「会社に資金あるけれど設立年数が短いからクレカの審査に通らない」
「審査に通ったけど与信枠が少なく、ビジネス利用を想定すると制限が多い」
上記のようなスタートアップ企業やスモール企業におすすめする法人カードが、月会費・利用料無料で最大10億円の限度額が設定できるUPSIDERカードです。
UPSIDERカードは、成長著しいベンチャー企業や上場を目指す企業におすすめしたい、従来の高還元率・高限度額を実現した法人カードです。
UPSIDERカードを取り扱う株式会社UPSIDERは、クレジットカード事業以外にもビジネス後払いサービスである支払い.comを提供しています。
株式会社UPSIDERは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションを掲げる、お金の面から企業を応援するフィンテック企業です。
この記事では、UPSIDERカードの基本情報を解説するとともに、UPSIDERカードが25,000社以上の会社に選ばれる理由を解説していきます。
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【ライター】嶋崎 -
当サイトを運営している嶋崎と申します。
わたしは経営の経験はありませが、サイト運営に携わり約2年が経過するなかで、事業主のお金の悩みは特有であることを勉強してきました。
たとえば事業主へ実際にインタビューをしたり、実際にセミナーに参加したりするなどして、資金調達の流れやどのようなときにお金の不安を感じるのかを勉強しています。
資金繰りの悩みを解決するためのサービスをすべてを網羅するのは大変です。
一から資金繰りの悩みを調べずとも、「ビズローンで解決できた」が叶うように、全力でサポートします。
UPSIDERカードの基本情報
UPSIDERカードの基本情報は以下のとおりです。
カードフェイス | |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0%~1.5% |
追加カード | 無制限に発行可能 |
バーチャルカード | 無制限に発行可能 |
海外での取引手数料 | 2.2% |
カード別利用制限 | あり |
明細への反映 | Web上で即時反映 |
また歳2023年4月1日から、以下の項目がパワーアップしました。
- 還元率
- カード利用枠
- 月額基本料金
変更前と変更後では以下のようにスペックが変わりました。
変更前 | 変更後 | |
---|---|---|
還元率 | 0.5%~ | 1.0%~1.5% |
カード利用枠 | 最大1億円以上 | 最大10億円 |
月額基本料金 | 月5万円以上の利用で無料 | 完全無料 ※条件なし |
UPSIDERカードは、法人カードとして新しいサービス体制で導入企業を支えています。
しかし2018年に誕生した若い金融ベンチャー企業であるため、「UPSIDERって聞いたことがないけど大丈夫?」と不安視する方も多いでしょう。
次章では、UPSIDERの企業情報や実績を取り上げて、詳しく解説していきます。
株式会社UPSIDERとは
株式会社UPSIDERは、2018年5月に誕生した若い会社です。
以下の表は、株式会社UPSIDERの会社情報です。
会社名 | 株式会社UPSIDER |
---|---|
代表者 | 代表取締役 宮城徹 / 水野智規 |
本社所在地 | 東京都港区六本木7-15-7 |
事業内容 | 法人間決済サービスの企画・運営 |
出資元 |
|
加盟団体 |
|
企業としての歴史は大手金融ブランドに比べて浅いですが、UPSIDERカードは以下3つの実績を作り上げてきました。
- 導入者数25,000社以上
- 利用継続率99%以上
- 累計カード決済額1,500億円以上
次章ではUPSIDERカードと従来のカードの違いについて、詳しく解説していきます。
UPSIDERカードと従来のカードの違い
UPSIDERカードと従来のカードは、なにが違うのでしょうか。
以下の表で、年会費無料の三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)との比較をしてみました。
比較してわかったことは2つ。
- UPSIDERカードは業務効率や一元管理をしたい方におすすめ
- 特典や付帯サービスを重視するなら他のカードがおすすめ
年会費 | 発行手数料 | 還元率 | 利用枠 | 追加カード | 発行スピード | ETCカード | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UPSIDERカード | 無料 | 無料 | 1.0%~1.5% | 最大10億円 | 無制限 | 最短1営業日 | なし | |
三井住友カード ビジネスオーナーズ |
永年無料 | 無料 | 0.5%~1.5%※1 | 最大500万円 | 最大19枚まで | 最短3営業日 | あり |
UPSIDERカードには、空港ラウンジの利用や、旅行傷害保険がありません。
しかしUPSIDERカードは、25,000社以上の会社に選ばれています。
次章では、UPSIDERカードが選ばれる理由について詳しく解説していきます。
UPSIDERカードが選ばれる理由
ここではUPSIDERカードが選ばれる、5つの特徴を解説していきます。
- リアルカードとバーチャルカードで使い分けが可能
- 最短1営業日のスピード発行
- 追加カードを何枚でも発行可能
- 最大10億円の限度額
- 不正利用があった際は2,000万円まで補償
それぞれ順番に解説していきます。
リアルカードとバーチャルカードで使い分けが可能
UPSIDERカードは、リアルカードとバーチャルカードの2種類存在し、バーチャルカードなら最短当日の利用が可能となっています。
バーチャルカードとは、Web上でカード番号を発行し、オンライン決済で使えるデジタルカードです。
即時発行にくわえて、スマホ決済も可能な点が、UPSIDERカードの良さと言えます。
ただし店舗でのカード挿し込み利用はできないため、どちらも発行して使い分けるのがおすすめです。
最短1営業日のスピード発行
通常法人カードを申し込むと、カードの発行には早くとも約3営業日~1週間日数がかかります。
しかしUPSIDERカードは、最短1営業日でカード発行が可能となっています。
なおUPSIDERカードには、【後払いプラン】と【保証金プラン】があり、保証金プランが最短1営業日で発行可能です。
それぞれどういったプランなのかは、以下の表をご覧ください。
後払いプラン | 財務関連の情報を提出し、UPSIDER独自の審査を実施。 |
---|---|
保証金プラン | 事前に入金した金額が利用可能額。 |
つまり保証金プランは、プリペイド式のカードという認識です。
「会社に資金はあるけれど、設立年数が短いため法人カードの審査が長くて困っている」という方にピッタリです。
なお後払いプランは、一般的なクレジット機能を有するプランなので、審査が必要となります。
そのためカード発行には、最短3営業日かかります。
UPSIDERカード申し込みの流れ
UPSIDERカード申し込みのおおまかな流れは以下を確認してください。
- UPSIDERカード公式サイトにアクセス
- お申し込みをクリック
- 【後払いプラン】or【保証金プラン】を選択
- 画面の案内に従い、必要事項を入力
- UPSIDERカードの審査開始
- UPSIDERカードが届く
申込内容や不備があると審査に時間がかかるので、不備がないように注意しながら申込手続きを進めてください。
追加カードを何枚でも発行可能
UPSIDERカードは、無制限に追加カードの発行が可能です。
無制限に発行できると、従業員1名ずつにカードを持たせられるのが便利です。
従業員1名1名にカードを持たせると、誰がどのくらいカードを使ったのか把握でき、Web明細上で簡単に管理できます。
とはいえ「カードを使いすぎないか心配」という不安はありませんか。
しかしUPSIDERカードは、発行したカードごとに、利用額を設定できる機能があります。
たとえば部門によって利用額を変えたり、月間・単日で制限を設けたりできるので、従業員が誤ってカードを使いすぎるという事態を未然に防げるのです。
また利用先も選択できるため、営業部門なら交通費、システム部門ならサーバー代などに振り分けが可能となります。
以下の表は月間・単日での制限の例です。
営業部 | 情報システム部 | |
---|---|---|
月間の利用限度額 | 300,000 | 500,000 |
単日の利用限度額 | 30,000 | 70,000 |
利用目的 | 交通費 | サーバー代 |
利用先 | JR | システム会社 |
部門や役職ごとに、適切な利用制限を設けておけば、安心してカードを所持してもらえます。
「従業員数が多く経費精算の管理が面倒」というような悩みを抱えているなら、UPSIDERカードは非常におすすめですよ。
最大10億円の限度額
UPSIDERカードは、最大10億円の限度額設定が可能です。
これから会社を大きくしたいという、拡大志向の企業を想定した限度額設定であるとわかります。
限度額が低いと、価格が変動する費用の決済によっては、事業が成り立たないという事態が起こります。
限度額が大きいと、たとえば繁忙期に大量の仕入れを行ったり、広告宣伝にかける割合を増やしたりしたいときに便利です。
しかし限度額の低いカードを利用していると、必要なタイミングで適切な事業費用にお金をかけられないという事態を招きます。
ビジネスチャンスを逃さないためにも、限度額が高いUPSIDERカードは非常に便利と言ええるでしょう。
ただしあくまで最大の限度額なので、審査によっては利用限度額が下がります。
UPSIDERカードに限らず、どのクレジットカードでも言えることなので、認識齟齬がないように注意してください。
不正利用があった際は2,000万円まで補償
最大10億円の限度額ともなれば、不正利用による被害が懸念されます。
UPSIDERカードでは、最大2,000万円までの補償がついているので、万が一不正利用があった際も安心です。
前述したように、カードごとの利用額設定ができます。
つまりリスクヘッジのため、役職者のみにカードを所持してもらうなどの処置も取れます。
UPSIDERカードの特典と便利な機能
UPSIDERカードには以下2つの特典・便利機能が備わっています。
- Boost Your Business(ブーストユアービジネス)
- オンデマンドカード機能
それぞれ順番に解説していきます。
Boost Your Business(ブーストユアービジネス)
Boost Your Businessは、UPSIDERカードを利用している成長企業が、さらに成長を加速できるリワードプログラムです。
そのため特典は、ビジネスシーンの利用を想定したサービスがあり、2022年12月15日時点で45個のサービスを利用できます。
以下の表に、特典の詳しい内容と優待内容をまとめました。
会社 | サービス | 優待内容 |
---|---|---|
アマゾンジャパン動同会社 | AWS | AWSからのクレジットを最大6,500ドル付与 |
株式会社ココナラ | ココナラビジネス | 20%割引クーポン |
Google Cloud | ご利用料金5%割引 (ジーアイクラウド株式会社提供) |
|
Zoom | Zoom | Zoom有料プラン約25%+3ヶ月無料 |
Microsoft | Microsoft | Microsoft365 初年度10%OFFで提供 |
Crowd Works | Crowd Works | スカウト300通分(16,500円相当)プレゼント |
株式会社アトラエ | Green | ピックアップ企業の無償提供 |
株式会社Voicy | voicy 声の社内報 | 超えの社内報「初月1ヶ月無料」 |
株式会社TOKIUM | TOKIUM | OTKUM月額10万円以上の契約で初期費用無料 |
Boost Your Businessで特典として提供されているサービスは、成長企業が実際に利用して高い満足度を得られたものばかりです。
成長企業を応援するための特典として、利用しない手はありません。
オンデマンドカード機能
UPSIDERカードは2022年12月26日に、有効期限を指定して一時的にカード利用できる、オンデマンドカード機能をリリースしました。
オンデマンドカードを発行すると、以下の利用制限をかけられます。
- 有効期限
- 利用金額
- 利用先
用途を制限できるカードなので、従業員や業務委託の方に渡しても安心です。
決済時に担当者による代理入力の手間がかからず、経費管理の手間や負担の軽減につながります。
社内でよくあるのが、従業員が業務上必要な物品を購入する際に必要な、物品購入申請です。
購入者が立て替えて、月末までに経費精算を行うのが一般的ではないでしょうか。
上記のようなフローでは、購入まで時間がかかる不便さや、立て替え処理の手間があります。
また社内でサブスクリプション型のサービスを利用している場合、「更新停止を忘れて自動更新されてしまった」という経験をした方がいるのではないでしょうか。
しかしオンデマンドカードの登場により、利用先や利用金額を決めて一元管理できるようになったため、スムーズな決済・経費管理が実現しました。
オンデマンドカードは即時発行に対応しているため、UPSIDERカード導入後すぐに利用できるという点が大きなメリットと言えます。
経費管理を楽にするだけでなく、従業員の負担を軽減できるのは一石二鳥です。
UPSIDERカードのデメリット
UPSIDERカードは、高限度額で利用料無料などの魅力が詰まったカードです。
しかしUPSIDERカードにも、以下3つのデメリットが存在します。
- ラウンジ利用や渡航保険などの特典が付帯しない
- 個人事業主は申込対象外
それぞれ順番に解説していきます。
空港ラウンジ利用や渡航保険などの特典が付帯しない
UPSIDERカードは、以下の補償・特典が付帯しません。
- 空港ラウンジの利用
- 旅行傷害保険
- 手荷物無料配送
- ショッピングの優待割引など
上記のように出張が多い事業主だと、ビジネススタイルに適していないため、満足度の低い法人カードとなります。
そのためUPSIDERカードだけでなく、旅行傷害保険や空港利用時のサービスが付帯したカードを持ち合わせておくといいでしょう。
出張の多い方におすすめのカードだと、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(以下アメックス・ビジネスグリーン)がおすすめです。
アメックス・ビジネスグリーンは、国内・海外ともに旅行傷害保険を受けられるビジネスカードで、出張の多いビジネスパーソンを対象とした特典を展開しています。
旅行傷害保険は以下のような補償内容となっています。
海外旅行 | 国内旅行 | |
---|---|---|
傷害死亡 / 傷害後遺障害保険金 | 5,000万円 (1,000万円) |
5,000万円 (1,000万円) |
傷害治療費用保険金 | 100万円 (100万円) |
– |
疾病治療費用保険金 | 100万円 (100万円) |
– |
賠償責任保険金 | 3,000万円 (3,000万円) |
– |
救助車費用保険金(保険期間最高) | 3,000万円 (3,000万円) |
– |
警告品損害保険金 | 3,000万円 (3,000万円) |
– |
※()内の金額は、基本カード会員 / 家族会員の家族に対する補償額
上記のような傷害保険が充実したカードを所持しておくと、さまざまなビジネスシーンで使い分けられるため非常に便利です。
たとえば経営者である自分は、旅行傷害保険やショッピング優待が豊富なカードを利用し、社員には経費精算用のUPSIDERカードを持たせるなどできます。
個人事業主は申込対象外
UPSIDERカードは、申込対象者のなかに個人事業主を含んでいません。
UPSIDERカードの申込対象者になるには、以下3つの条件を満たす必要があります。
- 法人
- 法人口座を開設している
- 独自ドメインのメールアドレスがある
上記の条件から個人事業主は申し込めない仕組みとなっています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは個人事業主でも申し込める
個人事業主のなかには、「与信枠が高く、スピード発行できるカードが欲しい」と思う方もいるでしょう。
そこでおすすめするカードが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード(以下セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス)です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、名前のとおりプラチナカードでありながら、個人事業主の申し込みが可能な法人カードです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、最短即日のカード発行はできませんが、申し込んでから最短3営業日で発行されます。
一般的にクレジットカードの発行には、2〜3週間日数が必要です。
UPSIDERカードのように当日発行はできませんが、十分なスピード感でカードが発行されます。
なおセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの基本情報は以下のとおり。
年会費 | 22,000円(税込) |
---|---|
入会資格 | 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
限度額 | 100万円~1,000万円 |
ポイントサービス | 永久不滅ポイント(1,000円ごとに1ポイント) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
マイレージ還元率 | 1.13% |
追加カード | 9枚まで発行可能 |
ETCカード | 無料発行 |
付帯保険 |
|
その他のサービス |
|
入会初年度は年会費無料でプラチナカードが所持できます。
くわえて同時にポイントも貯まるため、お得に感じますよね。
まとめ
UPSIDERカードは、5万円以上のカード利用が見込める事業者なら、月会費無料を維持して使い続けられるカードです。
この記事のポイントをおさらいすると以下のとおり。
- UPSIDERカードは事業者だけでなく社員の負担も軽減できる
- UPSIDERカードは最短1営業日のスピード発行が可能
- UPSIDERカードは最大10億円の限度額が付与されるカード
- 特典や付帯サービスを優先するなら別のカードとの使い分けが理想
UPSIDERカードを提供する、株式会社UPSIDERは、これから事業の拡大を目指す企業がターゲットです。
またカード事業だけでなく、後払いサービスである支払い.comを展開するなどして、お金の悩みをサポートしています。
スタートアップ企業や成長企業がメインターゲットではあるものの、「これから2枚目のカードを所持したい」という中小企業などにもおすすめです。
いままで以上にビジネスを加速させるために、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
UPSIDERカードの基本情報
申込資格 | 法人のみ |
---|---|
必要書類 | なし |
ポイントサービス名 | UPSIDERカードポイント |
ポイント付与率 | 1.0%~1.5% |
入会金 | 無料 |
年会費 | 永年無料 |
発行時間 | 即時発行可能 |
提携ブランド | VISA |
限度額 | 最大10億円 |
支払い方式 | 公式サイト参照 |
キャッシング(年率) | 公式サイト参照 |
金融機関名 | 株式会社UPSIDER |
住所 | 東京都港区六本木7-15-7 |