「急ぎの融資が必要になったのに銀行融資の審査に落ちてしまった…」
「いますぐ資金が必要だから審査に通りやすい融資先を探している…」
上記のような状況下の法人経営者や個人事業主なら、「ノンバンク系のビジネスローンは審査が甘い」という噂を思い出していることでしょう。
ビジネスローンは総量規制の対象にならず、無担保・無保証人で事業資金を調達できるため、多くの経営者や個人事業主に重宝されています。
しかし審査が甘いという噂は、果たして本当なのでしょうか?
この記事では、ビジネスローンの審査が甘いという噂の真相を徹底追及し、資金繰りに悩む経営者や個人事業主に真実をお届けします。
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【ライター】嶋崎 -
当サイトを運営している嶋崎と申します。
わたしは経営の経験はありませが、サイト運営に携わり約2年が経過するなかで、事業主のお金の悩みは特有であることを勉強してきました。
たとえば事業主へ実際にインタビューをしたり、実際にセミナーに参加したりするなどして、資金調達の流れやどのようなときにお金の不安を感じるのかを勉強しています。
資金繰りの悩みを解決するためのサービスをすべてを網羅するのは大変です。
一から資金繰りの悩みを調べずとも、「ビズローンで解決できた」が叶うように、全力でサポートします。
ノンバンク系ビジネスローンは審査が甘いのか
まずは結論を先にお伝えします。
ノンバンク系ビジネスローンの審査が甘いというのは、ウソではありません。
しかし審査が甘いという事実も真実ではありません。
というのも銀行融資(銀行系ビジネスローン)という比較対象があって、はじめて「審査が甘い」と言えるからです。
「どんな会社経営者や個人事業者でも借りることができる」という考えは、それこそ甘い考えであると認識してください。
どんな金融機関も審査基準は公表していない
そもそも銀行であれノンバンクの消費者金融であれ、「うちは審査が甘いです」と公表している金融機関はありません。
もし上記のような業者がいたとしても、絶対にそこから融資を受けてはいけません。
なぜなら闇金業者であることが明白だからです。
審査基準は申込条件から把握する
審査の基準は公表されていないとはいえ、ある程度は審査の申込条件や必要書類から把握できます。
銀行融資(三井住友銀行セレクトローン)とノンバンク系ビジネスローン(AGビジネスサポート)の申込条件、必要書類を比較してみましょう。
申込条件 | 必要書類 | |
---|---|---|
三井住友銀行セレクトローン |
|
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AGビジネスサポート | 法人または個人事業主
|
【法人】
※その他必要に応じた書類
【個人事業主】
※その他必要に応じた書類 |
銀行融資は審査が厳しい
基本的に債務超過や税金の滞納がある企業や事業主、過去に金融事故をおこして信用情報に傷のある申込者はブラックと呼ばれ、銀行融資を門前払いされてしまいます。
事実として三井住友銀行セレクトローンでは、申し込みの段階で債務超過ではないことを明記しています。
つまり赤字決算でないことや、税金を滞納していないことが条件となっており、もし該当するなら審査を受けられないのです。
また3期以上の業歴がなければ融資してもらえないというのも、とくに資金繰りに悩む、スタートアップ時期の企業や事業主にとって大きなハードルです。
ビジネスローンの審査のとおりやすさは金利に比例する
ノンバンク系ビジネスローンが審査に甘いかどうかがわかれば、つぎに気になるのが審査に通りやすい融資先はどこかという点です。
審査に通りやすいかどうかは、金利と比例するという事実をご存知でしょうか?
「そんなの本当?」
と思われたかもしれませんが、審査で用いられるスコアリングシステムについて知れば納得していただけるはずです。
スコアリングシステムとは
スコアリングシステムは、審査に必要な企業の情報、つまり審査項目に点数をつけて、合計の点数が合格点を上回った場合に審査通過とするシステムです
。具体的には以下のような項目に点数をつけていきます。
- 売上高経常利益率
- 純資産経常利益率
- 当座比率
- 流動比率
- 固定比率
- 固定長期適合率
- 自己資本率
- 債務償還比率
- 利息カバー率(インタレストカバレッジレシオ)
スコアリングシステムを利用することで、コンピューターに情報を入力するだけ即座に審査を行うことができ、ビジネスローンのスピード審査とスピード融資を可能としました。
合格点は上限金利で決まる
スコアリングシステムでは、合計点を算出したあと、その点数の企業が過去どれくらいの貸倒率だったのかによって審査通過の可否を決定します。
その貸倒率が上限金利よりもオーバーしている場合、スコアリングシステムによる審査に通過できません。
その理由を、具体例を用いて説明します。
【ケーススタディ】100万円を年利18.0%で100社に融資する場合
100万円を上限金利の18.0%で100社に融資する場合で考えます。
合計利息金額=18万円×100社=1800万円
ここからが本題です。
貸倒率20%の100社に融資する場合と、貸倒率15%の100社に融資する場合で比較してみましょう。
貸倒金額=100万円×20社=2000万円
合計利息金額=18万円×80社=1440万円
→560万円の損失
貸倒金額=100万円×15社=1500万円
合計利息金額=18万円×85社=1530万円
→30万円の利益
比較して分かる通り、年利18.0%で100万円を融資する場合、貸倒率20%の企業に融資をすると損失を生んでしまいます。
しかし貸倒率15%の企業なら、利息で貸倒金をカバーできます。
つまり貸倒率15%以下の企業なら、万が一貸し倒れが起きたとしても、損失を利息でカバーできるため、審査に通過できるというわけです。
許容できる貸倒率は金利に比例する
上限金利が下がっていくほど、許容できる貸倒率も下がっていくため、金利を見れば審査に通りやすいかどうかを見分けられます。
したがって、金利が高い融資先を選べば、審査通過の可能性も高いということです。
ノンバンク系ビジネスローンの審査における2つの注意点
上限金利の高い融資先として思い浮かぶのは、良くも悪くもノンバンク系ビジネスローンではないでしょうか。
ノンバンク系ビジネスローンは、比較的審査に通りやすいですが、金利の高さゆえ利用する際は少額・短期での利用を徹底するという計画性が必要です。
以下2つの事項を見出しをわけて解説していきます。
- ビジネスローンは少額利用を徹底
- ビジネスローンは短期利用を徹底
ではそれぞれ順番に紹介していきます。
ビジネスローンは少額利用を徹底
金利相場の比較(2023年時点) | ||
---|---|---|
政府系金融機関 | 銀行 | ノンバンク |
年0.30%~3.10% | 年1.74%~12.6% | 年5.7%~17.9% |
ビジネスローンの金利の相場は、年5.7%~17.9%と銀行融資の金利相場と比較してもかなり高めに設定されています。
同じ500万円を1年借り入れたとしても、総支払額には大きな差がつくことになります。
ビジネスローンはできるだけ少額で申し込み、少しでも利息負担が少なくなるような利用を徹底してください。
少額で申込んだ方が審査に通りやすいはウソ
少額で申込んだ方が審査に通りやすいという噂もあります。
審査基準が公表されていないので明言はできませんが、十中八九あてのない噂です。
スコアリングシステムで審査が行われる場合、その企業の貸倒率によって融資可能額がわかるります。
仮に希望融資額よりも融資可能額が低くなった場合でも、融資額が希望よりも少なくなるだけで審査に通過できなくなるわけではありません。
逆に融資額を増額して金利を下げられることを教えてくれる場合もあるので、希望融資額を少なくすると審査に通りやすいというのは関係性がないと思われます。
ビジネスローンは短期利用を徹底
金利が高いビジネスローンも、短期利用を徹底すれば負担が少なくて済みます。
「取引先からの入金が1週間ずれ込んだ!けど明日中に支払いをしなければいけない!」
こんなときのつなぎ資金にこそ、ビジネスローンは効果を発揮します。
短期利用で負担を軽減
100万円を年利18.0%で借り入れたとしても、1週間後に返済できるのであれば金利負担は少なくて済みます。
上記のようなケースなら、約3,500円の負担で危機的な状況を回避できました。
約3,500なら、少しずつ節約すればすぐに取り戻せるはずです。
たとえば500円玉貯金を7回すると取り戻せます。
支払いを先延ばしにして、会社としての信用を失うことと比べれば、軽い負担と言えるのではないでしょうか。
ただしビジネスローンを短期返済が絶対条件ですので、計画性をもって利用するようにしてください。
AGビジネスサポートは審査の間口が広い
金利 | 限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年3.1%~18.0% |
1万円~1,000万円 ※カードローン新規取引時は上限500万円 |
最短即日 |
融資時間 | 赤字決算 | 法人・個人事業主 |
最短即日 |
AGビジネスサポート
公式サイトはこちら
ノンバンク系ビジネスローンの代表格である、AGビジネスサポートは、赤字決算や債務超過という状況下でも申し込みを拒否していません。
実際AGビジネスサポートは、公式サイト上で「過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります」と明言しています。
赤字決算の企業でも、積極的に審査をしていこうとする姿勢をアピールしているのがわかります。
とはいえ「赤字決算でも確実に資金調達ができますよ」と約束するものではありません。
少なくとも銀行融資と比較すれば審査に通る可能性があるとは言えます。
AGビジネスサポートなら業歴1年でも申し込み可能
AGビジネスサポートは赤字決算だけでなく、業歴についても柔軟な姿勢で申し込みの間口を広げています。
そのためスタートアップ時に事業拡大を狙う企業や、事業主の強い味方になってくれます。
開業前の資金は別のローン商品となりますが、門前払いになることはありません。
その証拠に、現在まで累計15万口座以上を開設してきており、多くの経営者や事業主から頼りにされているビジネスローンです。
つづいてAGビジネスサポートの、メリット・デメリットを紹介していきます。
AGビジネスサポートを利用するメリット
AGビジネスサポートを利用するメリットは以下の4つです。
- 最短即日の審査回答・融資が可能
- 保証人・担保が不要
- 赤字でも申込可能
- 返済方式が選べる
前述のとおり赤字や創業期の方でも申し込める間口の広さが特徴的です。
くわえて最短即日の審査回答と融資が可能であるため、「明日、取引先に支払わないといけなくなった」というような緊急時に頼りになります。
ネット完結であるため、わざわざ来店する必要がないので、急いで資金調達したいというニーズを満たせるのです。
またAGビジネスサポートは、返済方式を元利均等返済か元金一括返済の2つから選択できます。
つぎの項で、詳しく紹介していきます。
AGビジネスサポートの選べる返済方式を解説
AGビジネスサポートは、返済方式を選べるという点もメリットの1つです。
具体的に以下2つの返済方式が、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
- 元利均等返済
- 元金一括返済
メリット | デメリット | |
---|---|---|
元利均等返済 |
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元金一括返済 |
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少額の借入返済のために元利均等返済を選んだり、返済計画が立てやすい元利均等返済を選べたりするのは嬉しいですね。
つづいてAGビジネスサポートを利用するデメリットを紹介していきます。
AGビジネスサポートを利用するデメリット
AGビジネスサポートを利用するデメリットは、金利が年3.1%~18.0%と高い点です。
そのため長期的に借り入れると、返済の負担が大きくなるのがデメリットとなります。
金利がどれぐらい高いのか、同じノンバンク系ビジネスローンと比較した表をご覧ください。
AGビジネスサポート | プロミス自営者カードローン | オリックスVIPカードローンBUSINESS | |
---|---|---|---|
金利 | 年3.1%~18.0% | 年6.3%~17.8% | 年6.0%~17.8% |
下限金利はAGビジネスサポートがもっとも低いですが、上限金利は唯一、年18.0%を記録しています。
AGビジネスサポートを利用するときは、少額・短期契約を心がけてください。
返済によって、資金繰りが苦しくならないように検討していきましょう。
【GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド】 も赤字・創業期の申込可能
AGビジネスサポートが、赤字や創業期でも申込可能であることがわかりました。
しかし赤字や創業期でも申し込みを歓迎しているのは、AGビジネスサポートだけではありません。
GMOあおぞらネット銀行の法人向けビジネスローンである、あんしんワイドも大々的に、赤字や創業期でも申込可能と打ち出しています。
またAGビジネスサポートと比べて、金利が低いという点が特徴的です。
ではGMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドについて詳しく解説していきます。
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド
金利 | 限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年0.9%~14.0% |
10万円~1,000万円 | 最短2営業日 |
融資時間 | 赤字決算 | 法人・個人事業主 |
最短2営業日 | 法人のみ |
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドは、GMOあおぞらネット銀行株式会社が法人向けに提供している、融資枠型のビジネスローンです。
あんしんワイドは、2022年5月16日(月)からサービスを開始し、わずか3日間で200社を超える申し込みがありました。
赤字や創業期でも申込可能ですが、法人経営者だけが申し込めるため、個人事業主は申し込みの対象外となります。
とはいえスペックの高さはAGビジネスサポートと同等なので、比較すると良さを感じてもらえるのではないかと思います。
ではつぎの章であんしんワイドが優れている点を紹介していきます。
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドの優れている点
あんしんワイドの特長は以下のとおり。
- 金利が年0.9%~14.0%と低めの設定
- 借り入れ限度額10万円~1,000万円
- 決算書や事業計画書などが不要で審査可能
- 繰り返し借りられる、返済自由な融資枠型のローン
あんしんワイドの最大の特徴は、年0.9%~14.0%の金利の低さです。
また金利が低いだけでなく、限度額は1,000万円まで希望できるため、AGビジネスサポートと同じ融資額となっています。
同じ額を借り入れるなら、金利の低いあんしんワイドに申し込むほうが、あとあとの返済で財務体力を削らずに済みます。
そしてカードローンのように、申し込んでから実際に借り入れるまで返済の必要がないため、万が一に備えて借入枠だけの設定も可能なのです。
「急なトラブルで支払いが間に合わない」
「休業中の支払いが苦しい」
上記のような状況になったときに、事前に借入枠が作られていると、すぐに借り入れて対応できますよ。
転ばぬ先の杖として、あんしんワイドを検討してみてください。
では逆に弱点と言えるところがあるのか、つぎの章で解説していきます。
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドの残念な点
GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイドの残念な点は以下の3つです。
- 融資まで最短2営業日かかってしまう
- 個人事業主は申し込めない
- GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設が必要
あんしんワイドは申し込んでから融資まで、最短でも2営業日かかってしまいます。
そのためAGビジネスサポートのように、最短即日の融資対応と比べるとスピーディーさが劣ってしまうのです。
またあんしんワイドは、GMOあおぞらネット銀行の法人口座の開設が必要です。
すでに口座開設している方は、最短2営業日で融資が可能です。
しかし口座未開設の場合、申し込んでから融資まで、2日以上時間が必要となるのが予想されます。
つまりあんしんワイドは、事前に借入枠を作っていないと、急な支払いや急ぎの資金調達には不向きと言えます。
くわえて個人事業主は申し込めないため、申込可能な人が限定されてしまいます。
個人事業主で、赤字もしくは創業期の方はAGビジネスサポートの利用をおすすめします。
審査なしで資金繰りを解決するなら支払い.comがおすすめ
支払い.comは、借り入れなしで資金繰りを解決できるため、第三の資金繰りとして認知が広がりつつあります。
具体的に説明すると、銀行振込や請求書の支払いをクレジットカード払いにできるサービスです。
なお支払い.comは、資金調達の借り入れではないため、面倒な審査や書類提出などが一切ありません。
そのため審査に通るか不安に思う必要がなく、クレジットカードさえあれば、即日支払いが可能です。
なお支払い.comは、株式会社UPSIDERと株式会社クレディセゾンが共同運営しているため、安心安全に利用できるという点が魅力の1つです。
支払い.comの特徴
支払い.comの特徴は以下のとおり。
- 手数料は一律4%で利用可能
- 書類提出や審査が不要で利用可能
- 支払いを60日先延ばしにできる
- Webで利用登録して即日利用できる
- 最短60秒のオンライン決済
支払い.comの手数料は、一律4%と定められています。
どんなに支払額が多くても手数料が一律なのは、経営者として嬉しいですよね。
しかも支払い.com自体に支払い上限額はなく、お持ちのカードを発行しているカード会社が定める上限金額まで利用可能なのです。
ただし最低1万円以上の支払いからしか利用できません。
たとえば「税金の急な支払いがあるけど、いま手元のお金を出したくない」と感じたとき頼りになります。
支払い.comを通じて利用したカードの請求は、最長60日後まで支払いを延期できるため、たっぷりと支払いの準備ができます。
「借り入れするほどの金額ではないけれど、支払金額が不足している…」という状況に使い勝手がいいですよね。
また利用登録後、すぐに支払いができるため、事前に登録だけしておいて万が一に備えておくという方法も有効です。
経営者として、最悪の事態に備えておくのは必要不可欠でしょう。
利用登録は無料でできるため、この機会に備えておきませんか。
ファクタリングなら取引先が審査対象になる
売掛金を早期現金化できるファクタリング
ファクタリングは、売掛債権を専門業者に買い取ってもらい、支払期日が来る前に現金化する資金調達方法です。
ただし期日前に現金化するので手数料がかかり、満額を手に入れられません。
しかし審査は売掛先がメインとなるため、融資とは異なる審査基準を設けているのです。
つまり自身の融資審査にマイナスに響くことがあったとしても、優良な売掛先であれば資金調達できる可能性が高くなります。
またファクタリングは融資ではなく、売掛債権の売買にあたるため、申し込みの事実が信用機関に登録されません。
ビジネスローンと同時に申し込んでも、審査ブラックとはならないので、融資の審査通過が不安なら一緒に申し込んでおくことをおすすめします。
おすすめのファクタリング会社は以下の3つです。
- ビートレーディング
- ペイトナーファクタリング
- QuQuMo(ククモ)
ビートレーディング | ペイトナーファクタリング | QuQuMo | |
---|---|---|---|
手数料 | 一律10% | 3%~10.5%※2 | 1%~ |
融資可能額 | 最大100万円※ | 上限なし | 上限なし |
対応スピード | 最短10分 | 最短5時間 | 最短2時間 |
契約方法 |
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オンライン |
提出書類 |
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|
|
営業時間 | 平日10時~19時 (土日・祝は休み) |
平日9:30~18:30 (メールは24時間受付) |
平日9:00~17:00 (メールは24時間受 |
それぞれ順番に解説していきます。
ペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)
ペイトナーファクタリングは、大々的にフリーランス・個人事業主向けと打ち出しているオンラインファクタリング業者です。
すべての手続きがオンラインで完結するため、売掛債権の現金化までのプロセスがスムーズに行われます。
また振り込みまで、最短10分というスピード対応を誇っています。
ペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)がおすすめな人
ペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)がおすすめな人は以下のとおり。
- とにかく早く現金が欲しい人
- 大口の売掛債権の買取を急がない人
- 一律の手数料で利用したい人
ペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)は、最短10分で売掛債権を現金化できます。
ほかのファクタリングサービスと比較しても、入金スピードが段違いに早いです。
そのため資金繰りに困っていて、今すぐにでも現金が欲しい人に最適です。
また買取金額や取引先の信用度に関わらず、一律10%の手数料設定であるため、見積もり以上に手数料が発生してしまう心配はありません。
ただしペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)は、調達可能額の上限が100万円までで、初回の利用にいたっては25万円が上限となります。
そのため大口の売掛債権の買い取りを急がない人におすすめです。
おすすめはビートレーディング
ビートレーディングは、最短即日で売掛債権の現金化が可能なファクタリング業者です。
ビートレーディングは、債権をビートレーディングに譲渡することを売掛先に伝えなくても大丈夫な、2社間ファクタリングが選択可能です。
売掛金をファクタリング業者に売ったことが売掛先に知られると、以下のような疑念を抱かれかねません。
「ウチが支払できないと思っているのかな?」
「よほど資金繰りに困っているのか?」
ビートレーディングを利用すると、取引先に知られずに売掛債権を現金化できるので、取引先との信頼関係を維持したまま資金調達が可能ですよ。
ビートレーディングの特徴
ビートレーディングの特徴は以下のとおり。
- 審査は最短5時間で即日の資金調達が可能
- 個人事業主や創業期の企業も取引可能
- 提出書類は2点のみ
- 手数料の上限は12%と高め
ビートレーディングは最短5時間で審査が終了し、即日の資金調達が可能です。
とはいえあくまで最短なので、審査に時間がかかってしまう場合、現金化まで日数がかかる場合があります。
公式サイトに掲載されている、口コミの調達日数を平均したところ、平均2日で資金調達が可能なようです。
取り引きしている企業は月間800社以上であるため、実績があり安心感をもって資金調達ができますよ。
なお取引企業は限定しておらず、個人事業主から創業期の企業も利用可能です。
提出書類は2点必要と記載しましたが、オンライン契約であれば原則必要な書類はありません。
スピード感をもって資金調達したい方にとっておすすめの方法です。
QuQuMo(ククモ)
QuQuMoはオンライン完結で、入金まで2時間というスピード対応が魅力的なファクタリング業者です。
なお手数料の下限は1%からなので、大口の売掛債権を譲渡するときに支払う手数料負担を軽減できます。
必要書類は、請求書と通帳があれば簡単に申込可能で、最短2時間で資金調達ができます。
また審査〜振り込みまでにかかる時間も公開されており、現金受け取りまでのイメージがしやすいのも特徴的です。
QuQuMoが向いている人
QuQuMoが向いている人は以下のとおり。
- 最短2時間の資金調達を希望する人
- オンライン手続きを希望の人
- 手数料をなるべく安く抑えたい人
ペイトナーファクタリングの資金調達スピードは最短10分でしたが、初回利用時は25万円の上限が設けられています。
そのためQuQuMoは、急ぎで大口の売掛債権をなるべく早く現金化したい方にとって、おすすめのファクタリング業者です。
なおオンライン手続きのみなので、スマホやパソコンどちらからでも手続き可能ですよ。
不動産担保があるならセゾンファンデックスの不動産担保ローン
担保にできる不動産はあるものの、債務超過や滞納があることで融資を断られてしまったという経営者や事業主におすすめなのが、セゾンファンデックス不動産担保ローンです。
セゾンファンデックスは、株式会社クレディセゾンのグループ会社で、個人向け・事業者向けの金融商品を多数扱っています。
不動産担保ローンも数ある金融商品のひとつです。
なお親族の不動産であっても担保にできます。
そのため審査のメインは担保とする不動産の評価額なので、融資の審査に落ちた方でも資金調達できる可能性があります。
急いで借りたい場合は個人向けカードローンもあり
急いで資金調達したい場合、ビジネスローンのほかにも個人向けカードローンを利用するという選択肢があります。
個人向けカードローンは、事業資金としての借り入れを禁止しているケースが多いです。
しかし、いま手元にある生活資金を事業資金に回して、生活資金としてカードローンを利用すれば借入可能です。
たとえば以下のようなシチュエーションのとき、安心です。
「ビジネスローンの審査に通ったけど、予定よりも融資に時間がかかっている」
上記のような状況でもいち早く資金調達したいなら、一時的にカードローンからお金を借りておくのも方法の1つです。
たとえば銀行カードローンなら、ビジネスローンよりも金利が低いので、以下の3つのカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。
楽天銀行スーパーローン
金利 | 限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年1.9%~14.5% | 10万円~800万円 | 最短即日 |
融資時間 | 資金用途 | 郵送物なし |
最短即日 | 生計費 |
楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行の口座がなくても申し込める、利便性のいいカードローンです。
また楽天銀行は、楽天会員ランクに応じて審査優遇があります。
審査優遇があると公表しているカードローンは、楽天銀行だけです。
※すべての楽天会員が審査優遇を受けられるわけではありません。
なお審査結果は最短即日回答なので、急いで資金調達したい場合に役立てられます。
楽天銀行スーパーローンの基準金利
楽天銀行スーパーローンの金利は以下のとおりです。
カード利用限度額 | 通常金利 |
---|---|
800万円 | 年1.9%~4.5% |
800万未満 | 年2.0%~7.8% |
600万未満 | 年2.5%~7.8% |
500万円未満 | 年2.9%~8.9% |
350万円未満 | 年2.9%~12.5% |
300万円未満 | 年3.9%~14.5% |
200万円未満 | 年6.6%~14.5% |
100万円未満 | 年14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
三菱UFJ銀行のカードローンは「バンクイック」という商品名です。
利用限度枠は800万円で、下限金利は年1.4%という金利設定になっています。
なお利用額によって金利が異なるため、以下をご覧ください。
カード利用限度額 | 基準金利(年) |
---|---|
710万円~800万円 | 年1.4%~年3.6% |
610万円~700万円 | 年3.6%~年4.1% |
510万円~600万円 | 年4.1%~年4.6% |
410万円~500万円 | 年4.6%~年6.1% |
310万円~400万円 | 年6.1%~年7.6% |
210万円~300万円 | 年7.6%~年10.6% |
110万円~200万円 | 年10.6%~年13.6% |
~100万円 | 年13.6%~年14.6% |
バンクイックは、最短即日の審査回答であるため、審査スピードが早いカードローンの1つです。
みずほ銀行
みずほ銀行のカードローンは【コンフォートプラン】と【エグゼクティブプラン】の2種類あります。
どちらのプランになるかは審査によってきますので、申込段階で選択はできません。
なおみずほ銀行のキャッシュカードを持っているか、みずほダイレクト(ネットバンキング)を利用していれば、本人確認書類の提出が不要です。
カード利用限度額 | 基準金利(年) |
---|---|
100万円未満 | 年14.0% |
200万円未満 | 年12.0% |
300万円未満 | 年9.0%(年7.0%) |
400万円未満 | 年7.0%(年6.0%) |
500万円未満 | 年6.0%(年5.5%) |
600万円未満 | 年5.0%(年5.0%) |
800万円未満 | 年4.5%(年4.5%) |
1,000万円未満 | 年4.0%(年3.5%) |
※金利( )内の金利はエグゼクティブプラン
また住宅ローンを利用している同じ支店でカードローンを申し込みすると、金利は一律0.5%引き下げとなります。
なおカードローンから一時的に借り入れたお金は、ビジネスローンの融資を受けたタイミングで返済すれば問題ありません。
返済実績もつくので銀行から「しっかり返済できる人」という印象を持ってもらえます。
借り入れはせずに、念のためローンカードを所持しておくと、万が一のときスムーズに自己資金を会社に移動できますよ。
まとめ
ノンバンク系ビジネスローンの審査が甘いという噂は、ウソではありませんが真実でもありません。
銀行融資(銀行系ビジネスローン)と比較して審査の間口が広く、審査に通過しやすいというのが噂の真相と言えそうです。
ビジネスローンの最大手、AGビジネスサポートなら赤字決算の企業や業歴の浅い事業主の申し込みにも対応することを明言しています。
そのため審査に通りやすいビジネスローンの第一候補としておすすめです。
ただしビジネスローンは少額・短期の利用を徹底しなければ、せっかく融資が受けられても、悩みの種を増やしてしまうことになります。
その点を理解した上で、資金繰りの悩みを解決するために申し込みをするようにしてください。