「入金前の支払いはキャッシュがキツイ…」
「手元の資金がないけど、融資をうけるほどの額ではないんだよな」
事業を運営している方で、いま手元にある資金をなるべく使いたくないという経験があるのではないでしょうか。
とくに売上が伸びてきているタイミングは、入金より先に材料費や仕入費用がかかってくるため、資金不足に陥りやすくなります。
しかし売上拡大のために費用をかけると同時に、取引先への請求書支払いや税金の支払いも必要です。
上記のように、「いまある資金はなるべく減らさずにしっかりと支払いは行いたい」という考えをもっている方におすすめのサービスが支払い.com(支払いドットコム)です。※以下【支払い.com】と表記
支払い.comは、請求書払いや銀行振込の支払いをクレジット払いできる、第三の資金繰りと呼ばれるサービスです。
この記事では支払い.comがどのようなサービスなのか、仕組みや利用するうえでの注意点などを紹介していきます。
はじめに支払い.comについて詳しい内容を解説していきます。
【FP新井先生のコメント】
支払い.comでは支払いを最大60日間延長できるほか、クレジットカードを利用する特性からポイントをためることもできるため、新しい資金調達法補として最近注目されています。
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【トータルマネーコンサルタント】新井智美 -
個人向け相談や、NISA・iDeCoを始めとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。
現在年間600本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。
【保有資格】
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP®
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー
・証券外務員
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【ライター】嶋崎 -
当サイトを運営している嶋崎と申します。
わたしは経営の経験はありませが、サイト運営に携わり約2年が経過するなかで、事業主のお金の悩みは特有であることを勉強してきました。
たとえば事業主へ実際にインタビューをしたり、実際にセミナーに参加したりするなどして、資金調達の流れやどのようなときにお金の不安を感じるのかを勉強しています。
資金繰りの悩みを解決するためのサービスをすべてを網羅するのは大変です。
一から資金繰りの悩みを調べずとも、「ビズローンで解決できた」が叶うように、全力でサポートします。
支払い.comとは
支払い.comを一言で説明すると、銀行振込や請求書の支払いをクレジットカード払いにできるサービスです。
資金調達の借り入れではないため、面倒な審査や書類提出などが一切ありません。
用意するのはクレジットカードのみで、法人用・個人用どちらのカードも利用可能です。
そのため借り入れなしで資金繰りを解決できるサービスとして、認知が広がりつつあります。
なお支払い.comは、株式会社UPSIDERと株式会社クレディセゾンが共同運営しているため、安心安全に利用できるという点が魅力の1つです。
入金サイトが遅く資金繰りに困っている事業主におすすめしたい、第三の資金繰りです。
支払い.comの基本情報
支払い.comの手数料などの基本情報を以下の表にまとめています。
支払い.com | |
---|---|
支払金額の下限 | 1万円以上 |
支払金額の上限 | 上限なし※ |
手数料 | 4% |
支払延長期間 | 最大60日 |
書類提出 | 不要 |
審査 | 不要 |
担保 | 不要 |
面談 | 不要 |
国際ブランド※ |
|
支払い.com自体に、支払金額の上限は定められていません。
お持ちの各カード会社が定める上限金額によって、支払金額の上限が異なります。
つまり個人によって支払金額の上限が異なるのです。
そのため利用する前に上限金額がいくらなのか、現在いくらまでなら利用できるのかという点は、必ずカード会社に確認しておいてください。
なお手数料は一律4%と、わかりやすい設定になっています。
「便利なのはわかるけど怪しい会社じゃない?」と考えている方もいるでしょう。
つぎの章で、支払い.comを提供する株式会社UPSIDERについて解説していきます。
支払い.com
公式サイトから無料登録
株式会社UPSIDERとは
支払い.comを提供しているのは、株式会社UPSIDERというフィンテック企業です。
株式会社UPSIDERとは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションを掲げた、お金の面から企業を応援するフィンテック企業と言えます。
ここでは、株式会社UPSIDERがどのうような会社なのか、基本情報を解説していきます。
株式会社UPSIDERの基本情報
株式会社UPSIDERは、2018年5月に誕生した若い会社です。
以下の表は、株式会社UPSIDERの会社情報です。
会社名 | 株式会社UPSIDER |
---|---|
代表者 | 代表取締役 宮城徹 / 水野智規 |
本社所在地 | 東京都港区六本木7-15-7 |
事業内容 | 法人間決済サービスの企画・運営 |
出資元 |
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加盟団体 |
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株式会社UPSIDERは、歴史の浅い会社ですが、新生銀行など大手金融機関からの出資を受けています。
大企業からのサポートや連携ができるのは、事業の安定性・成長性の信頼度が高いからです。
ではつぎの章で、支払い.comが支払いを延長できる仕組みについて解説していきます。
【FP新井先生のコメント】
法人クレジットカード以外に、法人デビットカードや法人プリペイドカードも利用できますが、おすすめはやはり法人クレジットカードです。
法人クレジットカードは利用限度額が高く設定されており、法人クレジットカード特有の会計ソフトと連携サービスも利用できるからです。
もちろん個人クレジットカードでも利用可能です。
支払い.comの仕組み
「支払いを延長できる仕組みって?」
支払い.comが、支払いを延長できる便利なサービスとは理解できても、仕組みについてよくわからないと感じる方も多いはず。
支払い.comを利用してカード決済をすると、支払い.comが利用者の代わりに支払先へ銀行振り込みを実施してくれます。
そのため利用者は、いつもと同じ感覚でクレジットカードを利用するだけで、支払いが延長できるのです。
たとえ資金繰りに悩んでいたとしても、取引先への支払いは、支払い.comが行ってくれるため、会社の信用を失わずに済みます。
しかも振込名義を利用者が指定できるため、取引先に支払い.comを利用した事実が知られることなく、資金繰りの悩みを解決できますよ。
では支払い.comの特徴について詳しく解説していきます。
支払い.comの特徴
支払い.comの特徴は以下のとおり。
- 手数料は一律4%で利用可能
- 書類提出や審査が不要
- 支払いを最長60日先延ばしにできる
- 無料で利用登録可能
- 最短60秒のオンライン決済
それぞれ順番に解説していきます。
手数料は一律4%で利用可能
支払い.comの手数料は、一律4%となっています。
そのため支払い.comで利用した金額に4%が上乗せされる仕組みです。
たとえば支払い.comで、100万円利用した場合の総支払額は、以下のとおりになります。
100万円×4%=4万円
手数料4万円で手元の資金をなくさずに資金繰りを改善できるなら、お得だと感じないでしょうか。
もし借り入れに対する不安な気持ちがあるなら、支払い.comで支払いを先延ばしにして解決する方法もあると覚えておいてください。
返済回数によっては法人カードローンのほうが利息負担が少ない
支払い.comは書類・審査なしで、手軽に目の前の支払いを先延ばしにして、資金繰り改善のきっかけを作れます。
しかし一律4%という手数料を負担するため、場合によってはビジネスローンなどから借り入れたほうが、利息負担が少ない場合があります。
たとえばAGビジネスサポートから100万円を年15.0%で借り入れた場合、返済回数が4回までなら利息負担は31,439円です。
そのため支払い.comで払う手数料より少ない利息負担で支払いの問題が解決できます。
AGビジネスサポートの返済シミュレーションを確認したい方は、以下【続きを読む】をタップしてください。
返済回数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
利息 | 12,500円 | 9,432円 | 6,326円 | 3.181円 | 31,439円 |
元金 | 245,400円 | 248,468円 | 251,574円 | 254,719円 | – |
返済額 | 754,600円 | 251,574円 | 257,900円 | 257,739円 | – |
返済後残高 | 257,900円 | 254,719円 | 254,558円 | 0円 | – |
100万円の請求や振り込みを支払い.com経由で支払うと、4万円の手数料を払うことになります。
そのため短期で返済を終えられる予定があるなら、ビジネスローンを使ったほうが、少ない負担で資金繰りを改善できます。
ただしビジネスローンの審査に通らないときや、数十万円の支払いで手数料負担が数千円という場合は、書類不要の支払い.comが活躍します。
どのくらい資金が必要なのかという点を基準に、借り入れと支払い.comを使い分けてください。
【FP新井先生のコメント】
支払い延長サービスは、対応している国際ブランドのクレジットカードであればどれでも利用できますが、おすすめは【UPSIDERカード】です。
【UPSIDERカード】を利用することで、1.0〜1.5%のポイント還元を受けられるため、実質的な手数料は3%になります。
事業を開始するにあたり、新たに法人クレジットカードを作ろうと思っているなら、申し込んでおくことをおすすめします。
書類提出や審査が不要で利用可能
金融機関からの借り入れやファクタリングを利用する場合、書類の提出や作成を進めなければなりません。
また金融機関からの借り入れは審査が伴います。
実際に融資の実行がされるまでに時間もかかるため、待ち時間すらわずらわしいですよね。
支払い.comは借り入れではなく、あくまでカード決済です。
そのため書類の提出や審査の必要なく、最短60秒で簡単に決済可能です。
「審査に落ちたらどうしよう」
「融資の実行が遅ければ支払いに間に合わないかも」
上記のような不安な気持ちを抱えて仕事をするくらいなら、4%の手数料を支払って、スピーディーに問題を解決したほうが仕事に集中できます。
また取引先の都合による入金遅れであれば、なおさら金融機関から借り入れするのは不本意ですよね。
即日利用できて、最短60秒で支払いできるため、一時的な資金繰りの悩みを解決する手段として、支払い.comは有効です。
支払いを60日先延ばしにできる
支払い.comを利用すると、最大60日まで支払いを延長できます。
2ヶ月あれば、余裕をもって支払可能だと感じますよね。
自社のキャッシュフローを乱すことなく支払いができ、支払いフローを改善できる手段があると心強いですよね。
なお支払い.comを利用した、支払延長の例は以下の図を参考にしてください。
利用登録後すぐに利用できる
支払い.comは、Web上で簡単に利用登録できます。
またユーザー登録した利用可能であるため、「支払期限が明日だった汗」という急を要する支払いにも対応できます。
利用登録が完了しても、利用できるのが明日明後日だと、急ぎの支払いに対応できません。
すぐに利用できるという点が、支払い.comの魅力的な点です。
最短60秒のオンライン決済
支払い.comは、最短60秒で支払いが完了します。
カップラーメンの完成を待つ間に決済が完了するなんてすごいですよね。
支払いが差し迫った状況でも、すぐに利用登録可能で、支払いできるのは頼りになります。
事業者にとって、事業を運営していて支払いに関するトラブルはなるべく避けたいもの。
支払い.comなら、支払いトラブルを未然に防止して、支払いに対する悩みを解決してくれますよ。
なお公式サイトには以下のような利用者の声が掲載されています。
支払い.comは、個人事業主から1,000名を超える規模の法人まで、幅広い利用者がいます。
もしものときに備えて、利用登録だけでもしておくと、よりスピーディーに資金繰りの悩みを解決できますよ。
支払い.com
公式サイトから無料登録
【FP新井先生のコメント】
最短60秒で手続き完了する点は、資金繰りを行う際に非常に役に立ちます。
また【UPSIDERカード】もしくは【セゾンカード】を利用すると、正午までにて手続きを行えば翌営業日の振り込みが可能です。
一般のクレジットカードだと中1営業日かかるため、振り込みを急いでいるなら、どのカードを 利用するかも考えておく必要があります。
支払い.comの特徴を活かした使い方
支払い.comは、資金繰りが苦しいときに、差し迫った支払いで手元の現金を使いたくないというときに便利です。
しかし支払い.comの使い方は、目先の支払いだけではありません。
たとえばビジネスチャンスを逃さないために、支払い.comが利用できます。
売上拡大のために仕入費用や材料費に資金を投入したいときに便利です。
たとえば取引先から「売れ行きのいい商品の在庫があります」と連絡があった際、手元に現金がないと仕入ができず、機会損失を生んでしまいます。
しかし支払い.comなら、手元に現金がなくても振り込みをカード払いにできるため、仕入れが可能です。
また大量発注をしたとしても、最長60日まで支払いが先延ばしにできるため、仕入費用の支払いも十分準備期間があります。
目の前の支払いに困ってるわけではないという方でも、最長60日まで支払いが先延ばしになるという特徴を理解すれば、前述したような使い方が可能です。
支払い.comを利用するうえでの注意事項2選
支払い.comは登録後すぐに利用できる利便性の高さが魅力的です。
また一律4%の手数料であるため、大きな負担にならない点が嬉しいですよね。
しかし支払い.comを利用するうえでいくつか注意点があります。
利用を検討している方は以下の注意点を確認しておきましょう。
- 海外発行のクレジットカードは利用できない
- アメックスはセゾンアメックスのみ利用可能
海外発行のクレジットカードは利用できない
はじめに海外発行のクレジットカードは利用できません。
支払い.com公式サイトで明言されていませんが、恐らく国内発行のクレジットカードとは決済時期が異なるためと推測されます。
というのも海外発行カードは、当月利用分を当月に決済します。
決済時期 | |
---|---|
海外発行カード | 当月利用分を当月に決済 |
国内発行カード | 当月利用分を翌月に決済 |
当月利用分を当月に決済する海外発行カードだと、支払期限を延長するという概念自体がないため、利用自体できない場合が多いです。
そのため海外発行のクレジットカードは利用できないと予想されます。
アメックスとJCBはセゾンカードしか使えない
アメックスとJCBは、セゾンカード発行のカードしか利用できません。
そのため利用できるカードに制限かかるデメリットがあります。
支払い.comでの国際ブランド利用可否は以下のとおりです。
VISA | Mastercard® | セゾンカード※ |
---|---|---|
アメリカン エキスプレス |
ダイナースクラブ | JCB |
上記の国際ブランドの利用可否が把握できたとしても、利用できる法人カードを持っていないケースがあります。
次章では、支払い.comにおすすめの法人カード2枚紹介していきます。
現在利用している法人カードを見直す機会だと思ってみていきましょう。
支払い.comにおすすめのカードは【UPSIDER】と【セゾンアメックス】
支払い.com利用を想定したときに、クレジットカードで重視したい条件は以下のとおり。
- 限度額の高さ
- ポイント還元率
- スピード発行
結論、上記3つの重要な要件を満たす法人カードは、【UPSIDERカード】と【セゾンアメックス】です。
それぞれのスペックは以下のとおり。
申込対象 | 法人 |
|
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 初年度無料 |
還元率 | 1.0%~1.5% | 1.125%※ |
利用枠 | 最大10億円 | ~数千万円 |
発行スピード | 最短3営業日 | 最短3営業日 |
追加カード | 無制限に発行可能 | 最大9枚 |
詳細 |
それではUPSIDERから順番に紹介していきます。
UPSIDERカード
年会費 | 還元率 | 発行手数料 |
---|---|---|
永年無料 | 1.0%~1.5% | 無料 |
発行スピード | 追加カード | 国際ブランド |
最短3営業日 | 無制限 | VISA |
UPSIDERカードは、支払い.comを運営するUPSIDERが発行する法人カードです。
利用枠が最大10億円という破格の設定で、これから事業拡大をしたいスタートアップの会社におすすめです。
なお利用枠は最大10億円ですが、1ヶ月に利用できるのは1億円までです。
起業直後で法人カードの審査に通らないと悩む、成長企業におすすめの1枚で、支払い.comを提供するUPSIDERが発行するカードなので安心して利用できます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 入会資格※1 | 発行手数料 |
---|---|---|
【初年度】 年会費無料※2 |
法人・個人事業主 | 無料 |
発行スピード | ポイント還元率 | キャンペーン |
最短3営業日 | 1.125% | なし |
支払い.comで利用できるアメックスのカードの例をあげるならば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがあります。
プラチナグレードのビジネスカードはステータスの高く、特典が豊富にあります。
そのためカード会社から招待を受けて申し込むという流れが一般的です。
しかしセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、招待なしで申し込みができ、個人事業主や副業している会社員でも申込可能なのです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、プラチナカードというステータスの高いカードでありながら、初年度年会費無料で発行できます。
なおカード入会申し込みをしてから、最短3営業日後にカードが発送されるスピード感も評価ポイント。
申し込みからカードの受け取りまでは、以下の4ステップです。
- インターネット申し込み
- 申し込み確認の電話に出る
- 審査結果メールを確認する
- 郵送でカードを受け取り
なお申し込み確認の電話は、10時~20時の間に実施され、審査は最短即日で行われます。
支払い.com公式からも、セゾンアメックスの利用が推奨されているので、ぜひこの機会にUPSIDERカードとあわせて検討しましょう。
支払い.comのメリット・デメリット
メリット・デメリットそれぞれを分類して解説していきます。
メリット |
---|
|
デメリット |
---|
|
支払い.comは、クレジットカードさえあれば登録後すぐに利用可能です。
しかし対応しているカード銘柄は、セゾンカードもしくはVISA・mastercardブランドのクレジットカードなので、アメックスは登録できず利用できません。
また海外で発行されたクレジットカードも利用できないため、必ず手持ちのカードを確認する必要があります。
また支払い.com自体に利用上限額は定められておらず、個々人が持っているクレジットカードの上限までとなっています。
ビジネスカードを利用するので、個人のクレジットカードよりも限度額は多く設定されていますが、必ず限度額の状態を確認してください。
支払い.com
公式サイトから無料登録
【FP新井先生のコメント】
支払い.comを利用するにあたり、新たにクレジットカードを作るなら 【UPSIDERカード】もしくは【セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®️・カード】がおすすめです。
ただし【UPSIDERカード】は対象が法人となっているため、個人事業主やフリーランスのかたは【セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®️・カード】を選ぶようにしましょう。
支払い.comをおすすめする人・しない人
ここまで支払い.comの仕組みやなぜ便利なのか解説してきました。
前述したメリット・デメリットを踏まえて、支払い.comの利用がおすすめな人とおすすめしない人を、以下の表に分類したので確認していきましょう。
支払い.comがおすすめな人 |
---|
|
支払い.comをおすすめしない人 |
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|
少額の融資を希望している方にとって支払い.comは、高金利なビジネスローンを利用せずに資金繰りを解決できるチャンスです。
とはいえアメックスの法人カードしかなかったり、カードの上限額を超えたりする場合は利用できません。
返済という負担がなく、支払いを最大60日間延長できるため、しっかりとつぎの支払いに向けて準備を進められます。
なおすぐに利用しなくても、事前に登録しておけば、緊急時のときにすぐ利用できます。
支払い.comとファクタリングの違い
資金調達のための借り入れではないという特徴は、ファクタリングも同じ性質を持っています。
しかし支払い.comとファクタリングは似ているものの、以下のような違いがあるのです。
- ファクタリングは売掛債権の買取業者
- 手数料が異なる
それぞれ順番に解説していきます。
ファクタリングは売掛債権の買取業者
そもそもファクタリングとは、企業がもつ売掛債権を買取してくれるサービスのことです。
いわば資金調達方法の1つのツールです。
そのため支払い.comのようにクレジットカードで決済して、支払い.comが代わりに取引先に支払うという構図ではありません。
たとえば3社間ファクタリングなら、以下のような図で表せます。
最終的に買取金が利用者に支払われて、受け取った買取金を支払いに充てるという流れです。
なお上記の3社間ファクタリングを利用した場合、取引先へ承諾を得て売掛債権の回収を行うため、ファクタリングの利用を取引先に判明します。
そのため取引先から、「うちの会社が支払えないと思っているのか」といらぬ疑念を抱かれ、その後の取引に影響を及ぼすリスクが伴うのです。
しかし支払い.comは売掛債権の買取は行わず、利用者のカード決済後、利用者に代わって取引先へ支払いを実行します。
また振込名義は、利用者が自由に変更できるため、支払い.comを利用した事実が取引先に判明する心配がありません。
手数料が異なる
支払い.comとファクタリングは手数料が大きく異なります。
支払い.com同様に一律の手数料設定となっている、ペイトナー(旧yup 先払い)と手数料を比較すると以下のようになります。
支払い.com | ペイトナーファクタリング |
|
---|---|---|
手数料 | 一律4% | 一律10% |
支払い.comとペイトナーファクタリングとでは、手数料に6%もの差があります。
たとえば100万円の売掛債権の買取をペイトナーファクタリングに依頼すると、10万円の手数料を支払うことになります。
いっぽう支払い.comでクレジット決済すれば、支払う手数料は4万円です。
金額が大きくなればなるほど、ファクタリングを利用したときとの差額は大きくなります。
とはいえファクタリングが悪いサービスという訳ではなく、状況によってサービスを使い分ける必要があると理解しておいてください。
支払い.comの登録は2ステップ
最後に支払い.comのユーザー登録の方法を紹介していきます。
なおユーザー登録の流れは以下のとおり。
- 公式サイトに移動
- ユーザー登録
それぞれ実際の画面をもとに詳しい内容を知りたい方は、【続きを読む】をクリックしてください。
公式サイトに移動
公式サイトにアクセスすると、以下の画面が表示されます。
上記画面に移動したら、オレンジのボタンをクリックして、ユーザー情報の登録画面に移動しましょう。
ユーザー情報登録
公式サイト移動後、オレンジのボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
入力項目は以下の7項目です。
- 事業形態
- クレジットカード所持の有無(チェックボックス)
- 企業名
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
上記のピンク枠で囲った箇所の情報入力が終われば、最後に登録ボタンを押して終了となります。
「たったこれだけ?」と感じる方が多いのではないでしょうか。
これだけで一時的な資金繰りの悩みを解決できて、キャッシュフローの見直しができるのなら便利ですよね。
登録だけしておいて、いざというときまで利用しないという方法も取れますし、状況によって使い分けてみてはいかがでしょうか。
なおユーザー登録後、すぐに支払いを利用する場合、つぎの利用方法を確認してください。
支払い.comの利用方法
支払い.comのユーザー登録が完了すれば、利用するカード情報の登録など行います。
なお実際に利用するまでは以下の2ステップです。
- 支払先情報の登録
- 支払いカード情報の登録
実際の画面から登録手順を確認したい方は以下【続きを読む】をクリックしてください。
支払先情報の登録
ユーザー登録完了後にログインをしたら、【支払い情報登録】または【あと払いを申し込む】を押下し、以下の振込依頼情報の入力をしてください。
なお入力項目は以下の3つです。
- 振込指定日
- 振込依頼人
- 振込金額
なお振込指定日は、最短3営業日後を指定可能です。
上記の入力完了後は、振込先情報の入力を行います。
上記の入力項目にある、受取人は相手の口座名義を入力してください。
支払先情報の登録は以上です。
つづいて支払いカード情報の登録です。
支払いカード情報の登録
カード情報の登録は以下2つのパターンにわかれます。
- 1つのカードで支払いをする
- 複数のカードで支払いをする
それぞれあなたに適した利用方法を選択してください。
1つのカードで支払いをする
1つのカードで支払いする場合は、以下登録画面の【支払いカード枚数】を1枚と選択しましょう。
1枚のカードで決済する場合は、以上で登録終了です。
複数のカードで支払いをする
複数のカードで支払いをする場合は、【カードを追加】を押下して、カード情報を登録していきます。
なお各カードで決済する金額を入力する必要があるため、入力する金額に誤りがないか注意してください。
支払いカード情報の登録が終われば、支払予約されたメールがログイン時に利用しているメールアドレス宛に届きます。
あとは指定した振込日に、支払い.comが振り込みを実行してくれます。
ユーザー情報の登録からカード情報の登録だけなので、書類を用意する必要や審査がまったくありません。
利用はしなくても転ばぬ先の杖として、利用登録だけでも進めておくと、緊急時にスムーズに支払いができますよ。
まとめ
「売上の入金予定はあるけれど、その前に支払いがある」
「仕入費用に資金を回したいから支払いは先延ばしにしたい」
事業を運営していると、上記のように支払いの悩みは尽きません。
いざ事業をはじめてみると、支払うものの多さや、入金スパンが予想よりも遅くキャッシュフローの管理が難しく感じますよね。
状況によって銀行から借り入れという選択肢はあるものの、支払期限が差し迫った状況で、審査回答・融資まで悠長に待っていられません。
支払い.comなら利用登録後、すぐに支払いができるため、支払いによる悩みをすぐに解決できます。
また支払いを60日延長できるため、その間支払いまでたっぷり準備期間があるのは安心です。
くわえて手数料が一律4%と、わかりやすい費用体系になっている点も魅力的。
緊急事態に備えて利用登録だけでも実施しておきましょう。
支払い.comの基本情報
カード名 | 支払い.com |
---|---|
利用条件 | ・日本国内の銀行の普通/当座口座が対象 ・セゾンカード/VISA/Mastercardブランドのクレジットカード ・アカウント登録 |
必要書類 | 不要 |
審査時間 | 審査なし |
限度額 | クレジットカード 利用枠まで |
実質年率 | 一律4% ※手数料 |
遅延損害金 | 年14.6% |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
借入方法 | 振込先への入金を立替 |
返済方法 | クレジットカード会社に支払い |
返済方式 | 利用クレジットカード登録口座からの引き落とし |
発行元 | 株式会社UPSIDER |