PR
2019/10/18

ビズローンのプロフェッショナルインタビュー!
今回は、松田晃輔会計事務所の松田晃輔先生のパーソナルな情報に迫る番外編です。

松田先生は会計士と税理士、2つの顔を持ち会社設立の悩みを解決しています。

松田先生の本編のプロフェッショナルインタビューでは税理士と会計士の仕事について詳しくお伺いしました。

番外編の今回は、松田先生が会計士を目指した大学時代から、プロフィールを掘り下げていきます。

松田晃輔

1984年京都市生まれ
神戸大学経営学部を卒業後、公認会計士の道へすすむ。

PwC京都監査法人を経て、2016年12月に独立。

「人の役に立つ!!人との縁を大切にする!!人と人とを繋ぐ!!」をモットーに、多くの経営者へ、業務効率化及び節税対策を基本とした税理士、公認会計士としてのアドバイスを行っている。

クラウド会計freee4つ星アドバイザー。


竹内ゆみ
はじめまして!
ビズローン編集部の竹内ゆみです。
ビズローンでは専門家の方へのインタビューを担当しています。
実は私、おじいちゃんが経営者なんです。
専門家のみなさんにお話を伺って、
経営者の悩みにこたえられるように日夜励んでいます。

会計士を目指すキッカケは大学時代

松田先生は現在、税理士と会計士の両方の仕事をされています。どちらの仕事も同時に始めたのですか?
松田晃輔さん

私が最初に始めたのは、会計士の仕事からです。
会計士を目指すきっかけは、大学のオリエンテーションで会計士という仕事を知ったことでした。

大学時代から!なぜ会計士という仕事に惹かれたのですか?
松田晃輔さん

私の場合は、時代背景が関わっていると思います。
学生時代は、ITバブルの影響でとても景気がよかったのです。
だから就活さえすれば、それなりにいい会社に行ける時代でした。
でも私の性格上、いい会社に勤めたとしても1つの会社にとどまるのは面白くないなと思っていて…。
それに、少し前の時代は大企業も突然倒産してしまうような時代だったので、「これから先1つの会社にいるのは逆にリスクじゃないかな」と感じていました。

すでに終身雇用のリスクを感じていたのですね。
松田晃輔さん

例えば、同じ会社で働き続けて昇進すると、その事業や分野においては特化した人間になりますよね。だけど転職した時に、違う分野の仕事ができないリスクがあります。1つの会社に居続けたら、通常のサラリーマンで終わってしまうのかな…と不安を感じたこともありました。私は社会人になってもいろいろな業種を見てみたい、ということはずっと思っていました。

様々な会社を内側から見れる会計士に憧れた

そこで、なぜ会計士を目指したのですか?
松田晃輔さん

まず、会計士はいろいろな会社を決算書から見ることができます。
業務フローや内部統制の話など、仕組みを1から学ぶことができるのだとわかって…。
若いうちから監査という視点でものごとを見ることができるのは魅力的だと感じましたね。
また、若いうちから社長とお話できる機会も少ないと思います。
だけど、会計士は年齢に関わらず、大企業の社長や中小企業の社長ともお話ができるんです。部長クラスの人に対しても監査の観点からいろいろ質問して、言いたいことを言えます。
もちろん何でも言っていい、というわけではないですが(笑)

若いうちから、さまざまな会社を内部から見て、社長と話す機会はなかなかないですよね。松田様は大学時代から将来のことも描いていたのですか?
松田晃輔さん

最終的には独立して、コンサル的なことをしたいなと思っていました。しかし周りから話を聞いていると、会計士になって独立している人が多いということがわかったんです。会計士の勉強をする上で、中小企業から大企業までいろいろな会社を見てきました。大きな会社の構造が実はどうなっているとか、知っていることは意外と少ないですよね。

確かに、大企業はより多くの人の目に止まるから大変そう、という漠然としたイメージしかないです…。
松田晃輔さん

そうなんです。だから私は会計士になるために、まずは大企業のチェック機能とか基本的なことを学んでいきました。もちろん、「中小企業にも取り入れられるアイディアはないか」を考えながらです。大企業とまったく同じことを中小企業で全部やると人手が足りません。大企業の仕組みの中から中小企業が絶対おさえていかないといけないポイントを、取捨選択しながらアドバイスできる存在になりたいと感じていました。

大学2回生のころから本格的に会計士を目指す

会計士の勉強だけでなく、企業のコンサルについても大学時代から学んでいたのですね。
本格的に会計士の勉強を始めたのはいつですか?
松田晃輔さん

大学2回生の時からダブルスクールをしていました。
私はTACで公認会計士の勉強をしていました。

ダブルスクールで勉強の両立をしていたのですね。大学ではどの分野を学んでいましたか?
松田晃輔さん

大学では経営学部で、経営学・財務会計・管理会計・マーケティングという範囲を学びました。
もちろん大学で学んだことは理論なので、実際の社会では全て正しくてこの通りになるとは思っていません。
ただ今更ながら、企業の方々とお話する中で、大学時代に学んだ理論に当てはまると感じる事例は多々あります。

特に印象に残っていて、今に生かされていると感じるような授業はありますか?
松田晃輔さん

大学の授業で特にためになったのは、実務的な分野ですね。
私の在籍していた大学では、企業の方がいらっしゃって講義する「トップマネージメント講座」というものがあり、1学期間講義をしてくれたんです。多分、講義の準備とか先生方は相当大変だったと思いますけど…(笑)
仕事で忙しい方に大学の授業で講義をしてください、なんて頼むのは大変ですよね。
でも学生の僕からすると、会社の生の声を聞くことができる貴重な機会でした。もちろん会社のウラ話まで全部は聞けませんでしたが(笑)
理論だけじゃなくてある程度実践のことも聞けたので、今仕事をしている時にも役立っています。

卒業後は大手監査法人勤務を経て会計士として独立

学生時代から働いている方々の話を聞く機会は貴重ですね!会計士の勉強をして、大学を卒業した後はどんなことをしていたのですか?
松田晃輔さん

大学を卒業して、1年後に公認会計士試験に合格しました。
その後は、しばらくPwC京都監査法人に入って仕事をしていたんです。

そして、2016年に独立されたのですね。
松田晃輔さん

はい。独立して、会計士と税理士業務の両方を、松田晃輔会計事務所として開業しました。
2018年からは税理士業務のみ同じエリアにある税理士法人に移動しておこなっています。
私の場合会計士の業務は監査業務を除けば、会計士はスポット的な業務が多くて、ずっと同じ場所に通うという事例は少ないんですよね。
一方、税理士の業務は顧問契約という形で、毎月企業に足を運んだり、Skypeのミーティングをおこなったりしています。

月に1度、さまざまな企業さんとミーティングをしているとは…?
松田晃輔さん

年に一度だけ話を聞くだけだと、顧問契約している会社の問題を見落とす可能性があります。
人の役に立つことをモットーに仕事をしているので、細かい所に気づいて解決策をしっかりと出していきたいんですよ。
だから毎月1回はミーティングを行っているんです。

解決策は実際に話していく中で見つけていくのですね。自分一人では見つけられないような発見がありそうです。本日は貴重なお話をありがとうございました!

インタビューを終えて

会計士と税理士、異なる業務を担う松田様に、インタビューをおこないました。

会社の資金繰りのことも、体制作りのことも、小さな悩みも見逃さない。

松田先生のお客様と向き合う姿勢が、インタビュー中にも強く感じられました。

自分1人で多くのことを考えなければならない、経営者にとって頼れるパートナーですね。

モットーとして掲げていらっしゃる「人の役に立つ!!人との縁を大切にする!!人と人とを繋ぐ!!」という言葉通りに仕事をされていることが短時間のインタビューでもしっかり伝わってきました。

執筆者からのコメント
竹内ゆみ さん

松田先生は、顧問契約されている会社とは、月に一度の対面やSkypeでミーティングをすることで近況を把握して解決策を提案する、経営コンサルタントの一面も持っています。

当日もインタビューの前に顧問契約されているお客様との会議があったそうで、忙しい時間の合間をぬっていただき、お話を聞くことができました。

松田先生、ありがとうございました!

会社の設立や資金繰りのことでお悩みがあれば、ぜひ松田晃輔公認会計士税理士事務所にご相談ください。

関連記事