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京都市内をスーイスイ! 観光や散策に便利♪ 京都市バスの旅

こんにちは、京都で暮らす学生ライターのマルです。

京都在住、もしくは市内にお住まいのかたはすでにご存知だと思いますが、ここはあえて声を大にして言いましょう!

京都市内を移動するときは、市バスが便利だということを!(唐突)

大学や就職のため他府県から京都に来たかたは、「バスは路線が多くて面倒だし、電車に乗ればいい」と思うかも知れませんね。
しかし、京都の地下鉄やJRは一部の場所にしか通っておらず、道が入り組んでいて「碁盤の目」と表現されるような京都市内の移動にはあまり向いていないんです。
また京都の有名スポットは、電車の最寄り駅から距離が離れていることも多いです。

そんな京都市内での移動にオススメなのが京都市バス
京都市バスの路線は京都市内の様々な場所へと張り巡らされているので、移動の際にとても便利なんです。
京都の有名スポットを回りたい!という観光客のかたには特に市バスをオススメしたいです。

京都市バスは一日乗車券があれば、均一運賃区間内が500円で丸一日乗り放題です。
市バスのお得な乗り方については下記の記事に記載されていますので、ぜひ参考にしてみてください!

≫京都の市バスを賢くお得に乗りこなす方法

京都市バスは基本的に時計廻り半時計廻りの路線があります。
時計廻りは西から東へ進み、南へ下り、また東から西へ進み、北へ上がるという路線ですね。
半時計廻りはその逆です。

今回は、多くのバスが停車するバスターミナル「北大路バスターミナル(地下鉄「北大路駅」)」をスタート地点に、路線図おすすめスポットを紹介していきます!

京都市バスで市内を巡るなかで、私が特に便利な路線だと感じるのは、「204号系統」・「205号系統」・「206号系統」の3つ。
このうち、205号系統と206号系統は京都駅にも停車します。
それでは見ていきましょう!

金閣寺・銀閣寺へ行くならこれ! 「204号系統」
三条・四条へのお出かけに便利! 「205号系統」
祇園や千本通りへはコチラ! 「206号系統」
編集後記

金閣寺・銀閣寺へ行くならこれ! 「204号系統」

204

204号系統(時計廻り循環)

【主な停車駅】北大路バスターミナル(地下鉄「北大路駅」)~植物園前~府立大学前~銀閣寺道~熊野神社前~烏丸丸太町(地下鉄「丸太町駅」)~府庁前~西ノ京円町(JR「円町駅」)~金閣寺道~大徳寺前~

京都の二大観光スポット、金閣寺銀閣寺
京都に観光に来たら、この2つは外せないですよね。だって金と銀ですもん(笑)。

kinkaku金閣寺

204号系統は、そんな金閣寺と銀閣寺の両方の最寄り停留所「金閣寺道」「銀閣寺道」を経由するのでおトク感ばっちりです。

銀閣寺銀閣寺

「植物園前」や「府立大学前」に停車するので、植物園京都府立大学へ行くときにも利用できますね。

204号系統の時計廻り循環では、銀閣寺や熊野神社を越えると、丸太町通りを西へ進んでいきます。
「烏丸丸太町(地下鉄「丸太町駅」)」で降りると、京都御苑や京都商工会議所、こどもみらい館などへ行くことができます。
他にも丸太町通りには上京消防署や京都地方裁判所などがあります。
丸太町通りを東西に移動したい場合に204号系統は最適です。

MN204号系統

【主な停車駅】烏丸北大路~洛北高校前~高野~伊織町~銀閣寺道~錦林車庫前

MN系統とは、深夜バスのことです。
系統番号には、深夜(Midnight)をイメージする「MN」が表示されています。

MN204号系統は、「烏丸北大路」を24時45分に発車し、高野・銀閣寺方面へ運行します。
通常の204号系統(時計廻り・半時計廻り循環)とは路線が異なり、丸太町通りや西大路通りは通らないので注意が必要です。
運賃は通常の倍額になります。(大人460円、小児230円)

三条・四条へのお出かけに便利! 「205号系統」

205

205号系統(時計廻り循環)

【主な停車駅】北大路バスターミナル~下鴨神社前~河原町三条~東寺道~京都駅前~梅小路公園前~西大路五条~七条大宮・京都水族館前~金閣寺道~

205-tokei

京都の遊びスポットの定番、三条・四条へ行くには205号系統が断然オススメです!
205号系統のバスに乗れば、河原町通り西大路通りという南北の大通りを通るので、河原町や西院へ遊びに行くことができます。

「下鴨神社前」で降りれば、世界遺産に登録されている下鴨神社へ参拝に行くことができます。

下鴨神社下鴨神社

下鴨神社の境内には緑豊かな糺の森(ただすのもり)が広がります。
205号系統の時計廻り循環では、「下鴨神社前」の次に「糺の森」に停車します。

糺の森糺の森

「府立医大病院前」にも停車するので、京都府立医大病院や京都府立医科大学に用があるかたは205号系統を利用しましょう。

205号系統時計廻り循環は、河原町通りを三条・四条方面へと南下していきます。
河原町三条、四条は京都屈指の繁華街であり、祇園や花見小路といった舞妓さん出没スポットもすぐ近くです。
新京極商店街で買い物を楽しんだり、木屋町でお酒を飲んだりできます。

205号系統は世界遺産の東寺を見に行くのにも便利な「東寺道」にも停まります。

東寺東寺

そのあと、京都駅を過ぎ、京都水族館前や梅小路公園前にも停車します。
水族館へ遊びに行ったり、梅小路公園でピクニックしたりと家族連れも楽しめそうです。

「七条大宮・京都水族館前」で降りれば、龍谷大学(大宮学舎)へすぐに行くことができます。

205号系統の時計廻り循環では、西大路通りをひたすら北上していきます。
JR線が通る「西ノ京円町」や、嵐山方面へつながる京福電気鉄道が通る「北野白梅町」などにも停車するので、アクセスがとても便利ですね。

ちなみに205号系統も「金閣寺道」に停まります。
金閣寺へ行く際は204号系統に加え、205号系統でも大丈夫なので覚えておきましょう。

MN205号系統

【主な停車駅】京都駅前~西大路七条~西大路四条~金閣寺道~烏丸北大路

mn205

MN系統とは、深夜バスのことです。
深夜に終電を逃してしまったときなどにとてもありがたいですね。

MN205号系統は、「京都駅前」を24時に発車し、西大路通りから「烏丸北大路」へ運行します。
通常の205号系統(時計廻り・半時計廻り循環)とは路線が異なり、河原町通りは通らないので注意が必要です。
運賃は通常の倍額になります。(大人460円、小児230円)

快速205号系統

【主な停車駅】九条車庫前~京都駅前~西ノ京円町(JR円町駅)~立命館大学

205-kaisoku

快速205号系統は停車駅の少ない快速バスです。
「九条車庫前」を出発して西大路通りを北へ進み、「立命館大学前」に向かいます。
京都駅から立命館大学(衣笠キャンパス)へ直通のバスが通っているんですね。
通常の205号系統(時計廻り・半時計廻り循環)とは路線が大きく異なり、河原町通りを通らないので注意が必要です。

祇園や千本通りへはコチラ! 「206号系統」

206号系統(時計廻り循環)

【主な停車駅】
北大路バスターミナル~高野~百万遍~東山三条(地下鉄「東山駅」)~祇園~清水道~東山七条~博物館三十三間堂前~京都駅前~四条大宮~二条駅前(JR「二条駅」)~千本中立売~

206-tokei

千本通りや東山へ行くには、206号系統がオススメです。

「百万遍」や「京大正門前」にも停車するので、京都大学のキャンパスを覗きに行くこともできますよ。
このあたりには京大生も多く出歩いていますね。

京都大学京都大学

大人の京都スポット、「祇園」にも停車します。
あたりを歩けば、舞妓さんや芸妓さんに出会えるかもしれません。

祇園祇園

また、「清水道」や「五条坂」で降りれば、清水寺まで徒歩10分で行くことができます。
清水の舞台から飛び降りる、で有名なあの清水寺ですね。

清水寺清水寺

続く「博物館三十三間堂前」で降りると、千体の仏像が並ぶことで有名な三十三間堂まで徒歩すぐです。
三十三間堂では、国宝「千手観音坐像」などを拝観することができます。

三十三間堂三十三間堂

「京都駅前」を過ぎると、嵐山本線が通る「四条大宮」にも止まります。
嵯峨・嵐山方面に行きたいというかたは、この「四条大宮」で嵐電に乗り換えるといいですよ。

206号系統の時計廻り循環では、「四条大宮」や「二条駅前」を越えると、千本通りを北上していきます。
「千本丸太町」には社会保険センター、「千本中立売」には京都子ども文化会館、「千本北大路」には京都府立盲学校があります。
206号系統は、千本通りで用事があるというかたに便利な路線ですね。

編集後記

京都市内で便利な路線3つをご紹介しました。

ここでおさらいです。
定番の金閣寺・銀閣寺へ行く際は迷わず204号系統ですね。
金閣寺だけなら204号系統と205号系統の両方とも行くことができます。
また三条、四条などの繁華街へ行きたい場合は205号系統に乗りましょう。
東山や祇園、千本通りへ行きたい際は206号系統です。

京都に観光で訪れた際は、今回ご紹介した路線を使っていただければ幸いです。
市バスに乗って、京都の街をぜひ楽しんでください。

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writerWRITERこの記事の作者
kawashima

この記事を書いたひと マル

京都の大学に通う学生ライター。 丸顔なので「マル」というペンネームに。 学生ライター仲間を募集しています!
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