2018年07月19日

【実録!】長期インターンシップに挑戦する学生に必要なスキルとは

企業は長期インターンで、池井戸潤が描いた「半沢直樹」のような学生を求めているのでしょうか?

彼のように、7:3の髪型を徹底し、スーツをびしっと決め、悔しさをバネに成果を上げるその根性は、きっと企業への貢献に役立つでしょう。

インターン生よりも、正社員として採用した方がいいかもしれません。

ただし、僕自身、プラスワンの長期インターンシップを経験していて「半沢直樹」を求められたことはありません。

では、いったいどのような学生が、どのようなスキルが、長期インターンでは求められるのでしょうか?

僕のこれまでの長期インターンを振り返ると、3つの答えが出てきました。

今回は、長期インターンシップに挑戦する学生に必要な3つのスキルを、長期インターンで得られるスキルと合わせてご紹介します!



…そもそも長期インターンとは

定義はあいまいですが、一般的には1か月以上のインターンをすることが長期インターンと呼ばれています。

長期インターンはサマーインターンや短期インターンと比べて、業務を経験する期間が違うため、多くの実務経験を積むことやスキルアップを狙うことができます。

長期インターンシップ生として働くために必要とされるスキル3選

凄腕サラリーマンのようなスキルよりも、僕たちには求められていることがあります。

長期インターンシップは実務期間が長く、短期インターンよりも会社への影響が多いので、以下の3つのスキルが求められます。

 

主体性

「主体性」とは、どんな状況においても「自分の意志」や「判断」で行動する姿勢のことです。

任された仕事を自分ごととして遂行することが求められます。

目標を目指している中で課題を発見したら、その課題を解決するために行動を起こし、ベストな選択を判断する必要があります。

逆に指示待ち人間では仕事は進まず成果もでません。

自分から動かずに経験を求めていては、何を得るためにうちの企業でインターンをしているの?と言われかねません。指示を待って仕事をするのであればアルバイトの経験とほとんど変わりないでしょう。

 

素直さ

「素直さ」とは、他人や他人の意見を受け入れることができ、現実の自分を受け入れることができる力です。

例えば事業を企画する時に、自分の経験や考えばかりではなく、他の人の意見も取り入れることが大切になってきます。

逆に、経験を積み、結果を出してきた社員の方からのアドバイスを聞かずに、自分の意見を押し通してしまってはいけません。

今までの自分の経験から自分の意見に自信を持つことは素晴らしいことですが、強情になりすぎて貴重なアドバイスを聞かないのは、社員からの信頼を失うだけではなく、事業の失敗を引き起こしてしまうかもしれません。

 

責任感

「責任感」とは、最後までやりきる力です。

インターンでは自分に任された仕事を最後までやりきることが大切です。

責任感を持って仕事に取り組むことで前向きな姿勢を続けられ、問題を解決することができます。

そうすることで、周りの人からも信用され、リーダーシップを発揮できるようになるでしょう。

逆に、インターン生に任せた仕事を、途中で諦められたり放棄されたりしたら、企業はたまったもんじゃないです。

 

以上の3点は、学生インターンとしてだけではなく社会人になった時にももちろん必要になってくるポイントです。

 

こんな学生でも大丈夫?

まるで友達のようにタメ口で話をしてくる学生

時間にルーズで約束を守らない学生

批判ばかりで解決策を提案しない学生

理想論を語り現実的な話をしない学生

コミュニケーション不足で言っていることが伝わらない学生

失敗の責任を転嫁して自分のミスを認めない学生

 

僕の経験上、上記のような学生には、主体性、素直さ、責任感が欠けているのかなと思ってしまいます。

長期インターンとは、社員に交じって遊ぶところではありません。社員と同じ立場で成果を出すところです。

成果を出すためには周りの人の知識や経験を吸収し(インプット)、それを活かして仕事をしなければいけません(アウトプット)。インプットとアウトプットを繰り返していける人が結果的に成果を出すことができます。

そのためにも、

・主体性

・素直さ

・責任感

この3つのスキルが、インターンでは必要とされるのです。

 

長期インターンで得られるスキル

さて、長期インターンで求められるのはどんな学生か、イメージしていただけたでしょうか?

主体性、素直さ、責任感、この3つのスキルを持ち合わせている学生です。

数字で表せない人間性の部分ですね。

そして、“主体的で素直で責任感のある学生”なら、長期インターンを通じて、様々なスキルを得ることができます。

今回は、僕がプラスワンで行っている、「企画型」「新規事業型」と呼ばれるインターンで得られる3つのスキルを紹介します。

 

企画力

長期インターンでは0から事業の立ち上げや、既存の事業を改善するために施策を考えることがあります。

そのなかで現状の調査・分析を通して課題を発見し、企画書の作成をして実際に行動を起こしていきます。

その経験を通して、ニーズや課題を解決する企画力を培うことができます。

 

提案力

企画したものを実行するためには、社員や他のインターンに賛同してもらい実行の許可をもらう必要があります。

賛同してもらうためには、自分の想いを伝えなければいけません。

その経験を通して、想いを伝える提案力を培うことができます。

 

戦略的思考

企画、提案したものを成功させるためには、どうすれば問題を解決できるか、どの方法が最も効果的か、代替策はなにかといった戦略的なアプローチが必要になります。

その経験を通して、事業を成功に導く戦略的思考力を培うことができます。

 

まとめ

僕自身、株式会社プラスワンで長期インターンとして働いて約3か月間。

様々な業務を経験する中で、以下の3点は強く感じています。

 

・主体性、素直さ、責任感は長期インターンとして働く上でとても大切。社会人でも同様。

(面接のときだけそれを装ってもバレてしまうので、それだけは避けてくださいね。)

 

・長期インターンはインプットだけでなく、アウトプットする場所

 

・新規事業型インターンシップは企画力、提案力、戦略的思考力を培うことができる。

 

 

実際のところ、長期インターンで学べることは人によって本当に様々。

僕は、企画力、提案力、戦略的思考力の他に、自分の長所短所に気づくことができました。

大学では絶対経験できないことをインターンで経験できるので、新しい自分に出会えます。

短所を見つけたら、それを改善しようと努めるか、他の人に任せるか選択することができます。

長所を見つけたら、伸ばそうと取り組むことができます。

自分が成長するための機会の一つとして長期インターンシップはとってもアリなので、ぜひ参加を検討してみてください。

主体的で素直で責任感のあるアナタのことを、お待ちしています!

長谷川 拓海

この記事を書いた人
長谷川 拓海

京都(のはしっこ)生まれ、京都(のはしっこ)育ちの人間です。 散歩とアルコールが好きです。このご時世、アルコールで人生壊さないように気をつけています。 IT業界について視野を広げたくて、プラスワンのインターンにトライしています!

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