長岡京で街歩き♪「キョウト レトロ モダン」開催!【10/27~11/2】
こんにちは、Wa! 編集部です。
みなさんは10月27日(金)から11月2日(木)までで、京都府長岡京市一円で観光イベントが行われることをご存知ですか?
その催しの名は「KYOTO RETRO MODERN(キョウト レトロ モダン)」。
「レトロモダン」をテーマに、長岡京市内で街歩きを楽しめるイベントです。
レトロモダンとは、古風な懐かしさの中に近未来を思わせる洗練されたデザインのことを意味します。
「キョウト レトロ モダン」では、「和のデザインをテーマとした街歩き」と「京都の玄関口としての立地を生かした特産品やコラボ商品の提供」をコンセプトに、さまざまなお店が工夫を凝らした商品やサービスを提供します。
実施期間のうち、10月27日(金)~10月29日(日)、11月2日(木)の4日間はプロジェクションマッピングなどの映像演出も楽しめるとのことです。
今回、「キョウト レトロ モダン」を実施する長岡京市から取材依頼のお声をいただきました。
さっそく長岡京市役所を訪ね、「キョウト レトロ モダン」についてお話を伺いました。
お店が主体的に考えて取り組むことを市は後押し
──今回は取材依頼をいただきまして誠にありがとうございます。
長岡京市商工観光課 星澤さん:
こちらこそ取材にお越しいただき、ありがとうございます。
──「キョウト レトロ モダン」はどのような経緯があって始まったのですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
昨年開催した「ウォーターアートプロジェクション」では、予想以上に多くのかたに長岡京市を訪れていただきました。
しかし「ウォーターアートプロジェクション」を見に来てくださるお客さんは多かったものの、その周辺のお店にはあまり訪れてもらえませんでした。
そこで今回は、地元のお店にもできるだけ利益を還元したいという思いから、街歩きをメインにした「キョウト レトロ モダン」を企画しました。
街を歩いて、長岡京市にあるお店を知ってもらいたいと思います。
──「キョウト レトロ モダン」は、どのようなテーマの企画なのですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
長岡京市を楽しむ「街歩き」が「キョウト レトロ モダン」のメインテーマです。
「レトロモダン」をテーマに、賛同いただいたお店がさまざまな商品やサービスを提供します。
長岡京市を訪れるかたには「感ジル地図」を配布しますので、街歩きをしながらお店を見ていただくことができます。
長岡京市は主催という立場から、お店が主体的に考えて創意工夫することを後押ししています。
──それぞれのお店では具体的にどのような取り組みが行われているのですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
イタリア料理店「オステリア ルーチェ」さんでは、「京の都もち豚のグリル 長岡京産イチジクと赤ワインソース」が提供されます。
また「菓子処 喜久春」さんでは、はんなり京都猫のまんじゅう「紅白猫まんじゅう」が提供されます。
このようにさまざまなお店が長岡京市を盛り上げる取り組みを実施してくださいます。
街歩きをしながら素敵なお店を見つけてほしい
──「キョウト レトロ モダン」が実施されるエリアは長岡京市一円と記載されていますね。
長岡京市一円とは具体的にどのあたりですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
阪急長岡天神駅から南北に伸びるセブン商店街や市内中心部から東西に広がる長岡京中央商店街などを中心に、賛同いただいたお店が長岡京市内各地に点在しています。
JR長岡京駅前バンビオ広場、長岡京市役所、中開田公園の3地点で映像演出が実施されるほか、市民活動サポートセンターから提供された「竹のオブジェ」が中開田公園に展示されます。
──映像演出では、どのような映像が流れるのですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
映像演出では、ミストフォログラムや、プロジェクションマッピングが実施されます。
ミストフォログラムでは、ミストに光を当ててオーロラのような美しい光の演出を作り出します。
コンサートなどでも使われる演出の一つですね。
プロジェクションマッピングでは、「レトロモダン」のテーマに合わせた映像が広場や建物の壁面に映し出されます。
これらの映像演出はSNS映えしますし、若いかたにも長岡京市に訪れてもらえればと思います。
ただ、商工観光課は「キョウト レトロ モダン」を映像演出などで盛り上げますが、メインテーマは街歩きです。
来られるかたには映像演出と一緒に、ぜひお店ものぞいてもらって、お食事やお買い物を楽しんでもらえればと思います。
──長岡京市はこのようなイベントをいろいろ開催しているんですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
昨年は、「ウォーターアートプロジェクション」や婚活イベント、500円バルなどを長岡京市が主体となって実施しました。
しかし行政主体の取り組みでは、お店側も「頼まれたからやる」ということになりがちです。
そこで今回は、お店側にも主体的に取り組んでもらえる企画にしたいと思い、「キョウト レトロ モダン」を考えました。
賛同いただいたお店では、テーマに合う商品やサービスを考案してくださったので、お店側が主体的におこなう取り組みとしては狙い通りと言えますね。
──「キョウト レトロ モダン」ではどれくらいの動員数を見込んでいるのですか?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
昨年の「ウォーターアートプロジェクション」では、土曜日と日曜日で合わせて約3000人のかたにお越しいただき好評を得ました。
ただ、今回は新しい取り組みということもあり、来客者数は本当に未知数ですね。
今回の来客者数については不安半分、楽しみ半分というところです。
──今後の展望は?
長岡京市商工観光課 星澤さん:
今回は街を盛り上げるきっかけづくりとして市が主催となりましたが、今後は商店街などが主体となって取り組んでいくかたちも考えています。
お店や商店街が今後も自分たちのイベントとして継続してもらい、長岡京市はサポートする立場になって2回目3回目とおこない、将来的には市の手を離れ、独創的で大きなイベントになることを期待しています。
──最後にこの記事を読んでいるかたへメッセージをお願いします。
長岡京市商工観光課 星澤さん:
「キョウト レトロ モダン」にぜひ来ていただきたいと思います。
今回は、「キョウト レトロ モダン」のテーマに賛同いただいたお店を地図で紹介しています。
長岡京市民でも知らないお店があると思いますし、市内市外問わず多くのかたにお越しいただければと思います。
街歩きをしながら、ぜひ素敵なお店を見つけてください。
長岡京市で面白いことがあった、と友だちに伝えていただけると嬉しいですね。
──本日は取材をお受けいただき、ありがとうございました。
イベント当日を楽しみにしています。
長岡京市商工観光課 星澤さん:
ありがとうございました。
★「KYOTO RETRO MODERN(キョウト レトロ モダン)」
場所:京都府長岡京市内一円
期間:2017年10月27日(金)~11月2日(木)
(10月27日(金)~10月29日(日)、11月2日(木)の4日間は市内3ヶ所で映像演出を実施)
主役:賛同店舗
主催:長岡京市
コンセプトディレクター:吉光清隆
長岡京市公式サイト:http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000007192.html
「キョウト レトロ モダン」公式サイト:http://onekyoto.jp/
2017年度特設サイト:http://krm2017.onekyoto.jp/
(※「感ジル地図」のダウンロードはコチラのサイトから)
実際に長岡京市内を歩いてみよう
長岡京市役所で「キョウト レトロ モダン」についてのお話を聞けたところで、Wa! 編集部では実際に現地を歩いてみました!
「キョウト レトロ モダン」で中心となるのは、長岡京市のセブン通りとアゼリア通りに並ぶお店です。
そしてそのセブン通りとアゼリア通りからすぐ近くにあるのが、阪急長岡天神駅。
今回は、阪急長岡天神駅をスタート地点に、街の撮影を開始しました。
長岡天神駅の外観はこんな感じ。
駅を出て、北西の方角へ。セブン通りにある商店街へ向かいます。
商店街ですがアーケードはなく、普通の道のような印象を受けました。
ところどころに「セブン商店街」と書かれた黄色い旗が立っています。
「セブン商店街」を北へ少し歩いたところにあったのは「菓子処 喜久春」さん。
こちらでは、はんなり京都猫のまんじゅう「紅白猫まんじゅう」が提供されます。
猫まんじゅう可愛いですね。
続いて、日本酒『伊根満開』がウェルカムドリンクとして提供される料理屋「丹後の魚と地酒 ひがしや」さんを発見。
お酒好きには嬉しいサービスですね!
「丹後の魚と地酒 ひがしや」さんから数分歩いたところに中開田公園がありました。
こちらでは市民活動サポートセンターによる竹のオブジェが展示されます。
また、10月27日(金)~10月29日(日)、11月2日(木)の午後6時からミストフォログラムの映像演出も実施されます!
広い公園で様々なイベントが催されるんですね。
お店をチェックしながら阪急長岡天神駅の方へ商店街を引き返し、次に向かったのはアゼリア通りです。
アゼリア通りを東へ歩いているとすぐに京都信用金庫を発見。
こちらの壁面にプロジェクションマッピングが映し出されますよ。
楽しみですね!
最後にJR長岡京駅の方面へ向かい、バンビオ前の広場へ。
こちらでもプロジェクションマッピングが実施されます!
これで映像演出がおこなわれるC.中開田公園、京都信用金庫(B.長岡京市役所)、A.JR長岡京駅前バンビオ広場の3地点をまわることができました。
帰りはバンビオ前広場からすぐのところにあるJR長岡京駅に向かいました。
セブン通りとアゼリア通りを進み、バンビオの前まで行き、街歩きを楽しみました。
雰囲気のあるお店がところどころに並び、興味が湧きました。
昼間の撮影だったので夜の様子は分かりませんでしたが、イベント当日の映像演出も楽しみです。
ただ中開田公園からバンビオまではやや距離があるので、両方回ろうというかたは休憩を挟みつつ街歩きを楽しむと良いかもしれません。
時間がない場合はセブン通りとアゼリア通りのうち、興味あるお店が並んでいる通りにしぼって歩いてみるのもアリですね。
編集後記
今回、「キョウト レトロ モダン」を実施する長岡京市から取材依頼をお受けしました。
行政からの初めての取材依頼!
Wa! 編集部では驚きの声とともに、喜びの声が上がりました。
インタビューの前に Wa! をどのような経緯でご存知になったのかお聞きすると、「長岡京市で情報を告知しようと考えていたところ、広報発信課が Wa! を発見した」と教えてくださいました。
Webマガジンで学生が記事を書いているという点に注目してくださったそうです。
取材をさせていただき、大変嬉しく思います。
ありがとうございました。
今回は、長岡京市でおこなわれる観光イベント「キョウト レトロ モダン」についてお話を伺うことができました。
街歩きイベントでは、さまざまなお店が工夫をこらした商品やサービスを提供しており、とても興味深いです。
また、10月27日(金)~10月29日(日)、11月2日(木)の午後6時からはプロジェクションマッピングなどの映像演出がおこなわれ、若いかたも楽しめそうです。
市役所の後押しとともに、お店が主体となって取り組む今回のイベント。
「キョウト レトロ モダン」をきっかけに、街にさらに活気がもたらされるといいですね。
「キョウト レトロ モダン」に興味をもったかたは、ぜひ長岡京市を訪れて街歩きを楽しんでみてください。
Wa! では、イベント当日も取材させていただく予定です。
この後のイベントレポートもお楽しみに!