プログラミングが続かない・学習方法が分からないと悩んでいませんか。
このような原因の理由は、プログラミングで何をしたいかという「目的意識」が欠如している可能性が高いです。
プログラミングを習得するには、目的意識を持って取り組むことが大事。
そして仕事として習得したいのなら、
プログラミングができるようになることではなく、
Webサイトやアプリケーションを作ることを目的とするのが良いです。
前者と後者は似ていますが求められるのは確実に後者のマインドです。— シロクマ@ITエンジニア (@hyggejazz) September 6, 2019
こういった傾向は特にプログラミング初心者によく見受けられます。
目的が曖昧で、途中で何をゴールにしてプログラミングをしているのか分からなくなってしまうのです。
今回は、なぜ目的意識を持つことが大切なのか、そして目的別の適切な学習方法について解説します。
ちなみに私は現在フリーランスエンジニアとして生活しており、一度エンジニア就職したのち独立しました。
ぜひ、私の経験も併せて参考にしてください。
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プログラミングは「目的」を定めるかで今後が決まる
まずはじめに認識しておきたいのが、“プログラミングはあくまで手段であり目的ではない”ということ。
つまりプログラミングすること自体を目的にしていると、何のためにプログラミングをしているのかが曖昧になり挫折しやすくなります。
そのため、プログラミングをする上で「何を”目的”にプログラミングを利用するのか」という意識を持つことが非常に大事です。
例えば以下の例はダメな例です。
- ITエンジニアとして就職したい
↓
Pythonを学習する
もしITエンジニアとして就職したいという目標があったら、まず何をしますか?
「とりあえず平均年収が高いらしいからPythonを学ぼう」と考えるのはまだ目的意識が甘いです。
Pythonを学ぶのが悪いのではなく、Pythonを使って何をしたいのか?就職するためにはどうすればいいのか?ということまで考えられていません。
反対に、目的意識がはっきりしているというのは以下のような例です。
- ITエンジニアとして就職したい
↓
具体的にどんなエンジニアになりたいのか?
→Webエンジニアになりたい
↓
何を学べばいいのか?
→まずは「HTML」,言語は将来性を考えてAIにも通用する「Python」
↓
学習方法は?
→はじめに市販の参考書とprogate(オンライン無料サービス)を使って基礎学習
↓
就職するための対策は?
→就職支援のあるプログラミングスクールで学ぶ
↓
ITエンジニアとして就職
このように自問自答して目的を明確にすれば、自分がやるべきことがシンプルになります。
まずは上記を参考にしてノートに書き出してみましょう。
プログラミングを使って何をしたいのか一度留まって考えるのが大事です。
プログラミングの目的別学習方法5選
それではどのように学習すればいいのでしょうか。
ここからは、目的別学習方法をご紹介します。
当記事では以下の5つの学習方法をあげてみました。(クリックすると各項目に飛びます)
目的1.ITエンジニアとして就職したい
必要な学習言語 | JAVA,PHP,Pythonなど |
---|---|
学習期間 | 1ヶ月~半年(プログラミングスクール)/1~2]:年(独学) |
難易度 | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
なぜなら今のITエンジニア需要は非常に高く、企業が求めているので就職しやすいためです。
また、エンジニア就職し、1~2年実務経験を得てからフリーランスとして独立することも可能です。
実力をつけてフリーランスエンジニアになればより高収入を目指せるでしょう。
実際に僕はエンジニア就職してから今フリーランスとして生活しているゾ。
なお、プログラミング言語は「JAVA」が圧倒的で、次いで「PHP」が企業人気が高いです。
特に「JAVA」はどのエンジニアに配属されても、幅広い範囲で対応できる開発言語であるため需要があります。
また、もしエンジニア就職を視野に入れている場合は独学ではなく、プログラミングスクールを利用するのが得策です。
通常、独学でエンジニアを目指すのであれば1年以上はかかりますが、プログラミングスクールでは短期間集中で学ぶことができるので長くても半年、最短だと1ヶ月で習得可能です。
エンジニアは就職後さらに企業でスキルを磨くので、最低限のレベルさえあれば就職はできるんですね。
その点、スクールでは無駄なく短期集中で教えてくれるので、エンジニア就職するなら間違いなくスクールを利用した方がいいです。
目的2.Webサイトを作りたい
必要な学習言語 | HTML,CSS,JavaScript,PHPなど |
---|---|
学習期間 | 1ヶ月~半年程度 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
プログラミング初心者の人でも取り組みやすいのがWebサイト制作。
サイト制作の目的としては「自分のお店のECサイトを作りたい」「企業のサイトを作って副業したい」「Webデザイナーになりたい」などが挙げられます。
他に比べて難易度は低いのでプログラミング初心者の方にはオススメです。
学習手順は以下のようにするのが良いでしょう。
- 無料オンラインサービスprogateを使ってHTML/CSSの基本事項を学習
- サイト制作の土台となるWordPressをインストール(無料)
- 必要であればサーバーをレンタルする
- サイト制作開始
サイト制作するにはJavaScriptやPHPなどプログラミング言語が今後必要になりますが、まずはHTML/CSSを学習してください。
HTMLやCSSは基本事項であれば学習するのに1週間もかかりません。
ちなみにWordPressはブログやサイトの制作ができるCMS(ソフト)のことで、世界中のサイトの約4分の1はWordPressが使われているゾ!
Webサイトレベルでしたら独学でも可能ですが、もし短期間で一気に学ぶなら「TechAcademy」の「WordPressコース」がおすすめです。
最短1ヶ月でサイト制作に必要なすべてのスキルが身につきます。
目的3.Webアプリを作りたい
必要な学習言語 | HTML,CSS,JavaScript,PHPかPythonかRubyのいずれか |
---|---|
学習期間 | 独学であれば2~3年程度、メンターがつくなら半年~1年程度 |
難易度 | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
Webアプリを1人で一から開発する場合はそれなりの時間を要します。
独学であれば2~3年、プログラミングスクールなどを利用してメンター(講師)をつけるなら半年~1年程度覚悟しておくと良いでしょう。
そもそもWebアプリとは、インストールせずにWebブラウザで開くことができるアプリのことです。
Twitterやインスタグラムがその代表例ですね。
学習方法としては、まずHTML/CSSの基本事項を身につけたのち、言語はPHPかPythonかRubyのいずれかから一つ学習するのがベターです。
将来性を見込むとRubyがおすすめですが、もし難易度が高いと思ったらPythonがおすすめ。
具体的には以下の手順で学習するのがいいでしょう。
- 無料オンラインサービスprogateを使ってHTML/CSSの基本事項を学習
- PHPかPythonかRubyのいずれか一つの言語を習得
- 既存Webアプリの「写経(コードの真似)」を行う
- どんなWebアプリを作るか「企画&設計」を行う
- Webサーバーをレンタルする
- 独自のWebアプリを開発
まずは基礎知識をつけて、その後既存アプリの写経(コードの真似)をして仕組みを理解するのが早いです。
それさえやれば自分独自のWebアプリが開発に挑戦できます。
とはいえ、独自で開発するのはなかなかハードルが高く、挫折率もかなり高いです。
そのため独学は基本的におすすめしません。
TechAcademyの「Webアプリケーションコース」では、掲示板アプリやTwitterのクローンサイトを実際に作りながら仕組みを学びます。
ここで言語の習得やアプリの写経などが一気にできるのでおすすめです。
目的4.ゲームを開発したい
必要な学習言語 | C#,C++,Swift,JavaScriptなど |
---|---|
学習期間 | 1年~3年程度 |
難易度 | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
ゲーム開発はどの時代でも需要があるので、プログラミングで手に職をつけるなら学習しておいて損はありません。
結論から言うと、言語は「C#」さえ身につけてれば基本的に対応できます。
ゲームプログラミング最も多く使われるのが「C#」だからです。
ただ難易度が高いので、初心者の方は以下の目的に合わせて学習内容を決めるといいでしょう。
- スマホのゲーム(ぷよぷよクエスト,ツムツムなど)
→「C#」「Lua」など - ブラウザゲーム(刀剣乱舞,艦隊コレクションなど)
→「HTML5」「JavaScript」 - コンシューマーゲーム(PlayStation 4,Nintendo Switchなど)
→「Unity」「C#」 - VRゲーム
→「Unity」または「Unreal Engine」
ゲームプログラマーはトライアンドエラーと戦いながら精神力が常に求められます。
したがって挫折率が高く、間違った努力をしないのがコツです。
独学で学ぶならUdemyといった学習サイトを使って学び方もあります。
目的5.とにかく稼ぎたい
とにかく「プログラミングを使って稼ぎたい」という方は、方法として以下の2通りあげられます。
- フリーランスエンジニアや副業として稼ぐ
- 将来エンジニアとして就職して稼ぐ
いずれの場合もスキルがあれば高収入を目指せます。
また、エンジニア就職したのち、フリーランスとして独立することもできるので稼ぎ方は他にもいろいろあります。
さらに、もし「学習内容問わず、とにかく稼ぎたい」だけを目的とするなら実績を作るのが近道です。
実績があれば高額案件が獲得しやすく、安定した収入に繋がるからです。
そのためには一度就職して実務経験を積むか、自分の作品をポートフォリオとして提出するなどの一工夫が求められるでしょう。
プログラミングの稼ぎ方については、以下の記事で詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
まとめ
当記事ではプログラミング学習での”目的意識”の重要さをお話しました。
具体的に何を学びたいのか、具体的に整理すると今後やるべきことが明確になってきます。
もし今プログラミング学習でつまずいていたり、挫折しそうになっている方は、まずは一度踏みとどまってみてください。
私もプログラミングを始めた初期は、何度も挫折しそうになりました。
私の場合は、独学で始めたのですが、プログラミングスクールに切り替えてそのままエンジニア就職しています。
誰でも壁にぶつかることは必ずあります。
ただし今後の計画を方向転換することで、意外と簡単に目的が達成できることもあるのです。
ぜひ自分に合った方法を試行錯誤しながら判断してみてください!
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