共感とは
共感とは他人の意見や感情などにそのとおりだと感じることです。
実はみなさんも日常生活で共感をしています。
代表的な例でいうとツイッターやインスタグラムのいいね機能があてはまります。
人々はツイッターやインスタグラムの投稿を見て、共感をして「いいね」を押す場合が多いです。
共感がなぜ必要なのか
例えば、サッカーが好きな人がサッカーについて熱く語っても、サッカーに興味がない人にとっては退屈ですよね。
逆にサッカー好きな人同士で会話するとどうでしょう。間違いなく盛り上がりますよね。
「サッカーが好き」という同じ価値観が、相手の共感を呼んだのです。
私たちのインターンでも、共感が非常に重要だと思っています。
私たちインターン生は営業をしたり記事を書いたり、イベントを開催するために企画や集客に取り組んでいます。
その業務の中で、相手の考えていることと自分たちの考えていることが一致するポイントを見つけます。
その一致するポイントを見つけたとき、どのようなサービスをすれば相手側に共感してもらえるかがわかります。
また、共感が大事だと特に意識するようになったきっかけは演劇の練習でした。
演劇から紐解く共感の必要性
私は演技を練習する前、演技は、「決まったセリフを覚え、かっこよく披露するもの」というイメージでした。だからある程度練習すれば観客はすぐに共感して、感動してくれるだろうと思っていました。
しかし、演技を実際にしてみて、想像以上に難解なものだと感じました。
そもそも演技は仕草や言葉によってストーリーを伝える行動と定義されます。
そのためには、自分とは違う人間を演じる技術が必要です。
他の人物像を演じるには、その人物にふさわしいしゃべり方、身体の動き、思考、性格などを身につけなければなりません。
自分が演じる役に共感しないと、なかなかその役になりきって演じることが難しいのです。
私は、空想の人物像になりきるのは不可能ではないかと思っていました。しかし、悩む私を見て、監督が「日常生活で他の人を洞察するといいよ」とアドバイスをくださいました。
その人がどんな状況でどんな表情・仕草をしているのか見てみると演技の幅が広がり、監督にも演技をほめられる機会が多くなりました。
演劇の練習を通して、人に共感してこそ演技ができ、観客を感動させることができるということが分かりました。
共感を生むにはどうすればいいのか
共感を生むには2つの順番があると思います。
日常生活にアンテナをはること
まず最初に日常生活にアンテナをはることです。例えば、大人気のイベントになぜ人が多く集まるのか考えるとしましょう。イベントを開催する側の思惑と観客側の需要がどのようにして一致したのか想像を膨らませてみます。
仮説検証すること
その次に、その想像をインターンなどの場で仮説検証し続けることです。例えばツイッターを繰り返し投稿することで、ターゲットの反応の変化が分かります。自分が想像していた反応であればいいのですが、たいていあまり想像通りのリアクションは返ってきません。
だから何度も仮説検証してはじめて共感を生むポイントが見つかります。
「周囲にアンテナをはること」「仮説が正しいか仮設検証すること」この2つのプロセスを踏むと共感を生みやすくなると思います。
まとめ
長期インターンに参加して約2ヶ月しかたっていないので、たいしたことは言えませんが、胸を張って言えることがあります。
それは、常に相手の気持ちを最優先に考えて生活することです。プレゼンのときや、デートをするときなどもそうですが、相手に共感してもらえると嬉しいですよね。
共感を生めると恋人もできたり、ビジネスでも大きな成功を収める可能性がグンと上がると思います。
是非、ささいなことでも共感を意識して行動してみてはいかがでしょうか。