プログラミングの挫折率が9割でも気にしなくていい理由と対策方法

プログラミングを挫折しそうになっていませんか。
プログラミングの挫折者の割合は、9割を超えるとも言われています。

つまり10人プログラミングをすれば9人は挫折。
100人プログラミングをすれば90人は挫折。
1000人であれば900人もの数になります。

つまりプログラミングに挫折するのは、特別珍しいわけではないということです。

私は現在フリーランスエンジニアとしてプログラミングをしていますが、学習当時は何度も挫折しそうになりました。

しかしなにもスキルも才能もなかった私でも、エンジニアとして生活できているわけですから、プログラミングは誰でも習得できると自信を持って言えます。

今回は、プログラミング学習に悩んでいる方に向けて、原因と対策を徹底的に解説していきます。
最後まで一読して、挫折しない対策を練っていきましょう。

プログラミングが挫折しそうでも気にしなくて良い理由

結論からいうと、学習方法さえ正しければプログラミングは誰でも習得可能です

そもそもプログラミングとは、【プログラミング言語】を使ってコンピューターに動いてもらうために指示する作業です。
つまり言語なので、英語を習得するのと似ています。

現役エンジニア高橋現役エンジニア高橋

もっと具体的に言えば、英語を習得して(プログラミング言語を習得して)翻訳作業を行うってイメージって感じかな。

英語がプログラミング言語に変わっただけで、やることは至ってシンプルです。

そのため「挫折しそう…」という場合でも、単に勉強方法が間違っているだけなので気にする必要はありません。
正しい勉強法を知れば、ぐんと伸びる伸びますよ。

ここまで言い切ると、「いやいやそんな簡単なわけない」と思う方もいるかもしれません。

しかし実際に日本のIT技術者は2021年時点で、およそ122万人で世界第4位となっています。


引用 : マイナビ | 世界のIT技術者の割合

つまりこれだけ多くのプログラマー・エンジニアが、日本のIT企業で働いているということになります。
本当にプログラミングが難しければ、これほど多くはなく需要もないはずです。

またプログラマーやエンジニアになるために求められるプログラミングレベルが、そこまで高くないのも要因です。
実際にたった1ヶ月の学習で、エンジニア就職を実現させているプログラミングスクールがあったりします。

なぜこれだけ短期間で稼げるレベルまでいけるかというと、徹底的にこだわったカリキュラムで正しい学習方法をプロが指導
するためです。

そのため独学で陥りやすい基本的なところで、難しいと悩むこともありません。
もし今プログラミングで挫折しそうと悩んでいる方は、プロに正しい学習方法を教えてもらうのも一つの手段でしょう。

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プログラミングを挫折しそうになる4つの原因

ここからはなぜプログラミングが挫折しやすいのか原因を見ていきます。
原因を知ることで、自ずと対策がわかってくるでしょう。

主に以下の4つの原因があげられます。

4つの原因
  1. 難しい言語から取り組んでしまっている
  2. エラーが解決できなくてつまずく
  3. 英語に慣れていない
  4. 「女性だから」「文系だから」という先入観がある

1.難しい言語から取り組んでしまっている

まず第一に難しい言語から取り組んでしまっている可能性が高いです。
難しい言語は環境構築で挫折しやすく、バグが起きた時に対応しにくいデメリットがあります。

そのためまずは、難易度の低い言語から取り組みましょう。

以下では、各言語の難易度を一覧にしてみました。

言語 難易度 将来性
Ruby ★☆☆☆☆
PHP ★☆☆☆☆
Python ★★☆☆☆
JavaScript ★★☆☆☆
Swift ★★★☆☆
JAVA ★★★★☆
C#・C++ ★★★★☆

おすすめは【Ruby】と【PHP】です。

この2つは取り組みやすいだけでなく、企業からの需要も高く将来性が高いです。
また需要が高いということは、稼ぎやすさにも繋がります。

プログラミング言語について、特徴など詳しく理解したい方は、以下の記事を併せて読むのがおすすめです。

2.エラーが解決できなくてつまずく

プログラミングにつまずく大半の原因は、エラーが解決できないことだと思います。

プログラムが動かずエラーが出るのは、プログラミングをしていれば必ず起こります。
初心者であればなおさらその回数は多いでしょう。

私も学習を始めたばかりは、何度もエラーを繰り返し、挫折する直前までいきました。
3~4時間悩むのは当たり前で、時には1日以上かかることもありましたよ。

結局見直すと、【文末にセミコロンがついていなかった】という単純な打ちミスだったりするのです。

そのため「エラーが出るのは当たり前」という意識でやるのは意外と大事です。
エラーと向き合いながら、いい意味で割り切って学習することが求められるでしょう。

もし上達しないと悩んでいる場合は、下記記事を参考にしてみてください。


3.英語に慣れていない

コードで使われる英語に抵抗感があって、慣れないと感じる方も少なくないはずです。

プログラミングは英語を使って書くので、確かに英語を知っている方が有利といえます。

しかし英語といっても、日常生活で使うような英語ではなく、プログラミング独自で使う英語です。
そのため難易度は低く、少しずつ覚えていけば徐々に慣れていきます。

現役エンジニア高橋現役エンジニア高橋

何度も繰り返し使うワードが多いから慣れると早いゾ!

エンジニアの中にも英語が話せない人はいますし、最初は分からなくても大きな問題ではありません。

まずはコードを書く作業を何度も繰り返し、英語に慣れることから始めましょう

4.【女性だから】【文系だから】という先入観がある

「女性だから」「文系だから」という先入観から、難しいと感じていませんか。
しかし上記のような考えは、明らかに間違いです。

女性だから・文系だからプログラミングに向かないという科学的根拠は一切ありません

実際に私の周りにも、女性で現役エンジニアとして活躍している人もいますし、実際に私も文系ですがエンジニア就職しています。

大手人材サービス会社typeでは、実際にエンジニアとして働く79名の女性に対しアンケート調査が行われました。(調査機関:2021年11月18日~12月15日)

「女性エンジニアがキャリアを歩むメリットは?」というアンケートとった結果、【スキル次第で性別関係なく活躍できる】が2番目に回答が多かったようです。

引用 : 女の転職type | 女性エンジニアの光と課題

女性だからという理由でプログラミング学習を諦める必要はなく、スキルをしっかり身に付ければ、男女の差はないということです。

また経済産業省の調査によると、2030年までにプログラマーやエンジニアの人材は、約79万人不足する試算が出ています。
引用 : 経済産業省 | IT人材需給に関する調査(P46)

そのため男女・文理関係なく需要は増していくでしょう

関連記事を見たい方は、以下の【文系でもプログラミング習得可能?】をクリック

プログラミングを挫折しないためには?ベストな3つの学習方法

プログラミングを挫折する原因について解説しましたが、ここからは挫折しない対策方法を紹介します。

プログラミング学習のやり方として以下の3つをおすすめします。

1.環境構築が不要な言語から学ぶ

プログラミングを始めたばかりの時期は、環境構築で挫折する人が非常に多いです。
そのためまずは、環境構築の必要ないプログラミング言語から学習するといいでしょう。

HTML / CSSは、環境構築が必要ないうえに基本言語なので押さえておきましょう。
関連記事:HTMLとは?プログラミング学習の第一歩はコレ【完全初心者向け】

そしてもし学習を本格的に始めるなら、以下の5つをまずは習得すると良いです。

おすすめのプログラミング言語5選
  • HTML
    → Webページを作成する際にテキストやリンクを記述する最も基本的な言語
  • CSS
    → HTMLのスタイルやデザインを指定する言語
  • JavaScript
    → Webページに動きをつけることができる言語
  • PHP
    → 動的な動きを記述できるWebサーバー上の言語
  • WordPress
    → ブログやサイトの制作ができるCMS(ソフト)

上記5つをスキルを習得すれば、Webサイトが制作できるようになりますよ。
このスキルがあればプログラミングで稼ぐことができますし、これだけでも月30~40万は余裕でいけます。

副業について気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。


2.プログラミングの勉強会に参加してみる

住んでいる地域のIT勉強会やセミナーに参加してみるのも手です。
プログラマーやエンジニアが集まって定期的に開催されています。

ただし一から教えてもらうというよりは、主に一緒に勉強する環境なので、完全初心者向けではないかもしれません。

自習したい、自分のペースで作業したい人におすすめです。

ちなみに私はよく【connpass】というサイトから、開催されている勉強会を探して参加しています。

仲間を作ることでモチベーションアップになりますし、気軽に質問できる会もあるので視野に入れておくといいでしょう。

3.現役プロから直接学ぶ

プログラミングは独学で学習するには限界があります。
そのためしっかりスキルをつけるなら、プログラミングスクールを使って現役プロのエンジニア講師から学ぶことをおすすめします。

関連記事:騙されるな!プログラミングスクールの正しい選び方を現役エンジニアが解説【完全初心者向け】

独学はプログラミングの雰囲気を掴むのにはいいですが、実務や稼ぐレベルスキルをつけるにはハードルが高いです。

たとえば参考書に沿って勉強しても、参考書に書かれている写経(コードの真似)作業が大半を占めるでしょう。
写経は思考することがないため、独自でプログラミングする力が備わりません。

なによりも独学は、モチベーションが維持しにくく挫折しやすいデメリットがあります。

現役エンジニア高橋現役エンジニア高橋

独学の挫折率は9割とも言われているゾ。

プログラミングスクールを利用すれば、プロの現役エンジニアが指導してくれるのです。
そのため無駄なく短期間で学習できます。

特にプログラミングスクールには、以下2つの強みがあります。

プログラミングスクールで学ぶ強み
  • 何が原因でつまずいているかが明確に分かる
  • 今後どうすればいいか対策が分かる

現役のエンジニアに質問できるサポートが受けられるのは、独学では得られないメリットでしょう。

そして数十年前と今では、プログラミングの学習方法はまったく異なり変化しています。
現にプログラミングスクールは30社以上あり、いまはそれだけ需要があるということです。

「プログラミングが難しい」「何が分からないのかさえ分からない」という状態に陥っている場合は、一度プロに委ねてみましょう。
当サイトでは、プログラミングスクール5社を比較した記事や、スキル習得とエンジニア転職を実現できるTECH CAMPについて詳しく解説した記事があります。

まとめ

【プログラミング = 挫折しそう】というイメージが先行していますが、実はやっていることは至ってシンプルで、誰でもできることだったりします。

本当に難しいことをしているのは、日本でもごく一部のプロだけで、ほとんどの人には関係ありません。

現役エンジニア高橋現役エンジニア高橋

競技プログラミングとかコンテストとかに参加しない限り気にする必要ないゾ!

少なくともプログラミングで稼ぐというレベルは、誰でも習得可能です。
実際に私ができたのですから、これに関しては自信を持っていえます。

とはいえプログラミングの独学が初心者にはやや難易度が高いのは事実です。
挫折しやすいと言われるのは、勉強方法に原因があります。

したがって「挫折せずにスキルを磨きたい「プログラミングで稼ぎたい」という方は、プログラミングスクールを利用することで効率よくプログラミング技術を習得できます。

当サイトで紹介しているプログラミングスクールでは、個別の無料体験やオンライン無料相談ができます。
一度参加してみて、プロの目線で挫折しない対策など聞いて利用するといいでしょう。

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