「支払期日までにお金を準備できないかもしれない…」
「もっと資金があれば、事業を大きくできるのになぁ」
スタートアップ企業の成長に欠かせない資金繰り。
資金繰りがうまくいけば事業拡大につながる資金投入ができ、機会ロスを防げます。
この記事では、資金調達にはどのような方法があるのか、またスタートアップ企業の成長段階に適した資金調達方法を解説します。
資金調達方法のバリエーションがあると、成長段階やさまざまな状況に合った資金集めができ、会社としての目標も達成できるかもしれません。
さらに今すぐ利用できる資金繰り改善方法や、スタートアップ向け資金調達サービスも紹介します。
この記事で紹介するサービス
サービス | 支払い.com | あんしんワイド |
---|---|---|
特徴 | 支払期限を最長60日先延ばしできる | 決算書不要・赤字でも創業期でも申し込める融資サービス |
申し込み |
スタートアップ企業の段階別おすすめ資金調達方法
スタートアップ企業の資金繰り方法には、以下の4つがあげられます。
- エクイティファイナンス
- デットファイナンス
- アセットファイナンス
- 補助金・助成金
以下の表は、スタートアップ企業の資金調達法を簡単に説明したものです。
資金調達手段 | 一言で説明 | メリット | デメリット | どのような人におすすめか |
---|---|---|---|---|
エクイティ |
株主に投資してもらう | 調達した資金に返済の義務はない |
|
|
デット ファイナンス |
お金を借りる | 融資を完済すれば社会的信用度が上がる | 社会的信用や実績がないと契約前の審査に通りにくい |
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アセット |
資産を資金に変える | 資産を活用できる | 資産を持っていることが前提 | 資産を持っている人 |
補助金・助成金 | お金で援助してもらう | 返済の義務がない | 募集の期間などがあるため、タイミングが合わないと資金調達は難しい |
|
【エクイティファイナンス】会社の資本を増やして資産調達
エクイティファイナンスとは、株を発行し株主や投資家にスタートアップ会社を投資先として出資してもらう資金調達する方法です。
スタートアップ企業に対して、支援者を募るようなイメージです。
エクイティファイナンスの具体的な方法として、以下があげられます。
- 株式・社債発行
- ベンチャーキャピタルからの出資
- エンジェル投資家からの出資
エクイティファイナンスのメリットは、返済の義務がない点です。
返済で利息を取られず、しっかりと必要な資金をしっかり確保できるため、自己資本を増額できます。
株式・社債発行
株式・社債発行は、会社が発行した株式や社債を投資家に購入してもらい投資資金を集める方法です。
返済の必要がないため、自己資本率を上げていけます。
自己資本比率が高いと、経営が安定し倒産しにくい会社だと判断される材料になるのです。
株式・社債発行のデメリット
株式・社債発行のデメリットは2点あげられます。
- 議決権を譲渡してしまう可能性
- 株価の価値が低下する
資金調達先に多くの株式を発行すると、多くの人が株主となり議決権に影響を及ぼします。
株式の発行は複雑な手続きや時間・費用がかかる点から、すぐ取り入れるのは難しい資金繰り方法です。
ベンチャーキャピタルからの出資
ベンチャーキャピタルと呼ばれる投資会社からの出資は、スタートアップ企業の将来を見込んだベンチャーキャピタルが、スタートアップ企業に対して投資する方法です。
そしてスタートアップ企業が事業成長を遂げ、株式を公開した際に、ベンチャーキャピタルは株式を売却して値上がり益の獲得を利益とします。
ベンチャーキャピタルは単にスタートアップ企業へ資金調達支援するだけでなく、経営のバックアップも実施するケースがあります。
経営の知識や専門家に近い目線で、ビジネスを支えてくれるでしょう。
ベンチャーキャピタルのデメリット
ベンチャーキャピタルのデメリットは2点。
- 出資してもらえるかの判断が実績に偏る可能性あり
- 第三者に経営権が移ってしまう
ベンチャーキャピタルは事業としてスタートアップ企業へ投資しているため、スタートアップ企業に対して利益がでないと判断された場合、出資してもらえません。
ベンチャーキャピタル出資金を調達するには、実績や信用が必要になる可能性があります。
ビジネスがスタートしたばかりの段階では、難しいかもしれません。
またベンチャーキャピタルの目的は、短期間で利益を出すことです。
そのため経営支援というよりもスタートアップ企業を、ベンチャーキャピタルのやり方に沿って誘導される可能性があります。
ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違いは、以下の続きを読むで比較しています。
仕組み | 出資金額 | 出資が見込める目安の段階 | 目的 | 審査 | |
---|---|---|---|---|---|
ベンチャーキャピタル | 法人企業からスタートアップ企業へ出資 | 大きな金額 法人単位。お金ある ハイリターン求める |
企業拡大のために出資する傾向 |
短期間で大きなリターンを求める スタートアップ企業の成長を支援する |
法人のため利益がでないとベンチャーキャピタルとして事業が回らない。 そのため利益が見込めるか・信用できるかどうかで判断 |
エンジェル投資家 | 個人投資家からスタートアップ企業へ投資 |
個人単位のためそこまで大きな金額は見込めない 投資目安額:507.73万円※ |
企業して間もない場合でも、会社を成長させるために資金調達してくれる可能性あり | 将来性がある企業をスタートから支え、応援する | 個人で活動しているため、経営者自身のことやビジネスにかける想いから、出資を決めてくれる可能性もある |
※参照:日本の起業家と起業支援投資家およびその潜在性に関する実態調査
エンジェル投資家からの出資
エンジェル投資家は、投資家個人が出資者となり将来性を見込んだスタートアップ企業に対して投資する方法です。
ベンチャーキャピタルと似ていますが、違いは企業が投資するか、個人が投資するかの違いです。
エンジェル投資家は経営に対して精通している人もいるため、金銭面の援助のみならず経営に対する相談などのサポートも受けられるでしょう。
エンジェル投資家のデメリット
エンジェル投資家から出資してもらう場合、出資額が少額投資になる可能性があります。
エンジェル投資家は企業単位での出資と異なり、個人単位であるため出資できる金額は限られています。
エンジェル投資家からの投資目安額は約508万円。
ベンチャーキャピタルなど企業からの出資となると、億単位での出資もあります。
ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違いは、以下の続きを読むで比較しています。
仕組み | 出資金額 | 出資が見込める目安の段階 | 目的 | 審査 | |
---|---|---|---|---|---|
ベンチャーキャピタル | 法人企業からスタートアップ企業へ出資 | 大きな金額 法人単位。お金ある ハイリターン求める |
企業拡大のために出資する傾向 |
短期間で大きなリターンを求める スタートアップ企業の成長を支援する |
法人のため利益がでないとベンチャーキャピタルとして事業が回らない。 そのため利益が見込めるか・信用できるかどうかで判断 |
エンジェル投資家 | 個人投資家からスタートアップ企業へ投資 |
個人単位のためそこまで大きな金額は見込めない 投資目安額:507.73万円※ |
企業して間もない場合でも、会社を成長させるために資金調達してくれる可能性あり | 将来性がある企業をスタートから支え、応援する | 個人で活動しているため、経営者自身のことやビジネスにかける想いから、出資を決めてくれる可能性もある |
※参照:日本の起業家と起業支援投資家およびその潜在性に関する実態調査
大きな額を投資してもらいたいならベンチャーキャピタル。
投資額は少額であったとしても一緒に企業を成長させていきたいなら、エンジェル投資家の選択がよいでしょう。
【デットファイナンス】借入による資金調達
デットファイナンスとは、銀行などから融資を受けて会社の資金にする方法です。
デットファイナンスには以下のような手段があります。
- 銀行から融資を受ける
- 日本政策金融公庫から融資を受ける
- 地方自治体から融資を受ける
- 金融機関でローンを組む
融資額をきちんと完済すると、社会的信用度が向上します。
完済した履歴が残ることで、次の審査に通過しやすくなるでしょう。
デットファイナンスの手段を特徴で比較してみました。
銀行 | 日本政策 金融公庫 |
地方自治体 | 民間金融機関 | |
---|---|---|---|---|
内容 | 会社の規模に関係なく融資が行われる |
スタートアップ企業を含む中小企業の融資制度 政府が出資 |
地方自治体独自で実施している融資支援 低めの金利な場合もある |
ビジネスローンや不動産担保ローンなどからお金を借りる |
特徴 | 社会的信用度や実績をみる審査に対して、スタートアップ企業では厳しい状況にある |
スタートアップの成長を支援する支援資金あり |
比較的低い金利に設定している場合がある | 社会的信用が低い場合や、銀行などの審査に通過できない状況でも、ローン審査に通過する可能性がある |
スタートアップ企業は、日本政策金融公庫からの資金調達をおすすめします。
デットファイナンスのデメリット
デットファイナンスのデメリットは2点です。
- 負債が発生する
- 返済の義務が生じる
デットファイナンスは負債が発生する
融資を受けるデットファイナンスは負債が発生します。
貸借対照表の負債が増え、負債超過に陥ると会社の信用を失っていきます。
さらにデットファイナンスは借金であるため、自己資本率の低下につながるのです。
負債は増加し、自己資本率が低下すると資金力がない・資金管理できない会社というイメージがつくため、バランスを取るように心がけてください。
デットファイナンスは返済の義務がある
デットファイナンスは融資を受けるため、返済の義務が生じます。
たとえ事業がうまくいっていなくても、返済の期日は迫ってくるため返済計画を立てたうえで、融資は受けましょう。
またデットファイナンスは、ある程度の実績や信用がないと審査通過が難しいです。
自身の実績や信用度合いに合わせて、適切な借入先を選択しましょう。
そのためスタートアップ事業でデットファイナンスから資金調達するのは、厳しい状況にあります。
「うちはまだ創業期だからデットファイナンス資金調達は難しいかな…」という方に、おすすめしたい融資先があります。
赤字でも申込OKのあんしんワイド
金利 | 限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年0.9%~14.0% | 10万円~1,000万円 | 最短翌日 |
融資時間 | 申込対象者 | 必要書類 |
最短2営業日 | 法人のみ | なし |
GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドは、創業融資可能・赤字OK・決算書不要というスタートアップ企業に寄り添った融資商品を提供しています。
GMOあおぞらネット銀行は、スタートアップ企業支援ナンバーワンを目指しており、スタートアップ創業期や赤字決算でも、申し込みやすい融資商品を提供しています。
【アセットファイナンス】資産を元手に資金調達
会社の資産を売却して資金に変える方法がアセットファイナンスです。
また債権を売却して資金調達する方法もあります。
たとえばファクタリングサービス。
ファクタリングとは、売掛債権を売って現金化する資金調達方法です。
未入金の売上金を、入金を待たずに手元にキャッシュとして準備できる点がメリットです。
しかしファクタリングする際には、ファクタリング会社へ手数料を支払う必要があります。
ファクタリングの手数料相場は1%~20%と会社ごとに異なります。
手数料20%は高く設定されており、せっかくの売上金に対して手数料を取られる点はデメリットではないでしょうか。
アセットファイナンスのデメリット
アセットファイナンスのデメリットは、そもそも資産がないと利用できない点です。
現金化できる資産を持っていない場合、アセットファイナンスでの資金調達は利用しにくいです。
【補助金・助成金】
国や地方自治体がスタートアップ企業に対する補助金・助成金を設定しています。
国や地方自治体から融資を受ける方法もありますが、補助金・助成金なら返済の義務がありません。
利益が出ず、返済に不安を抱える気持ちは感じなくてよい点が、補助金・助成金の嬉しいポイントです。
補助金・助成金のデメリット
補助金・助成金に関して、募集期間や申込条件が決まっているものもあります。
タイミングを逃さないよう、こまめな情報チェックが必要です。
支払期限を延長して資金繰りを改善する方法もある
資金繰りは資金調達だけでなく、支払期限を延長して資金繰りを改善する方法もあります。
たとえば支払い.com。
支払い.comは審査や担保なしで、請求書の支払期限を最長60日延長しクレジットカード払いに変更できます。
支払い.comの仕組みは以下のとおりです。
入金と出金のタイミングが合わない方や、仕入れのためにキャッシュを手元に残しておきたい方にとって、資金繰りの改善に役立つサービスです。
支払い.comは基本情報
支払い.comの基本情報は以下のとおり。
運営会社 | 株式会社UPSIDER クレディセゾン |
---|---|
支払金額の下限 | 1万円 |
支払金額の上限 | 上限なし※1 |
対象カード |
|
手数料 | 4% |
支払延長期間 | 最大60日 |
書類 | 不要 |
審査 | 不要 |
国際ブランド |
|
※1,持っているクレジットカードの上限金額によって異なります
※2,アメックスやJCBはセゾンカードに限り利用可能
支払い.comの手数料は4%ですが、お持ちのクレジットカードの還元率が1%であると手数料が相殺され、手数料3%で利用できるのです。
スタートアップ企業の成長フェーズ別資金繰り方法
スタートアップ企業は以下4つの事業フェーズに分けられます。
- シード
- アーリー
- ミドル
- レイター
上記の資金調達ラウンドによって、適した資金調達方法は異なります。
成長フェーズにあった資金調達方法がわかると資金調達力が上がり、闇雲に資金調達するよりも、資金調達先が決まりやすいです。
スタートアップ企業成長フェーズ別の資金調達方法
フェーズ | 成長状況 | 資金調達方法 |
---|---|---|
シード | ビジネスの初期計画段階 |
|
アーリー | アイデアを形にして、世の中に商品やサービスを届けていく。 ビジネスの結果が出はじめる |
|
ミドル | さらにビジネスを拡大するためにどのようにするかを計画する | |
レイター | 安定した経営が行える |
シードの資金調達方法
シードはビジネス初期段階で実績などもないため、融資を受けるデットファイナンスでの資金調達は難しいかもしれません。
シードは社会的信用にかける状態であり、返済義務のあるデットファイナンスでは審査で、返済能力がないと判断される可能性があります。
アーリーの資金調達方法
アーリー段階では、シードで利用した投資家やベンチャーキャピタルからの追加投資を実施できると、さらなる資金調達が見込めます。
事業がうまくいっていると、銀行などの融資サービスも利用できるかもしれません。
ミドルの資金調達方法
ミドルは初期成長を超え、事業継承・事業拡大していく成長ステージです。
商品やサービスが一定数市場で認知されていて事業実績が積みあがっている状態のため、銀行融資などさまざまな資金調達方法を実施できます。
レイターの資金調達方法
レイターはミドルの頃よりもさらに成熟し、金融機関からも信用力がある状態です。
金利が低くなるなど、有利な条件での融資が可能になってくるでしょう。
次にスタートアップ企業の資金繰りが成功するポイントを紹介します。
資金調達を成功させるためのポイントまとめ
スタートアップ企業が資金繰りに成功するためのコツを3つ紹介します。
- 資金繰り表を作成する
- 事業計画に適した調達方法を選ぶ
- 持っている株を維持する
資金繰りに失敗しないポイントを、一つずつみていきましょう。
資金繰り表を作成する
資金は、スピーディーに資金を調達したい短期資金なのか、長い目でみた長期資金なのか、目的や調達期間によって資金調達方法は異なります。
資金調達計画を立てると、明確な行動や目標がみえてきます。
キャッシュフローから現金の流れを把握して、問題改善のためにどのようなスケジュールで資金調達するのか、現状把握と問題点・課題を洗い出しましょう。
事業計画に適した資金調達を選ぶ
スタートアップ企業は、成長段階によって資金調達方法に違いが出てきます。
事業計画とは具体的な事業モデルや目標・戦略を描き、目標を達成するためにどのように行動するかを示した計画。
成長フェーズにあった資金調達方法を取り入れなければ、うまく資金が集まらない状況になります。
償還期限を確認する
ベンチャーキャピタルから出資を受ける場合に、確認しておきたいポイントが償還期限です。
ベンチャーキャピタルが償還期限までにスタートアップ企業から利益を得られないとなれば、ベンチャーキャピタルが保有するスタートアップ企業の株式を処分し、換金を求める可能性が考えられます。
ベンチャーキャピタルは、投資家や金融機関から出資を受けてスタートアップ企業へ投資します。
ベンチャーキャピタルが投資家や金融機関から集めた資金は、通常10年の償還期限が設けられているのです。
そのためベンチャーキャピタルは、償還期限内にスタートアップ企業から利益を得なければ、投資家に返済できません。
スタートアップ企業がベンチャーキャピタルから出資を受ける場合、償還期限を把握したうえでの事業設計しておきましょう。
持っている株を維持する
スタートアップ企業がはじめに多くの株を発行すると、株主が増えて出資してもらえるといった資金調達方法があります。
しかし株を発行して株主が増加すると、経営権を株主に渡してしまう恐れがあります。
株主総会の特別決議が通る3分の2以上は、持株比率を維持してください。
ここまでスタートアップ企業の資金繰り方法や、資金繰りのポイントを紹介しました。
資金繰りは資金を集める方法に注力するだけでなく、支払いを延長して手元にキャッシュを確保する方法も効果的です。
支払いが延長できるサービス【支払い.com】
支払い.comは銀行振り込みの支払いを、カードを使って支払期限を最長60日先延ばしにできるサービスです。
「入金までいまあるお金は手元に残しておきたい。でも他に返済するお金はないし、支払期限が迫っている…」
「あと少しのお金が足りないけれど、この少額のために借入するのは金利がもったいないな」
支払い.comは上記のような方に最適なサービスです。
支払い.comの特徴
支払い.comの特徴を4つ紹介します。
- 提出書類や審査なし
- 無料で利用登録
- 最短60秒で完了するオンライン決済
- 手数料は一律4%
支払い.comの利用は提出書類・審査なし
支払い.comは借入ではないため、審査は実施されていません。
また提出が必要な書類もないため、Webで申し込み、すぐに利用できます。
支払い.comはカード決済になるため、必要なのはクレジットカードのみ。
金融機関からの借り入れなど、資金繰りの方法には書類の作成・提出が必要であり準備に時間がかかります。
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支払期限が明日に迫った状況でも対応できます。
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返済日には、手数料4%と振込金額をカード会社へ支払います。
支払い.comは手数料が一律4%
支払い.comの手数料は、一律4%です。
支払い.comで利用した金額に4%上乗せした金額を、期日に振り込みます。
100万円利用した場合の4%は、4万円。
200万円利用した場合の4%は8万円となり、4%の手数料を払えば、入金できないという事態を回避でき、資金繰りの時間を最長60日確保できるのです。
「借入ができても返済ができるか不安だ…」という気持ちが少しでもあるならば、支払い.comの利用で、支払期日を伸ばすことからはじめてみてはいかがでしょうか。
支払い.comの基本情報
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支払い.comがおすすめな方
支払い.comは以下のような方におすすめするサービスです。
- 入金と出金のタイミングが合わない
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支払い.comに関して、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
支払い.comの口コミ
支払い.comは以下の国際ブランドに対応しています。
- VISA
- Mastercard®
- セゾンカード
アメックスはセゾンアメックスカードのみ利用可能です。
資金不足で本当は仕入れたいものを購入できない・設備投資できない場合、機会ロスとなってしまいます。
しかし支払い.comを利用すればキャッシュを手元に残し、支払いは先延ばしにしておけるのです。
仕入れたいものにキャッシュを利用し、必要なタイミングでほしいものが手に入れられます。
支払い.comは資金を調達する方法ではありませんが、一時的な解決策として利用できます。
資金調達が必要な場合は、支払い.comで支払期限を延長している間に、融資を受けられるように準備を進めましょう。
スタートアップ企業が利用するなら、GMOあおぞらネット銀行が提供する、あんしんワイドがおすすめです。
GMOあおぞらネット銀行自体が、【スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1】を掲げているため、ほかのビジネスローンや銀行よりも申し込みやすいです。
つぎの章でくわしく解説していきます。
スタートアップ企業におすすめの融資【GMOあおぞら銀行あんしんワイド】
金利 | 限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年0.9%~14.0% | 10万円~1,000万円 | 最短翌日 |
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最短2営業日 | 法人のみ | なし |
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドという商品は、以下3つの特徴を持つ銀行の融資商品です。
- 決算書・事業計画書・担保・保証人不要
- 赤字OK
- 創業期OK
銀行の融資には、大抵の場合に決算書が必要となりますが、あんしんワイドは直近3ヶ月の入出金明細があれば申込可能です。
「不安定な創業期・赤字の時期だからこそ資金を調達したい」
「審査に通りづらくて資金が集まらない。」という状況を打破できるのが、あんしんワイドでしょう。
新型コロナウイルスのショックがあったように、いつどのような状況になるか不確かな世界のため、借りられるうちに借りておく、という考えの方にもおすすめです。
いざという時の手札として融資してもらえる枠を持っておくと、心に余裕がもて、資金繰りに悩んでいた脳のストレージを、もっと仕事に集中させられます。
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの基本情報
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの基本情報は以下のとおり。
融資対象者 | 営利法人 |
---|---|
融資額 | 初回:10万円~1,000万円以内 更新以降:10万円~1,500万円以内 |
実質年率 | 年0.9~14% |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
返済方式 |
|
必要書類 | 直近3ヶ月の入出金明細 |
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの特徴まとめ
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの特徴を以下にまとめました。
- 決算書・事業計画書・担保・保証人不要
- 赤字・創業期OK
- 金利0.9~14%
- 最大1,000万円融資
- 最短2営業日で審査申込~借入まで実施
- 申し込みから契約まですべてオンラインで完了
あんしんワイドは、融資先の審査に決算書が不要であるケースは珍しく、さらに赤字状況でも申し込める心強い商品です。
さらに申込から契約、利用まですべてネット完結のため、忙しく銀行にいく時間がない方も利用しやすいでしょう。
GMOあおぞら銀行はスタートアップ企業支援ナンバーワンを目指している
GMOあおぞらネット銀行は、スモール&スタートアップ企業向け銀行ナンバーワンを目指しています。
そのためスタートアップ企業に対して、状況に鑑みた柔軟な審査を実施しているのです。
GMOあおぞらネット銀行の方へ自社で行ったインタビューを実施した際、「スモール&スタートアップ企業の方に利用してもらい、成長をサポートしたい」という想いをお話いただきました。
実際にGMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドは、スタートアップ期でも赤字経営でも申込可能で、資金調達が難しいスタートアップ企業や小規模事業者に寄り添った商品を展開しています。
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの利用方法
GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドは、以下の流れで契約が完了します。
- 法人口座開設
- 口座明細連携
- あんしんワイドへ申し込み
- オンライン面談
- 契約・借入
GMOあおぞらネット銀行の口座を持っていない方は、freeeの会計ソフトと紐づける方法で申し込めます。
GMOあおぞらネット銀行は口座開設や審査・面談の時間がかかるため、急ぎの資金調達にはおすすめできません。
しかし時間に余裕があるうちに、融資枠を持っておく・増やしておくためなら、GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドを活用してみてください。
即日融資を希望するならAGビジネスサポート
AGビジネスサポートは、最短即日で融資してくれるビジネスローンです。
AGビジネスサポート・ビジネスローンの基本情報は、以下のとおり。
融資対象者 | 法人または個人事業主 ※法人のお客様:75歳まで、個人事業主のお客様:69歳まで |
---|---|
融資額 | 50万円~1,000万円 |
実質年率 | 3.1%~18.0% |
担保 | 不要 |
保証人 |
原則不要 ※法人の場合は代表者に原則、連帯保証をお願いしている |
返済方式 返済期間・回数 | 元利均等返済:最長5年(60回以内) 元金一括返済:最長1年(12回以内) |
必要書類 |
法人の場合
個人事業主の場合
当社所定の事業内容確認書 |
AGビジネスサポートは、赤字決算でもOKという明確な記載はなく、以下のように回答しています。
また事業をはじめて間もない場合、不動産を活用した不動産担保開業支援ローンで融資を受け付けているため、資産がないスタートアップ企業に対して厳しい状況になりそうです。
そのためスタートアップ企業でうまくいっていない・創業間もない場合、AGビジネスサポートに融資してもらえる可能性は、GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドよりも低いかもしれません。
しかし最短即日という強みを持っているため、すぐに資金調達したい方は、AGビジネスサポートを検討しましょう。
まとめ
スタートアップ企業の資金調達方法を紹介しました。
資金繰りは資金を調達するだけでなく、支払い.comのように支払日を伸ばすという選択肢もあります。
今回紹介した支払い.comで支払日を最長60日間伸ばし、延長している間にGMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドで融資の契約をする、という方法もあります。
この記事を参考に資金調達方法を考え、さらなる事業成長を目指してくださいね。