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2024/09/02

支払いと貯蓄・プライベートと家計など、目的に合わせて預金管理をするとき、複数の銀行口座があると便利です。
なかでもUI銀行は、貯蓄や資産運用で使いたい方にピッタリのネット銀行です。

ただしUI銀行は新しい銀行がゆえに、既存のネット銀行との違いやどのような特徴があるのか把握しきれないという方もいるでしょう。

この記事では、UI銀行がどのような銀行なのか解説するとともに、約10分で完了する口座開設方法を紹介していきます。

なお他行との比較を行っているので、金利比較を確認したい方は必見です。

UI銀行とは

UI銀行とは、東京きらぼしフィナンシャルグループの傘下にある、インターネット専業の銀行です。

2022年1月17日に開業し、【ふやすのは、わたしの資産】をコンセプトに、デジタルでありながらあたたかい銀行を目指しています。

つづいてUI銀行の基本情報を紹介していきます。

UI銀行の基本情報

UI銀行の基本情報は以下のとおり。

会社名 株式会社UI銀行
運営会社 東京きらぼしフィナンシャルグループ
預金金利
  • 普通預金金利:年0.20%※1
  • 定期預金金利:年0.12%~年0.2%※2
提携ATM セブン銀行 きらぼし銀行ATM
振り込み・出金手数料 最大20回まで無料
特徴 会員ステージランク制度『UIプラス』
金融機関コード 0044
※1 9/2時点
※2 金利の適用には条件があります。詳しくはホームページでご確認ください。

UI銀行は、普通預金金利では年0.20%、定期預金なら最大年0.2%の金利が適用されます。※1

※1 9/2時点

銀行によっては0.001%という場合もあるため、UI銀行の金利は高金利に分類されるでしょう。

また細かな条件なく、普通預金金利が年0.20%という点も評価ポイントです。

次章でUI銀行と他行の金利比較を行っているので、見ていきましょう。

UI銀行の預金金利と他社比較

UI銀行の預金金利は、ほかのネット銀行やメガバンクよりも高めの設定となっています。

以下はUI銀行を軸に、ネット銀行とメガバンクで、それぞれ金利比較をした表です。

【ネット銀行】

銀行名 UI銀行 楽天銀行 イオン銀行 auじぶん銀行 GMOあおぞらネット銀行 東京スター銀行 SBI新生銀行 ソニー銀行
金利 年0.20%※1 年0.02% 年0.01% 年0.001%

※1 9/2時点

※ いずれも条件クリアによる金利アップではなく、通常の普通預金金利です。

【メガバンク(ゆうちょ)】

銀行名 UI銀行 ゆうちょ銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 りそな銀行
金利 年0.20%※1 年0.001%

※1 9/2時点

ネット銀行であってもメガバンクと同じ、年0.001%という金利設定があるため、UI銀行の金利がいかに高水準であるかわかります。

デメリットをあげるなら、UI銀行は条件クリアや会員ランクによって、金利がさらにあがる余地がないことでしょう。

たとえばauじぶん銀行は、通常年0.001%の金利ですが、以下の条件を満たすと最大200倍の年0.200%まで引き上げられます。

通常 年0.001%
上乗せ au PAY アプリと連携 年+0.050
au PAY カードの引き落とし設定 年+0.050
auマネーコネクト設定 年0.099%
通常金利+条件クリア 年0.200%

上記のような条件をすでにクリアしているような方は、UI銀行よりもお得な金利で預金が可能です。

そのためあなたの経済圏状況やライフスタイルによっては、【金利高水準 ≠ UI銀行】ではない可能性があります。

しかし上記のような預金金利アップの条件が面倒という方や、試しにネット銀行を貯蓄口座として使いたいというだけなら、UI銀行がおすすめです。

以上がUI銀行と他行の普通預金金利の比較でした。

つづいてUI銀行のメリットを紹介していきます。

UI銀行のメリット

UI銀行のメリットは5つあります。

  • 対面・非対面の両方に対応している
  • スマホだけで口座開設が完了
  • キャッシュカードの発行有無を決められる
  • 入出金手数料が最大20回無料
  • 資産管理サービスが充実している

それぞれ順番に解説していきます。

対面・非対面の両方に対応している

UI銀行はネット銀行ではあるものの、きらぼし銀行との連携によって、対面・非対面どちらにも対応しています

ネット専業の銀行だと、スマホだけの操作をしなければなりませんが、ネットに関する知識やレベルは人それぞれです。

そのためネットの操作に不安があるなら、窓口での相談サービスを利用したり、キャッシュカード発行ができたりします。

オンラインで手続きが完了する手軽さと、なにか不安やトラブルがあったときに相談できる場所があるのは、他の銀行にはないメリットです。

なおUI銀行の相談窓口は、きらぼし銀行の各支店や営業所となります。

首都圏以外の方はオンラインチャット相談を利用

前述したとおり、UI銀行はきらぼし銀行との連携によって、対面での相談が可能です。

しかし支店があるのは、首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)だけなので、首都圏以外の方が直接窓口に行くのは難しいです

ただしUI銀行はネット銀行なので、全国の利用者に向けたフォロー体制もばっちりです。

UI銀行アプリを利用すれば、オンラインチャット相談ができます。

文面では伝わりにくい内容を話せたり、手続きに関する不明点を相談できたりしますよ。

スマホだけで口座開設が完了

UI銀行は、スマホ1つで新規口座開設が可能です

なお口座開設申し込みは、約10分で手続きが完了するため、休憩時間中や就寝前など時間や場所を選ばない手軽さがあります。

「日中は仕事で窓口に行けない」

「休憩や待ち時間ですぐに申し込めると嬉しい」

上記のような手軽さを求めている方にピッタリです。

スマホアプリから申し込みをすると、最短翌営業日には口座開設が可能なので、すぐに口座を利用したい方にもおすすめです。

キャッシュカードの発行有無を決められる

UI銀行はキャッシュカードの発行が任意です。

ネット銀行は通帳が発行されないため、キャッシュカードの発行が必要不可欠なイメージです。

しかしUI銀行は、スマホそのものをキャッシュカード代わりにするというサービスから、キャッシュカードレスを実現しています。

郵送で送られてくるキャッシュカードは、本人以外受け取れない場合があります。

受け取れない場合は改めて日程を調整したり、再配達の連絡をしたりと少し面倒ですよね。

UI銀行はキャッシュカードの発行が任意なので、郵送時の受け取りを考える必要がありません。

またキャッシュカードを紛失するトラブルがなくなるため、管理自体も手軽になります。

なおキャッシュカードが必要になった場合は、口座開設後にも発行できるため、まずは使い勝手を試したいという場合に便利です。

会員ステージに応じた特典がある

UI銀行には【UIプラス】という、手数料優遇サービスがあります。

UIプラスが優れている点は、ランクが低くても必ず優遇を受けられる点です。

UIプラスは5つのステージが用意されており、ステージごとに以下2点の手数料優遇サービスが受けられるので見ていきましょう。

  • ATM出金手数料
  • 他行宛振込手数料
ATM出金手数料(無料回数)

ステージ1

月1回
ステージ2 月3回
ステージ3 月7回
ステージ4 月15回
ステージ5 月20回
他行宛振込手数料(無料回数)
ステージ1 月2回
ステージ2 月5回
ステージ3 月7回
ステージ4 月15回
ステージ5 月20回

UIプラスのステージ適用条件

UIプラスのステージは、総預金の1ヶ月平均残高に応じて決定されます。

※平均残高とは、1ヶ月の日々の残高を平均したもので月末時点での残高ではありません。

※②の条件のお客さまについて、総預金の1ヶ月平均残高はUI銀行の残高を指します。

(きらぼし銀行の平均残高は含みません。)

※きらぼし銀行口座番号の登録が必要です。

引用 : UI銀行 | UIプラス

上記画像のとおり、UIプラスは預金残高に応じたステージ適用となります。

そのためシンプルでわかりやすい条件です。

きらぼし銀行口座番号を登録すると、条件を満たせばステージ2からのスタートとなるため、ATM手数料が月3回無料になります。

またステージ移行の条件が預金総額だけなので達成しやすいため、すでにある貯蓄用口座をUI銀行に移すとスムーズに会員ランクがアップできます。

ただしステージ3以上は、総預金額の300万円以上(1ヶ月の平均残高)になるため、ある程度の貯蓄額が必要です。

そのためまずは10万円を預金して、ステージ2を目指しましょう。

資産管理サービスが充実している

UI銀行は、お金や家のような有形資産だけでなく、ありたい姿や思い出や経験といった、無形資産も含んだ資産掲載サポートをしています

上記のような1人ひとりに必要な資産を【わたし資産】と名付け、以下のようなサービスを展開しています。

  • わたし資産診断
  • OshidOri
  • 楽クラライフノート

わたし資産診断

9つのわたし資産の重要度をAIで判定

OshidOri

家族・カップルのお金の共通理解・目標に向けての資産形成をお手伝いするアプリ

楽クラライフノート

就活をサポートするエンディングノートアプリ

診断を行えば、資産形成のはじめ方がわからなかったり、将来の目標に必要な資産だったり、あなたにとって重要な資産が何なのか参考にできます。

サポートが整っているため資産形成のハードルが低く、お金を安心して管理する点に長けた銀行と言えるでしょう。

「エンディングノートなんてまだまだ先の話」という方も多いかもしれませんが、たとえばご家族で高齢の方がいれば、一緒に学び・管理ができるため安心です

自分だけでなく自分に降りかかるであろう、家族間のお金に関する問題をサポートしてくれるサービスとして使ってみてはいかがでしょうか。

以上がUI銀行をおすすめする5つのメリットでした。

つづいてUI銀行のデメリットを解説していきます。

UI銀行のデメリット

UI銀行のデメリットは2つです。

  • 提携ATMが少ない
  • 自動入金サービスがない

それぞれ順番に解説していきます。

提携ATMが少ない

UI銀行と提携しているATMは以下2つだけです。

  • セブン銀行
  • きらぼし銀行

セブン銀行は全国的に展開されていますが、きらぼし銀行は首都圏にしかありません

そのため首都圏以外に住む方が利用できるのは、セブン銀行のみとなります。

とはいえセブン銀行は、コンビニ銀行としては設置数全国1位なので、全国で利用可能です。

セブン-イレブン以外にもセブン銀行が設置されている、施設やビルがあるため、以下参照先のATMマップを参考に利用できるところがあるか確認しておきましょう。

自動入金サービスがない

UI銀行には無料の自動入金サービスがありません

そのためメインバンクに給与が振り込まれたら、一定額をUI銀行に自動入金したり、口座残高が一定額下回ったら他行から自動入金したりできません。

そのため10万円を下回った状態が続くと、ステージダウンする可能性があります。

ただしUI銀行ではなく他行のサービスを利用して、UI銀行の口座へ定期的に入金は可能です。

たとえば楽天銀行には毎月自動振込のサービスがあるため、楽天銀行口座内から一定額を定期的にUI銀行へ振り込みできます。

振込手数料が気になる場合も、会員ステージのプログラム(楽天銀行の場合はハッピープログラム)を利用すれば無料です。

楽天銀行以外にも毎月の自動振込や振込無料に対応した銀行は多いので、お使いのメインバンクやサブバンクを確認してみてください。

以上がUI銀行のデメリットでした。

つづいてUI銀行の口座開設に必要な準備物について解説していきます。

UI銀行の口座開設に必要な準備物は2つ

ここからはUI銀行で口座開設に必要な準備物を2点紹介します。

スマホ1つ、約10分で完結するので手軽ではありますが、準備が整っていないと時間がかかってしまいます

必ず以下2つを手元に準備しておいてください。

  • スマートフォン
  • 本人確認書類

注意点は、UI銀行の口座開設にはスマホが必須です。

UI銀行公式サイトから直接申し込めないため、スマホを所持していない場合は、別の銀行を検討する必要があります。

また本人確認書類は以下からいずれか1点準備しておいてください。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 在留カード

上記以外の書類は、本人確認書類として認められません

なお以下のボタンをクリックで、UI銀行公式サイトからスマホアプリがダウンロード可能です。

ダウンロードが完了した状態で、口座開設までの流れを見ていきましょう。

UI銀行の口座開設の流れ

ここからは、UI銀行で口座開設する流れを解説していきます。

前述した準備物を手元に用意して申し込みましょう。

なお口座開設までは、ぜんぶで3ステップです。

  1. アプリから口座開設手続きを実施
  2. 認証とパスワード設定を実施
  3. 本人確認の実施

それぞれ順番に解説していきます。

アプリから口座開設手続きを実施

インストール後にアプリを開くと、口座開設手続き画面も移ります。

利用規約をひととおり読みすすめてから【同意】を選択してください。

その後【口座開設】をタップして、氏名や住所など必要事項を入力します。

個人情報入力画面では、きらぼし銀行の口座有無を確認されるため、口座がある方はUIプラスの会員ステージがアップします。

なお申込時点で口座を保有していない場合でも、口座開設後に登録可能です。

認証とパスワード設定を実施

必要事項を入力後、登録したアドレスにて受信したメールで認証を行います。

認証は5分以内に行なうよう指示があるため、メールアドレスの入力間違いには注意してください。

認証が完了すると初回ログイン用のパスワード設定に移行します。

セキュリティの観点上、【0000】のような安易な設定は避けてください

本人確認の実施

UI銀行では本人確認として、書類と申込者本人の顔をそれぞれ撮影して送信します。

登録したメールアドレスから別途アクセスし、画面にしたがって提出する本人確認書類を撮影してください。

申込者本人の撮影は、静止画像ではなくビデオ形式です。

注意点はコンタクトレンズも外した状態で撮影するため、予備のコンタクトレンズやメガネを用意しておいてください。

以上で申込手続は完了です。

本人確認や記入内容などに問題がなければ、翌営業日以降にメールで口座開設完了の案内が届きます。

口座開設に必要なお客さま番号やログインパスワードを入力し、アプリで口座の利用を開始しましょう。

まとめ

UI銀行はネット銀行の手軽さと、対面の窓口案内による相談のしやすさの両方を兼ね備えた、ハイブリッドなネット銀行です。

UI銀行のポイントをまとめると以下のとおり。

  • 普通預金金利が無条件で年0.20%※9/2時点
  • キャッシュカードレスに対応
  • 資産形成のサポートが充実

「ネット銀行は窓口がないから相談まで時間がかかる」と、これまでネット銀行を避けてきた方にとっても利用しやすい銀行です。

ぜひこの記事を参考に、UI銀行の口座を開設し使い勝手を確認してみてください。