あえて服装自由と指定する4つの理由

スーツではなく、あえて「服装自由」を企業が指定する理由は４つあります。

• リラックスできるから

リラックスした状態で面接を行うことで、採用担当者は学生の素の姿を見たいです。きちっとスーツを着ると身も心も引き締まりますが、緊張した雰囲気になってしまいます。そのため私服によりのびのびした姿勢で参加してほしいと考えています。

• 学生の負担が減るから

学生の負担を減らすことで、採用担当者はインターンや面接に参加する人数を増やしたいです。多くの学生に参加してもらうことで自社の認知度拡大や優秀な学生の選別を行うことができます。そのためスーツの着用に気を使わずに、私服で気楽に参加してほしいと考えています。

• 個性が出るから

学生の個性を出すことで、採用担当者は会話と見た目の両方からその学生の姿を見たいです。スーツではほとんど同じ格好になってしまい学生の個性が見にくくなってしまうので、私服で参加してもらうことで自社の雰囲気に合った学生や活躍してくれそうな学生を採用したいと考えています。アパレル業界の場合、ファッションセンスの良し悪しまで見られる可能性が高いので注意が必要です。

• 服装自由の職場だから

社員の服装が自由だから、職場の雰囲気に合わせて学生にも服装自由を指定することが多いです。例えば、弊社株式会社プラスワンではパソコンに向かって座って仕事をすることが多いので、体が凝ってしまわないように服装自由で仕事をすることを推奨しています。

「服装自由」のときはオフィスカジュアルで

「服装自由」を指定されたときは、マナーを守ることができ、キチンとした印象に見られるオフィスカジュアルの格好が適切です。

そもそもオフィスカジュアルって？

スーツよりもカジュアルな、職場で着用する服装のことです。ビジネスカジュアルとも呼ばれています。近年働き方改革などの影響によってオフィスカジュアルの格好で仕事を推奨する企業が増えており、一概にオフィスカジュアルといってもバリエーションがとても多いのが現状です。

そこで、ベーシックな夏のオフィスカジュアルのスタイルを紹介します。

＜男性の場合＞

長ズボン・襟付きシャツにジャケットが基本的な組み合わせです。

あまり派手な色にならないように、落ち着いた色を選ぶのが無難でしょう。

＜女性の場合＞

長ズボンまたはスカートに、シャツとジャケットが基本的な組み合わせです。

男性に比べてオシャレを許容されているので、オフィスカジュアルに慣れてきたらオシャレを意識してみてもいいかもしれません。

原色よりも薄い色の服は明るい印象を、落ち着いた色の服は大人っぽい印象を与えるので、意識してみてはいかがですか？

私たち学生インターンはオフィスではジャケットを脱いで仕事をしていますが、お客様と会うといった大切な時はジャケットを着て、相手に信頼してもらいやすい服装を心がけています。

これだけは避けた方がいい

TPOをわきまえていないな、きちんとしていないな、などとネガティブなイメージを持たれてしまう服装を紹介します。

・デニム・・・作業着や普段着として着用されるため、ビジネスの場には向いていない

・ダメージ仕様の服／露出度が高い服装／派手なアクセサリー・・・遊んでいる印象が強い

・膝上のスカート/半ズボン・・・ビジネスの場には向いていない

・パーカー・・・ラフに見えてしまう

・原色・・・インパクトが強すぎ、職場で浮いてしまう。

まとめ

インターンや面接などで「服装自由」と連絡がきても、おびえる必要はありません。「服装自由」と言われたら、相手にきちんとしているという印象を持ってもらうために長ズボン/スカート・シャツ・ジャケットのオフィスカジュアルな服装で参加することをおススメします。