プログラミングのモチベーションが下がっていませんか。
「やらないといけないのに気力が湧かない」「プログラミングのやる気がない」と悩んでいるいる方も少なくないはず。
とはいえ結論から言うと、モチベーションの低下はプログラミングをやっていれば誰もが経験することなので心配する必要はありません。
僕だって何度もモチベーションとぶつかりながらプログラミングしてるから大丈夫だゾ。
私は現在フリーランスエンジニアとして生活しているわけですが、特にプログラミングを始めた頃はこのモチベーション低下に悩まされました。
ただ、今ではモチベーションとうまく付き合っていけている方だと自負しています。
そこで今回は、私の経験談も併せてプログラミングのモチベーションが下がる原因、そしてモチベーションアップさせる方法を解説していきます。
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プログラミングのモチベーションが下がる&続かない原因
冒頭でもお話しましたが、私も当時は何度もモチベーション低下に悩みながら挫折しかけました。
そのような低下の原因として主に下記3つが挙げられます。
それぞれ確認していきましょう。
- 写経など単純作業ばかりしている
- 学習レベルが自分に合ってない
- 目的が曖昧になっている
原因1.写経など単純作業ばかりしている
プログラミングでよく陥りやすいのが、写経などひたすら単純作業ばかりしてしまう行為です。
写経とは参考書などに書いてあるソースコードを繰り返し真似て書くことですね。
この写経の最大の落とし穴は“単なる作業”になっていて”考えること”を疎かにしていること。
ただ市販の参考書のコードを書き写すだけでは何の進歩も得られないゾ。
何よりも思考することが一切ないので、プログラミングのモチベーション低下に繋がります。
「そのコードがどのような仕組みになっているのか」「自分で考えてプログラムが書けるか」を意識して取り組むことで、本当の実力がつき楽しさを感じることができます。
私の場合、学習初期にこの落とし穴にはまり、写経など単純作業が非常に苦痛でモチベーションがなかなか続きませんでした。
この単純作業の地獄から抜ける対策として、以下の学習方法を参考にすると良いでしょう。
- 参考書に書いてあるコードの”コア”となるポイントを掴む
- そのポイントを抑えたコードを独自で考えて書く
- 独自のコードでプログラムが動くか確認する
- エラーが生じたらデバッグする
- 1~4を繰り返す
“コア”となるポイント部分とは、例えばPHPでいうと、
- 文末にはセミコロンをつける
- functionにはネストできない
- 変数には$をつけないといけない
など見落としやすい単純なことです。
このポイント部分を意識しながら独自でコードを考えていくのです。
とはいえ、右も左も分からない初心者であればなかなか難しいかもしれません。
その場合は【完全版】おすすめ人気プログラミングスクール5社比較でも紹介していますが、プログラミングスクールなどプロのメンター(講師)がいる環境でフォローを受けるのが得策です。
原因2.学習レベルが自分に合ってない
モチベーションは「学習レベルが自分に合ってない」ことも低下してしまう原因です。
自分の今のスキルがどれくらいかを把握せず、レベルが低すぎたり反対に高すぎる教材を使うとやる気がなくなってしまいます。
例えば、「PHP」「Ruby」「Python」は比較的学びやすく人気の言語ですが、一方で「C言語」や「C++」などは知名度こそ高いものの初心者向けではありません。
しかし未経験にも関わらず、このようなC言語を勧める学校や参考書は未だ多くあります。
C言語は確かにポピュラーな言語だけど、いざ就職して使えるかといったらそこまで需要はないんだ。
そのため今学習していることが自分のスキルと合っているのか、今一度確認すると良いでしょう。
原因3.目的が曖昧になっている
3つ目の原因として「プログラミングをする目的(ゴール)が曖昧になっている」こともあげられます。
学習すること自体を目的とするのはモチベーション低下の原因です。
どこがゴールか分からないまま、いざ壁にぶつかったとき挫折してしまうこともあるからです。
そのため、例えば以下のような目的を設定しましょう。
- アプリ開発をしたい
- ゲームを作りたい
- Webデザイナーになりたい
- エンジニアとして就職したい
- とにかく稼ぎたい
このように目的を設定することで、求められるプログラミングのレベルが明確になります。
そうすると、どこまで学習すればいいのかはっきり理解もできますね。
例えば1人で一からアプリやゲーム開発をするなら、およそ800~1000時間の学習時間が必要です。
一方でエンジニアとして転職したい・とにかく稼ぎたい場合は、意外にも200時間程度でできたりします。
このように目的によって学習時間ややるべきことが分かるので目標設定は非常に大事なのです。
詳しくは下記記事も参考にしてください。
プログラミング学習でモチベーションを維持する方法
さて、モチベーション低下の原因を解説しましたが、ここからは反対にモチベーションを維持する方法についてお話します。
実際に私も試して効果があった方法なのでぜひ実践してみてください。
- 横の繋がりを作る
- 成功体験を積む
- 逃げれない状況をあえて作る
⑴横の繋がりを作る
モチベーションを保つために横の繋がりを作るのはかなりオススメです。
横の繋がりとは、要は同じ環境でプログラミングをしている仲間を作るということですね。
周りに仲間がいることで刺激をもらえますし、新たな発見もたくさん生まれます。
方法としてはプログラマーが集まる勉強会に参加するのが早いです。
代表的なコミュニティサイトは以下の3つ。
WiFi環境はもちろん整っている上に、無料の勉強会やイベントもあるので気軽に参加できますよ。
ちなみに私はconnpassを使って「もくもく会」という集まりに参加したことがあります。
このように人間関係の構築をしておくのはプログラミングにおいて重要ポイントです。
⑵成功体験を積む
1日にモチベーションが何度も切れる場合は、一度成功体験をしてみるのもおすすめです。
成功体験を味わえば、達成感が得られるのでさらに学習意欲が湧きます。
私が実際にやっていたのは短期的な目標を作ること。
例えば、『1週間でHTML/CSSを学びWebサイトを作る』という目標を立てて実際にWebサイト立ち上げまでを一人でやります。
HTML/CSSは学習時間がだいたい12時間と言われているので、参考書でインプットしたのち、実際にアウトプットするまでの時間も合わせれば1週間でなんとかなります。
簡単ではないですが、このように目標を立てることで実践できた時の達成感は大きいでしょう。
ここで注意なのが、
- 目標期間は長くても1週間まで
- 叶えられない極端な目標は決めない
ことです。
短期的な目標というのがポイントで、集中が続く1週間程度が理想です。
その際に自分が達成できそうなレベルに設定しておくのもポイント。
長期的な大まかな目標とは別に、短期的にも細かく目標を作るってことだネ…!
このように成功体験を何回も重ねることで、徐々にスキルがつきモチベーション維持に繋がります。
⑶逃げられない状況をあえて作る
最終手段として「逃げられない状況をあえて作る」のもモチベーション低下の対策として得策です。
例えば仕事や案件を請けてしまえばやらざるを得ませんよね。
モチベーションどうこうの話ではなくプログラミングを強制的にやることになります。
また、プログラミングスクールに通うことも強制力があるので対策としては良い環境です。
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【おすすめ】スクールの強制力でモチベーションをアップできる
前述しましたが、プログラミングスクールを利用することはモチベーションアップに最適です。
そもそも独学の挫折率は9割以上と言われていて、未経験の人がいきなり一人でやるのはなかなかハードルが高いのが正直なところ。
現在私はフリーランスエンジニアですが、最初は市販の参考書とネットの情報だけで学習していました。
しかし、情報をインプットできても実際に行動としてアウトプットするのは非常に難しく、何度も挫折しました。
なによりも何回もエラーが続くと解決策がわからずモチベーションが続きません。
一方で、プログラミングスクールであればこのように悩むことがないのが強みです。
- メンター(講師)がいるのでモチベーションが保ちやすい
- 学習形式を「通学」または「オンライン」で選べる
- 教室型のスクールには自習室があるのでモチベーション維持にも◎
- 自分のレベル・目的に合わせたコースが学べる
- マンツーマンレッスンで納得いくまで質問できる
- 質の高いカリキュラムがあるので間違った方向で学ぶことがない
- 仕事の隙間時間でも効率よく学べる
スクールは全くの初心者、またはエンジニア転職を目指している人に適しています。
とはいえ、プログラミング経験ゼロの初心者であれば、まずは一度市販の参考書などで独学を試すのも手。
独学で実際に稼げるまでのレベルに達するのがいかに難しいか実感できるでしょう。
はじめからスクールやメンター(講師)に投資する方が、短期間でスキルが身につき稼げるようになるのは実体験からも間違いありません。
もし今モチベーションが続かず挫折しそう、と行き詰っている場合は一度説明会でプロの話を聞いてみるのも手段の一つですよ!
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まとめ
今回は、私の体験談の元、プログラミングのモチベーション低下の原因について解説しました。
最も伝えたいことは、やる気がなくなることは誰にでもあるということ。
決して特別なことではありません。
したがって原因をしっかり理解していれば自ずと対策できるようになります。
これまで対策方法をまとめると以下の通り。
- 単純作業ではなく思考しながら作業するのが大切
- 学習レベルが合ってるか確認する
- プログラミングで何をしたいのか目的を明確にする
- 横の繋がりを作る
- 成功体験を何度も積む
- 逃げられない状況をあえて作る
また繰り返しにはなりますが、プログラミングスクールを活用することは非常に最適です。
プロのメンター(講師)がいるのでモチベーションアップだけでなく、効率良く短期間で学べます。
一週間の無料体験やオンライン説明会なども実施しているので、この機会にチェックしておきましょう!
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