えを持つようになりました。
イベントを開催した意味があったなと思い、非常に嬉しかったです。
反省点
今回のイベントは、反省点がたくさんありました。
その中でも一番の反省点は、集客方法についてです。
僕たちは、「大学生活楽しいけどこのままで良いのか」と少し焦りを感じている学生に、イベントに参加してもらいたいと考えていました。
目標は5人の学生に来てもらうことでしたが、結果的に2人にしか来てもらうことはできませんでした。
イベントに来てもらいたい学生はどんなことを考え、どのような行動をとるのか。
僕たちにはこの視点が欠けていました。
「とりあえずSNSで告知しておけば充分だろう」と思っていたのです。
来てもらいたい学生の気持ちになりきることがまったく足りていませんでした。
フォロワーが少ないTwitterのアカウントで告知しても、彼らにはなかなか届きません。
イベントに参加してくれたかもしれない学生は、食堂で楽しげに話しているグループの中にいたのかもしれません。
もしくは家でひたすらYou Tubeを見ていたのかもしれません。
そんな人にきちんと伝わるような告知をするべきでした。
来てもらいたい学生の生活を具体的に想像することの大切さを強く感じました。
また告知をするときのことを考えて内容を作りこむことも重要だと思いました。
今回のイベントは、自分の考えや経験を自由に話すという内容でした。
告知を見た人は、「このイベントは本当に自分のためになるのか?」という疑問が湧いたのではないかと思います。
たとえばある有名人が講演をする場合には、「○○さんなら面白い話が聞けるだろう」という、一定程度の質やメリットが担保されていると感じることができます。
しかし参加者が自由に話すイベントとなると、メリットが担保されているとは感じられません。行ってみたら面白いのかもしれないが、まったく面白くない可能性も大いにある、この不確実さが今回の集客が思い通りにいかなかった一因であるように思います。
今後に向けて
反省点をいくつか述べましたが、今回のイベントの開催は非常に学びの多い経験になりました。
他の人の考え方や行動を考える重要性を学びました。
告知を見た人がどう思うか、その人の目線で考える大切さを学びました。
これらのことは、もしイベントを開催していなかったら得ることはできなかったでしょう。
この学びを活かすために、次回以降のイベントでは次のようにしていこうと考えています。
① イベント成功のために何を考えるべきかをまとめたフォーマットを作る
② フォーマットに沿ってイベントの企画書を作る
③ 社員さんからフィードバックをもらう
これらをすることによって思考の抜け漏れがなくなり、いつも質の高いイベントを提供できるようになるはずです。
そこでまずはフォーマットを早急に完成させます。
そしてそのフォーマットに沿って11月にもイベントを開催するので、ぜひ楽しみにしていてください!